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――重賞で人気でこの鞍上を単で狙っている場合ではないということで。
目次
- 鳴尾記念 2023 レース概要
- 鳴尾記念 2023 枠順
- 鳴尾記念 2023 ラップ適性・追い切り
- 鳴尾記念 2023 過去レース傾向
- 鳴尾記念 2023 レース傾向分析&考察
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- 鳴尾記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネTwitter
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鳴尾記念 2023 レース概要
鳴尾記念 G3
2023年6月3日 3回阪神1日目
発走時間:15:35
阪神競馬場 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン
2022年優勝馬:ヴェルトライゼンデ 牡3 1:57.7 D.レーン
鳴尾記念 2023 枠順
鳴尾記念 2023 ラップ適性・追い切り
舞台は半数が平坦戦 ※ ラップ、残りの大半が瞬発戦という条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.3-12.0-11.6-11.9)が定義
カラテ、マイネルファンロン、ボッケリーニ、スカーフェイス、ディアマンミノル、フェーングロッテンらが適性上位。
追い切りからは、マリアエレーナをトップに、ソーヴァリアント、ボッケリーニを次点という最終評価で。(6/3 10:50追記)
鳴尾記念 2023 過去レース傾向
3年ぶりに阪神開催で行われる。20年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、
※毎年のように前走8着以下から好走馬が出ているレース
該当馬➡➡➡インプレス、グラティアス、サトノルークス、スカーフェイス、ソーヴァリアント、ディアマンミノル、ヒンドゥタイムズ、マイネルファンロン、ワンダフルタウン
※関連して、前走直線平坦コースからの臨戦での激変期待値の高いレース
該当馬➡➡➡アドマイヤハダル、カラテ、グラティアス、モズベッロ
といった感じ。
鳴尾記念 2023 レース傾向分析&考察
開幕初日の馬場で行われ好時計決着もみられる鳴尾記念。
ただし、19~20年のように馬場作り(エアレーション等)に泣かされることもあって、当日馬場を見るまでは高速決着向き優勢かどうかは決めづらい一戦。
基本的に、好走パターンは前走G1/G2組か中2~3週組に絞られるレース。
前走G1組は5番人気以内でこそ、G2組は逆で6番人気以下のほうが期待値的に上(率は5番人気以内、以下ともにほぼ変わらずも、人気だと人気順かそれ以下に甘んじていて回収値が上がってこない)といった傾向がある。
前走大敗からの巻き返しも多くみられ、現在の条件で行われるようになった近9回中8回で前走8着以下からの好走が起こっている。
唯一、同8着以下勢の好走が無かった17年も前走6着ステイインシアトルが勝利している。
オッズ的には、ほとんどが単勝30倍あたりまでの中穴ゾーンまでの2頭もしくは、1頭と上位人気との組み合わせという決着が多い。
また、先の「前走大敗組」の活躍も顕著だが、そうした馬たちもほとんどが「前走よりも人気」で走ってくる印象のレース。
注目すべきは、大半が「前走京都、小倉、新潟、福島のいずれか」に該当していて、要は直線平坦コース大敗→直線急坂コース好走となっている点(例外は、前走G1大阪杯組の19年ステイフーリッシュ、20年レッドジェニアルなど4頭)。
しかも、これらは大半が「阪神2000m~2200m好走歴有」という点も満たしていて、前走平坦コースで大敗していて、分かりやすく条件好転(この阪神芝2000m替わりが好走歴もあって合いそう)で、そこそこの人気に支持されている馬を、過剰人気と嫌わずに信頼するほうが得策なG3という印象。
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鳴尾記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◯ソーヴァリアント / ▲フェーングロッテン / アドマイヤハダル / ボッケリーニ / ワンダフルタウン 他
こちらは、蓋を開けてみないと何ともいえないが、金曜の降雨と近年のこの開催の立ち上げ傾向から、どちらかというと開幕初日とは思えない「差しも効く標準的な時計」の馬場状態を想定しておく。
◯ソーヴァリアントが強いのは分かりきっているので、▲フェーングロッテンが展開楽過ぎるのは分かっているので、おそらくこの2頭のワイドが最も現実的な線なのだろうが……。
◎カラテで、単に関しては見合うオッズを取りにいきたい。▲を後ろから差し切るイメージで。
もうG2を普通に獲れていいところまできている今なら、敵は◯だけという競馬をして尚且つ封じてしまってもいい。
万一、フツーにイン前の高速馬場で幕開けしてくるようなら、その時はアドマイヤハダルに差し替えで。
ほか、ボッケリーニも、以前から「2400m〜の馬ではない」と思って見てきた馬なのでここは買う。
おそらく、「目黒記念(をハンデを理由に)回避」がまだ記憶に新しいため、脚力上位でもマークは薄れているはずとみて。
そして、上位6〜7頭から下は大きく離れるオッズになるとみているが、その「下」のグループからワンダフルタウンを。
2走前に「もう一戦瞬発戦で狙ってみたい」とした馬で、G1の前走は度外視してここは警戒しておきたいシーン。
金鯱賞では不利にも苛まれていたし、阪神2000mは重賞V実績の舞台で。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
『開幕初日とは思えない「差しも効く標準的な時計」の馬場状態を想定』だったが、今年はそうでもなさそう。稍重の時点で野芝期を除く通年平均からちょい速めで、金曜114ミリの大雨明けの状況を踏まえればベースは超速仕様と言ってもいい様相。バイアス的にもイン前だろうし、その良馬場回復スピードに全てが表れている感じとみて良い。
これならこの鞍上でも◎アドマイヤハダル勝負で良さそう。日曜重賞以外、このオッズということで、非積極策競馬には目をつぶる。前優勢の時計勝負馬場なら全開発揮に期待できる。
ほか上位は、10Rを見ていない段階なので希望的観測だが、さらに高速化しているとみて▲ソーヴァリアントを一枚下げ、◯フェーングロッテンを上げる。(6/3 14:40追記)
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