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――そろそろ荒れてきていい馬場が大きな理由。
目次
- 宝塚記念 2023 レース概要
- 宝塚記念 2023 枠順
- 宝塚記念 2023 ラップ適性・追い切り
- 宝塚記念 2023 過去レース傾向
- 宝塚記念 2023 レース傾向分析&考察
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- 宝塚記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネTwitter
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宝塚記念 2023 レース概要
宝塚記念 G1
2023年6月25日 3回阪神8日目
発走時間:15:40
阪神競馬場 芝2200m
サラ系3歳以上 オープン
2022年優勝馬:タイトルホルダー 牡4 2:09.7 横山和生
宝塚記念 2023 枠順
宝塚記念 2023 ラップ適性・追い切り
阪神芝2200mは半数が平坦戦 ※ となる舞台で、残りの半数の大半が瞬発戦という舞台。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるないレース(例:12.0-11.8-11.6-11.9)が定義
カラテ、ボッケリーニ、ユニコーンライオンの3トップという感じ。
追い切りからの最終評価については、あえてスルーセブンシーズ一本釣りの結論とする。(6/25 11:00追記)
宝塚記念 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※近年の好走馬のほとんどは「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬
該当馬➡➡➡アスクビクターモア、イクイノックス、ジェラルディーナ、ジオグリフ、ジャスティンパレス、スルーセブンシーズ、ダノンザキッド、ドゥラエレーデ、ボッケリーニ、モズベッロ、ユニコーンライオン
※過去10年のレース上り平均が35.9秒という特異なG1で、それゆえに上がりが掛かってこそ真価というタイプ向きは明白
該当馬➡➡➡(好走時の上り平均)値自体、そして1着時の平均値との関係から、カラテ、ディープボンド、ドゥラエレーデ、モズベッロ、ユニコーンライオン、アスクビクターモアらが合致、ズレるのはヴェラアズール、イクイノックスといったあたり
※通算4勝以上、且つ5連対以上を満たしていない馬の好走は20年近く遡っても3頭ほど
該当馬➡➡➡ジオグリフ、ダノンザキッド、ドゥラエレーデ、プラダリア、ライラック
※乗替りは、前走重賞勝ち馬を除き、当日3番人気以内の人気馬以外は手元にある近20年で2着2回3着2回のみ(複勝率3%)
該当馬➡➡➡ジェラルディーナ、ジオグリフ、ダノンザキッド、ドゥラエレーデ、ブレークアップ、プラダリア、モズベッロ、ユニコーンライオン、ヴェラアズールが乗り替わり
※同年のドバイ遠征馬で当日単勝10倍未満に支持された馬は(2-3-3-5)※過去20年 と安定感あり
該当馬➡➡➡イクイノックス
といった感じ。
宝塚記念 2023 レース傾向分析&考察
“何度も言うが“坂路ビシビシ”厩舎が狙いのレース。
また、ドゥラメンテやブエナビスタが敗れる、とにかく王道じゃない馬(ラップ的に)のためのレース”
毎年記していることだが、これが大事な宝塚記念。
よく言う“脚の遅い馬”、のためのレースで、その代表例がゴールドシップ(13~14年と連覇)。
余談だが、そのゴルシの須貝厩舎も含め、矢作厩舎(リスグラシュー、ユニコーンライオン)といい、音無厩舎(ミッキーロケット)といい、宮本厩舎(ノーブルマーズ)、高野厩舎(ショウナンパンドラ)、平田厩舎(カレンミロティック)、梅田厩舎(ショウナンマイティ)等々、関西の“坂路厩舎”(時計を出してくる)の一発が多い印象で、このレースで求められるタフさ(?)やラップ適性に、もしかしたらマッチする部分が多いのかもしれない。
今年は“栗東坂路ビシビシ厩舎”としては、矢作厩舎、池江厩舎、大久保厩舎、安田厩舎といったあたりがしっくりくる存在。
上り鈍足タイプのためのレース、という観点については今年は近2年以上に重視したいところ。
言わずもがな、昨年までの2年は「3回阪神4日目」の馬場で行われ、今年から「同8日目」に戻りなおかつコース替わりなく4週目で迎える部分である。
1つ目に挙げた、「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬は近15年集計ベースで(13-14-12-62)と、占有率もさることながら、好走率自体も40%に届きそうな状況。
そして、「迷ったら休み明けを切れ」にも時期柄注意が必要(ただし、17年いきなり勝ち馬輩出の大阪杯直行ローテだけは注意)。
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有馬記念2022
3連複10点500円 5,000円→12,600円
天皇賞春2023
3連複10点500円 5,000円→67,850円
鳴尾記念2023
3連複10点500円 5,000円→35,050円
イクイノックス ジェラルディーナ
ウインマイティー ジャスティンパレス
ディープボンド ボッケリーニあたりまでよく見えてましたね!
