競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【関屋記念 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / G2級たちの復帰戦をかっさらう

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――かといってそのG2クラス勢との力差もそんなに大きくないところを狙うべし、というのがメンバーを見ての第一印象だった一戦。

目次

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関屋記念 2022 レース概要

 

 

関屋記念 G3

2022年8月14日 3回新潟2日目

発走時間:15:45(予定)

新潟競馬場 芝1600m

サラ系3歳以上 オープン

2021年優勝馬:ロータスランド 牝4 1:32.7 田辺裕信

 

 

関屋記念 2022 枠順

 

 

1 1 イルーシヴパンサー 牡4 岩田望
2 2 エアファンディタ 牡5 田辺
3 3 ゴールデンシロップ 牡4 デムーロ
3 4 ザダル 牡6 戸崎圭
4 5 リアアメリア 牝5 菅原明
4 6 シュリ 牡6 津村
5 7 スカイグルーヴ 牝5 ルメール
5 8 ダノンザキッド 牡4 川田
6 9 エンデュミオン 牡5 秋山真
6 10 ワールドバローズ 牡4 和田竜
7 11 ディヴィーナ 牝4 武豊
7 12 ウインカーネリアン 牡5 三浦
8 13 レッドライデン 牡5 吉田豊
8 14 ピースワンパラディ 牡6 柴田善

 

 

関屋記念 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

瞬発戦 ※ 特化型コースで、9割ほどは0.5秒以上急加速を刻む。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.6-11.9)が定義

完全な瞬発型実績タイプは、リアアメリアゴールデンシロップくらい。

 

追い切りからの最終ピックアップは、ほぼ調教編と変わらずの上位だが、中でもシュリリアアメリアの2頭を高く評価。(8/13 6:10追記)

 

 

関屋記念 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

夏場適性(ここでは、7~9月期実績などから読み取れるものとする)が重要

該当馬➡➡➡イルーシヴパンサー、エアファンディタ、ゴールデンシロップ、シュリ、ディヴィーナ、ワールドバローズあたりを該当馬判定

 

新潟マイルへのラップ適性も重要

該当馬➡➡➡ダノンザキッド、エアファンディタ、レッドライデン、ワールドバローズ

 

1〜2番枠の不振が顕著

該当馬➡➡➡イルーシヴパンサー、エアファンディタ

 

といった感じ。

 

 

 

関屋記念 2022 レース傾向分析&考察

 

 

まず、なんといっても、夏場への適性とラップへの適性がもっとも重要という印象のレース。

後者は、新潟マイル特有のラスト2F目最速になってラスト1Fが掛かる上がり3FV字型のラップ(例11.4-10.8-11.9のような)のこと。

18年などは高速馬場にハイペースも相まって、19年は(予想自体もそれにかなりアジャストしたものとなったが)◎トロワゼトワルの存在によって、昨年はド瞬発馬タイプがもともと少なく1400m質のラップを刻んだことによって、3年連続で“特有”のそれとはズレたレースが続いているが。

 

あとは、極端な内枠は不振傾向で、関屋記念のみならず、この時期の新潟マイル自体が年間トータル成績と比較しても落ち込んでいて、ハッキリとマイナスと捉えておきたいレース。  

 

また、「“夏は牝馬”・・・だから“穴も牝馬”狙い」も実は正しくないレースといえる(近10年で牡馬複回値<牝馬複回値の状況となっていて、牡馬か牝馬かと言われれば牝馬なのでその点においては「正しい」のだが、そもそも牡牝問わず大穴狙いが回収率悪化を招く傾向のあるレースで......。過去10年で単勝23.6倍のヤングマンパワーが最低人気好走である点は気に留めておいてもいいかもしれない)。

 

 

 

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関屋記念 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

先週日曜を見るに、新潟芝は土日終日良馬場施行にもかかわらず2週目にして随分と時計鈍化のイメージ。

初週のレコード続出馬場の面影は無く、少なくとも無条件で「時計」と「イン前」に着眼するのはリスクありという状況に映った(もっとも、土曜に散水あり、そのせいかそれまで雨量記録なしにもかかわらず日曜早朝時点の含水率が土曜より上昇、そしてその後午前に少雨となった影響が出ていた可能性のある日曜ではあるが)。

そこに、週頭には予想されていなかった台風発生の影響により、週末は降雨も見込まれそう。

 

 

エアファンディタ / ザダル / ディヴィーナ / ワールドバローズ

まず、初週の馬場のままだったら、狙おうと考えていたのが、エアファンディタとザダル。

エアファンディタは位置取り不安はあるが、極度の瞬発戦、しかも上り32秒台前半とかを要求される戦いで、使われている利点や夏場実績を味方に突っ込んでくる要員として着目。

