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――近年の“NEO”東京新聞杯は、そっちがデフォルトということで。
目次
- 東京新聞杯 2022 レース概要
- 東京新聞杯 2022 枠順
- 東京新聞杯 2022 ラップ適性・追い切り
- 東京新聞杯 2022 過去レース傾向
- 東京新聞杯 2022 レース傾向分析&考察
- 東京新聞杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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東京新聞杯 2022 レース概要
東京新聞杯 G3
2022年2月6日 1回東京4日目
発走時間:15:45
東京競馬場 芝1600m
サラ系4歳以上 オープン
2021年優勝馬:カラテ 牡5 1:32.4 菅原明良
東京新聞杯 2022 枠順
東京新聞杯 2022 ラップ適性・追い切り
瞬発戦 ※ 8割発生の特化条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義
ヴェロックス、アオイクレアトール、ホウオウアマゾン、マルターズディオサあたりがコースラップ適性に見合う実績。
追い切りからは、最終的にイルーシヴパンサー、カラテ、カテドラルのスリートップ評価に。(2/6 10:25追記)
東京新聞杯 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※前走出走頭数に顕著な傾向があり、15頭立て以上の多頭数レースを使ってきた馬が圧倒
該当馬➡➡➡ケイデンスコール、ホウオウアマゾン(ここまで18頭)、アオイクレアトール(17頭)、カテドラル、カラテ、カレンシュトラウス、ディアンドル、トーラスジェミニ、ドナアトラエンテ、ファインルージュ、マルターズディオサ、ヴェロックス(ここまで16頭)
といった感じ。
東京新聞杯 2022 レース傾向分析&考察
やっかいなことになっている。
のっけから何⁉ という感じだが、昨年で3年連続平坦戦決着になっている部分。
去年も書いたように『基本的には「スローでぬるい」というのがこの東京新聞杯の代名詞』だったはずなのだが。
ここ3年は、全て前半3F34秒台での入り、逃げ馬着順が最下位→最下位→14着となっているので、当然といえば当然だが、傾向論的には3年も連続で続けば一旦白紙撤回が必要だろう。
というわけで、前走頭数を主軸に、比較的傾向の変わらない外枠不利、叩き4戦目以降好調、当日馬体重変動の小さい馬のほうが圧倒的有利といった部分に傾向面では注目しておきたい。
「前走14頭立て以下」は、近年では19年インディチャンプ、20年シャドウディーヴァ、21年カテドラルと好走例を積み増してきているが、それでも近13年(1-3-0-38)と好走率ひと桁台。複勝ベースでみると基本的に増えれば増えるほどパフォーマンスが優秀(18頭>17頭>16頭)という状況になっている。
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東京新聞杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
まず、ぱっと見、トーラスジェミニ、ホウオウアマゾン、ディアンドルくらいと、前年同様にあまり先行勢は多くなく、戦前にはハイペースは描きづらい印象。
ただ、昨年もそうであったように、イン前圧倒的有利だと騎手心理も相まってこのメンバーでも3列目、4列目からのプレッシャーも押し寄せて流れるか。
ただでさえ、その繰り返しできている昨今の東京新聞杯だけに、基本線は持久質戦でいく。
差しがバンバン決まるような状況に変化しているようなら、一転スローからの「以前のような東京新聞杯」も一考したいところ。
ホウオウアマゾン / ファインルージュ / イルーシヴパンサー / ディアンドル / トーラスジェミニ / アオイクレアトール
ホウオウアマゾンは、前走はこの馬なりという、馬自身の評価を高めるほどの水準ではなかったと思っているが、その「この馬なり」がここでは十分最上位に値。
