【小倉記念 2022 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / 2000mの持久戦なら落とせない - 競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜重賞予想と追い切り注目馬＆レース回顧】

1	1	アーデントリー	牡6	中井
1	2	マリアエレーナ	牝4	松山
2	3	ムジカ	牝5	横山典
2	4	ジェラルディーナ	牝4	福永
3	5	ダブルシャープ	牡7	幸
3	6	タガノディアマンテ	牡6	北村友
4	7	ピースオブエイト	牡3	松本
4	8	プリマヴィスタ	牡5	高倉
5	9	シフルマン	牡6	西村淳
5	10	カデナ	牡8	今村
6	11	ショウナンバルディ	牡6	松若
6	12	ヒンドゥタイムズ	セ6	ホー
7	13	モズナガレボシ	牡5	荻野極
7	14	カテドラル	牡6	団野
8	15	スーパーフェザー	セ7	川須
8	16	ヒュミドール	セ6	藤岡康

小倉記念 2022 ラップ適性・追い切り

コースとしては、平坦戦 ※ 6割ほどの持久質セッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース（例:11.8-11.4-11.6-11.9）が定義

カテドラル、ダブルシャープ、アーデントリー、ピースオブエイト、ジェラルディーナあたりが上位の顔ぶれ。

追い切りからは、調教編と変わらずマリアエレーナ、ジェラルディーナの2頭を評価。（8/13 6:15追記）

小倉記念 2022 過去レース傾向

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

※6～8月複勝率50％超えの馬を狙えばいいレース

該当馬➡➡➡アーデントリー、カテドラル、ジェラルディーナ、ダブルシャープ、ピースオブエイト、ヒンドゥタイムズ、マリアエレーナ、ムジカ

※ニジンスキー系、グレイソヴリン系内包馬の好走が多く、双方を併せ持っている馬はかなり有力

該当馬➡➡➡プリマヴィスタが双方持ち

といった感じ。

小倉記念 2022 レース傾向分析&考察

ザ・真夏の重賞のイメージの通り、夏のレースで好走を重ねてきた馬がここでも幅を利かせている。

6〜8月期の複勝率50%を超えている馬は、13・14・19年の1〜3着独占など近9年中6年で3着内に2頭以上きている。

血統的にも、「小倉2000m」でいかにもといった具合に、ニジンスキー系、グレイソブリン系を持つ馬たちが多く好走している。

手元の資料では、いずれも好走数のべ23頭（近18年の好走馬54頭中）を数え、4割以上の占有率となっている。

ペースは前半から流れ、平坦戦になるのがデフォルト。

野芝オンリーの序盤から流れるレースということで、前半58〜59秒はザラなのだが、16,18～19年,そして昨年と1分を超え、前後半3F観点で後傾ラップとなった。

これは、いずれの年も10～13頭立てだったということが影響してのものとみられる。

あとは、「1〜6番枠」が中心のレースで、17年まで16年連続で6番枠より内の馬が必ず馬券に。

良馬場でも、異様な瞬発戦になった18年のように例外イヤーもあるが、20年（3番→5番→4番決着で3複2531.9倍）のような破壊力も秘めているだけに、どんな馬にも注意が必要な枠として引き続き見ていきたいところ。

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小倉記念 2022 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

ジェラルディーナ / ヒンドゥタイムズ / マリアエレーナ他

ジェラルディーナにとっては、正直強敵と言えるのがヒンドゥタイムズくらい。

その相手に大いなる難題（※後述）があるため、ここは勝って当然、というか完勝しなければならないくらい。

超ゴリゴリの逃げ切り馬場以外においては。

古馬混合G2連対級（だと思っている前走レベルなどここまで）で54キロは、あまりにも恵まれすぎだろう（でなければ、18年キンショーユキヒメの54キロ等はあまりにも酷）。

「ただ、ここはそうそう1番人気が勝ち切るレースではない小倉記念で…」という世論による単2.0倍維持（2回に1回Vは美味しい）の状況を逆手に取りにいく所存で、目一杯単勝で勝負の予定。

この馬、大阪杯を獲る可能性のある牝馬でっせというところで。

ヒンドゥタイムズは、ちょい暑くらいでもダメなことが多い馬。

その意味で、当初鞍上も未定だったようにここを真剣モードで使ってくることはないか。

そもそも去勢明けで、まずは様子見の叩き台だろう。消したい実力最上位馬。

唯一は、実力からは程遠いオッズで出てきて、かつセン馬になって体質まで若干変わっている場合。

ここにマリアエレーナまで評価してしまうと、さすがに「小倉記念は何処へ」といった感じだが、こちらも前走で混合G2級レベルを予感させているので仕方ない。

今回この馬以下とは少し差が開き過ぎているイメージなので、◎からこの馬へのワイドのみを◎単に織り交ぜて終わりにする可能性も。

ちょうど、人気から人気への馬券が妙味たっぷりだろうという、このレースならではの部分も加味して。

一方でここから下はかなり一長一短。

もし仮に共倒れまでした場合には、個人的には何でもありの大波乱決着になるとみているゾーン。

目論見通り行った場合にも、オッズによっては重要になってくる3頭目要員として、現状ではアーデントリー、モズナガレボシあたりをピックアップしておきたい。

多頭数+夏場+平坦戦+前開催最終日がベレヌス馬場（24日は芝8鞍中6鞍で逃げ馬連対）を加味して。

あとは、当然まだ見ぬ枠順にて大きく変わってくる可能性もあるため、直前に出し入れしつつで。

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

小倉はこの時期なりに速い馬場状態で、通年平均比-1.0秒/1000m前後だった土曜。内ラチの粘りも効き非常に走りやすい馬場とみられるが、前開催日の7/24がベレヌスVの馬場だったわけで当然と言えば当然。あとは、あまりロスさえ被らなければ、上りの重要性が高い馬場の印象なので、小回りで上りが使える差しタイプは捌きひとつでノーチャンスではないか。このあたり、まずは日曜7Rあたりで注目してみたい。

想定通り1本被りにはなっていない◎ジェラルディーナにはきっちり勝ち切ってもらうとして、やはり◯マリアエレーナにも期待。

あと現状では、このオッズなら▲カデナ、☆カテドラルの案外差し届いちゃったよパターンに注目しておく。まだ、連日晴天ということもあってより前固めシフトチェンジが必要ということもあり得るゾーンだが。（8/14 10:20追記）

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

やはり、全然差せる印象。

最終的には、◎ジェラルディーナ、◯カデナ、▲マリアエレーナ、☆カテドラル、△ムジカとして、前半スローでも後半長く脚を使う末脚上位決着を描く。組み合わせ次第では1、2、3人気決着も含まれてしまうが、やはり直近の小倉芝で末脚上位だった組は、今日の馬場では怖い。あと△ヒンドゥタイムズも、去勢明け初戦の夏負けタイプでもこの人気なら相手に。（8/14 13:50追記）