今年、このタイプは案外少なく(そもそも瞬発型が少ない)十分チャンスありと見ていたが。

 

そして、ザダルも硬い馬場ならという条件付きのタイプで、そこさえ叶えば、相手関係的にG3では58キロでも勝ち切れていいところにいる。

少し荒れ始めるのが早い様子なのがどうかというところ。もちろん雨も懸念材料。

 

 

適性的なところでワールドバローズと少々迷い中だが、若干脚力上、かつ夏は牝馬ということで、上記2頭が少しミスマッチ(とにかくカチカチ高速馬場でこそなのがエアファンディタとザダル)な状況でと考えたのがディヴィーナ

小柄な牝馬で立ち上げは早いだろうし、この馬に関しては3ヶ月くらいは休み明けと扱わないで考えている。

少し前の隊列は読みにくいメンバーだが、枠の並び次第ではこの馬も中団前に加わっているとみている。

戦歴はやや平坦戦寄りだが、4走前内容と左回りはG1除きパーフェクトという戦歴から、1分32秒台の壁突破戦などでなければこの舞台でも大きく狙えていい。

 

 

ワールドバローズは、ディヴィーナに対して、時計勝負になれば逆転必至という感じ。

(逆転配合ではあるが)よくある高速決着のこのレースでの、ディープ×StormCatの字面のいかにもなタイプが走ってくる状況で浮上してくるイメージ。

4走前にエアファンディタとセット好走(レースは定義上の平坦戦ではあったが)しているあたりからも、瞬発戦の高速決着で良さを発揮できそう。

 

 

イルーシヴパンサー 他

イルーシヴパンサーにとって、(気性的に)このくらいは休み明けとは言えない。

だからこその、安田記念での東京新聞杯からの直行での1番人気であり、キャリア10戦にして5勝というここまででありというところ。

地力は最上位だし、ちょっとやそっとの展開不利は跳ねのけられていい。

今回はラップ適性だけ課題で、瞬発タイプでない府中型(だからこそ安田記念が合う)の部分で、このコースなり、いやそれ以上の超瞬発戦になった時にどうか。

先行タイプがこぞって外枠を引く、直線追い風で前傾ラップ頻出状況などがあれば、この馬本命で行くかもだが。

 

 

ウインカーネリアンは、本来ならここと勝負にいきたくなるメンバー構成なのだが、戦歴はあくまで平坦戦型のタイプで。単勝判定要注意のキャラだと思っている。

 

 

スカイグルーヴは、(現代競馬では)大して人気もしないとは思うが、3走前(平坦戦の1400m)から覚醒を示しているこの馬は、脚力最上位の一角でもこの条件では買わない。

 

 

ダノンザキッドは、上りスピード勝負だと苦しい。

今回のこの馬の扱いは、前半のペース想定だけで決まると思っていて、今のところシュリ、レッドライデン、ウインカーネリアンあたりの先行ペースではなかなか厳しいとみている。

その点、正直逃げの手もありだと思う今回だが。

 

 

ピースワンパラディも脚力上位だが、予定されていたダービー卿CTを使えず、ブッツケでの約7ヶ月ぶりここ復帰というのはいかにも厳しいだろう。

この馬の得意とする重~不良にまでなれば、決着レベルという意味でも一考の余地はあるだろうが。

 

 

さすがに、今の時点(水曜夜執筆)では印も決められない情勢で、続きはまた当日に!

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

10R→11Rとそれまでの良から短時間で重まで2ランク悪化したように、日曜の馬場(時計)は直前に見極めないとというところ。土曜は参考外だろうし、今日も午後は雨の予報も。その雨が無くとも、少なくとも絶好馬場ではない、そして(芝傾向が見込みでしかない)土曜競馬みたいな状況に違いない面白い条件が整ってきている。土曜を見ても、午後も案外内が粘れていたあたりもポイントに。

一応、現状では、渋ってむしろ温存ペースで回ってくる想定のもと、若干瞬発戦不安は残しつつも◎ディヴィーナを中心視の想定。(6/14 9:50追記)

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

今日はちょい早めに最終結論。

10Rを見ていないのでなんとも言えないが、こちらは古馬外回戦では3分どころから外を伸びてくる組で決まるか。

時計面でもだいぶ回復している可能性があるので、◎ワールドバローズに差し替え。◯ウインカーネリアン▲イルーシヴパンサー☆ディヴィーナを上位に。壁が作れそうで、メンコ着用で臨む△シュリも警戒。 (8/14 14:10追記)