あとは、3走前も含めて阪神1400mの持久質展開で好戦を演じるようになってきているので、(瞬発戦型実績のここまでとはいえ)むしろ瞬発力を求められるマイル戦になった場合にどうかというところ。
おそらく、この馬の上り3位以内というのは無いだろうから、瞬発力を求められる戦い=後傾度が高まってレース上りが高速化する、の循環は、ホウオウアマゾンにとっては“悪”なほうのそれ。
その場合は、先週のジャックドールであり、カーディナルでありの形しか無いか。
秋華賞以来のファインルージュは、右回りの急坂条件以外で今どのくらいのパフォーマンスが出せるかに注目の一戦。
デビューからの2戦は、今からすれば馬にとって距離不足の条件ではあったものの、左回りコースで取り立てて重賞級を予感させるようなものではなかった。
この馬も、完勝だった2走前やG1での2着、3着当時が、締まった平坦戦だけに、流れという意味で戸惑うとすれば、瞬発戦になった時と見ておきたい。
イルーシヴパンサーは、3連勝をやってのけた前走もさることながら、3歳時の1勝クラスでの1分32秒0Vの時点から既に重賞級といえる時計をマークしていただけに、初重賞といえど力上位判定でいいだろう。
あとは、その3走前(1勝クラス)がハイペースの平坦戦決着でのものだっただけに、G3決着水準なら緩まないほうが良いだろう。
と、どう見ても、ポテンシャル最上位級の3頭が揃って(推定も含むが)平坦戦を好むタイプという状況。
ついでに言うと、カラテ、カテドラル、ケイデンスコール、マルターズディオサといったところまで含めても瞬発型は不在。
このあたりが、今年大きな番狂わせを描きづらいひとつの理由。
一応、今のところは◎ホウオウアマゾン、◯イルーシヴパンサーで、差が無い構成で絞りづらいからこそ絞っての戦いを思案中。
穴では、枠順も含めこういう戦況(広げていけばキリがないが、その候補は大抵末脚依存型)なので今のところ「前」ということで、ディアンドル、トーラスジェミニを。
ともに、昨春の府中マイルG1での高パフォーマンスから1年と経っておらず、出し切ってきた際には怖さ十分。
ディアンドルは、激戦の疲れ→休み明け→初ブリンカー裏目、と近3走は言い訳の効く敗戦。
トーラスジェミニは、初Bで武史Jかよ、と“鬼に金棒”があっても全然不思議ない(。。。節分の時期だけに、なんつって)。
冗談抜きで、昨年の安田記念では衰えどころか強くなっているとすら感じさせていたわけで。
いずれも、上りの遅さを誤魔化すべく玉砕覚悟で行かなければならないだろうが、その点2頭ともに鞍上が実現してくる可能性はある。
そして、その逆の4年ぶりのスローの東京新聞杯パターン用として、アオイクレアトールを警戒としておく。
状態良く、本当はトラインを狙おうと思っていたキャピタルS組もそこまで低レベルではない。
最後に、もともとはタイムトゥヘヴン(の隠れG2級×平坦戦型のポテンシャル開花)こそ最大の狙いとなる予定だった一戦だけに、繰り上がり順位からも「シュリよ、どうせならもう少し早く。。。」と思わざるを得ない、それが最大のトピックスであることを付け添えておきたい (-_-;)チーン。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
土曜時点で、1000mあたり通年平均比-0.5秒強といった中速馬場。差しも効くが、それらはほとんどが人気の末脚上位馬。この時期によくあるディープ&ノーザンF優勢馬場と見たほうがよく、人気馬が唯一外を伸びてきてかっさらい、ほかは良好な内を通って・・・・・・という情勢だろう。
他が吸ってくれているようでそこまで人気を集めてはいない現状だが、この馬場なら人気で唯一外から差してきてまとめて面倒を見るのは、◎イルーシヴパンサーで良さそう。
当初◯の上記馬が、仮にもっと人気していても◎になる見通しの馬場では、一方の当初◎ホウオウアマゾンを相手1頭にするというのは少しナンセンスか。
そこで、◎の単複を厚めに、連ではなくワイドの相手としての◯ディアンドル、▲トーラスジェミニに少々期待、という作戦に切り替えたい。
◯▲ともに、所謂決め手は恐ろしく乏しいが、かたやB外し、かたや初装着の内枠の同型。相乗効果(というか飛ばし合い効果)での「どちらか生き残り」なら、複穴としての期待値は結構あると思うが。(2/6 13:50追記)
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