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宝塚記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
イクイノックス / アスクビクターモア 他
まず、イクイノックス。
まともに走られたら敵わないであろう押しも押されもせぬ主役、これは間違いないところだろう。
割に合わなそうと見るのが筋でもあるところだが、当然適性外条件、初関西圏輸送、そして有馬記念が“4角団子”の瞬発戦……と現代ファンなら結構嫌ってくる材料が多い印象も漂わせているとも感じる。
全てはオッズ次第だが、本命を打つ可能性とこの馬アタマの3連単は少なくとも組み込む用意をしているところ。
展開面でいえば、先週のマーメイドSで起きたように想定を上回る流れから後半にも緩むことのない流れ(宝塚記念でいえば昨年の流れ)ならド派手に散っても不思議ないタイプだが。
そのイクイノックスを常に脳裏に浮かべながら、狙うはジェラルディーナ。
この馬に関しては、もう昨秋の時点で決まっていたことで当時の評価が「良の宝塚記念(←大阪杯より非根幹2200mの面で有力)でも本腰入れて狙えそうだし、その前有馬記念もということに」の通り、まずここは買いたい馬。
要は、この距離であり、重厚感のあるらしい宝塚記念でこそのタイプということで。
その意味で、(あまり大声で言いたくない部分だが)Bコース4週目に行われるというレア・宝塚記念も歓迎すべき材料だろう。
できるだけ外枠からスムーズにという点では可もなく不可もなしな感じの枠だが、あとは馬場が外傾倒になってくれればというところ。
もう一頭はアスクビクターモア。
前回Vの菊花賞当時が、想定の馬場状態(やや速×やや外)に近い阪神内回りのでのもので、しかも当時が開催7日目の馬場という意味でもマッチ度合いにも注目したい一頭。
そして、もともと関西輸送経験を積んでいってもらい、ゆくゆくはここや大阪杯でその持久力×機動力を見せつけてほしいとしていた馬でもある。
その後の前記菊花賞Vによって一気にステイヤーキャラとして見られるようになったが、本質はここのような気もしている。
前走はタイトルホルダーの後ろでジ・エンド競馬(同様の競馬をした組からはディアスティマが即次戦で挽回している)となってしまい完全度外視。
そして、パンパン良の好発競馬(出来れば偶数の外枠が理想)で走る姿を早く見たいとしたここで、強気に狙える材料も揃った感。
オッズ等々不確定要素があるので何とも言えないが、木曜時点ではこちら本命の線もといった様相。
今のところ、この3頭の存在が個人的にこのレースでは大きすぎて他馬についてはあえて触れない、そんな今年の宝塚記念。では、また当日あたりに!
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
なかなか今日の午後を見るまでは(番組構成の面からいっても)馬場的な結論を出すのは難しいが、遅くもなく速くもなく、前後内外は正直断定尚早といったところか。
発表されているクッション値、含水率で、土曜午後の条件戦2鞍があの程度の決着タイムというあたりが、何より荒れてきた状況(僅かな状況変化でバイアス極端化しやすい)を物語っていると思うが。(6/25 11:50追記)
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
いやはや、困ってしまった7Rの“河原田ショー”だったが、8Rを見ても「差しが効かない」が正解と判断。おそらく、馬場は荒れているがその微妙な状況下、待機勢がキレを削がれる&乾燥と硬化していっている状況を背景に内が盛り返しているといったことが出現しているのだろう。
“河原田ショー”をそのまま真に受けて臨むここ、あくまで常識にかかった好ペース戦の範疇(先週のマーメイドS残像は取り去る)とみて、◎アスクビクターモアでいく。
他も前狙いとなるが、その最先鋒に◯ユニコーンライオンを引き上げる。単穴で、▲イクイノックス。△ジェラルディーナは、ちょっと内優勢イメージが強くなっている部分でどうか。(6/25 14:20追記)
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