――あとは、G1だけにそのカレンダー的部分が多少なりとも無視されたオッズを形成してくれれば。
目次
- 宝塚記念 2025 レース概要
- 宝塚記念 2025 枠順
- 宝塚記念 2025 ラップ適性・追い切り
- 宝塚記念 2025 過去レース傾向
- 宝塚記念 2025 レース傾向分析&考察
- 宝塚記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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宝塚記念 2025 レース概要
宝塚記念 G1
2025年6月15日 3回阪神4日目
発走時間:15:40(予定)
阪神競馬場 芝2200m
サラ系3歳上 オープン
2024年優勝馬:ブローザホーン 牡5 2:12.0 菅原明良
宝塚記念 2025 枠順
宝塚記念 2025 ラップ適性・追い切り
阪神芝2200mは半数が平坦戦 ※ となる舞台で、残りの半数の大半が瞬発戦という舞台。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.8-11.6-11.9)が定義
ジャスティンパレス、アーバンシック、リビアングラス、メイショウタバルといったところが適性上位。
追い切りからは、ロードデルレイ≧メイショウタバル≒ローシャムパークの最終評価とする。 (6/15 9:25追記)
宝塚記念 2025 過去レース傾向
京都開催だった昨年は含めず傾向を見ていくと、
※近年の好走馬のほとんどは「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬
該当馬➡➡➡アーバンシック、ジャスティンパレス、ソールオリエンス、ドゥレッツァ、ベラジオオペラ、ヨーホーレイク、レガレイラ、ローシャムパーク、ロードデルレイ
※過去10年のレース上り平均が35.7秒という特異なG1で、それゆえに上がりが掛かってこそ真価というタイプ向きは明白
該当馬➡➡➡(好走時の上り平均)値自体、そして1着時の平均値との関係から、チャックネイト、プラダリア、メイショウタバル、リビアングラス、ローシャムパークらが(例年の宝塚記念に合う)そのクチ
※通算4勝以上、且つ5連対以上を満たしていない馬の好走は20年近く遡っても3頭ほど
該当馬➡➡➡ショウナンラプンタ、ジューンテイク、ソールオリエンス、ダノンベルーガ、ボルドグフーシュ、レガレイラはクリアせず
※乗替りは、前走重賞勝ち馬を除き、当日3番人気以内の人気馬以外は手元にある近21年で2着2回3着2回のみ(複勝率3%)
該当馬➡➡➡ジャスティンパレス、ショウナンラプンタ、ダノンベルーガ、チャックネイト、ドゥレッツァ、プラダリア、ボルドグフーシュ、リビアングラス、ローシャムパーク、ロードデルレイが乗り替わりの予定
※同年のドバイ遠征馬で当日単勝10倍未満に支持された馬は(2-3-3-5)※過去20年 と安定感あり
該当馬➡➡➡今年は該当馬なしか
といった感じ。
宝塚記念 2025 レース傾向分析&考察
“何度も言うが“坂路ビシビシ”厩舎が狙いのレース。
また、ドゥラメンテやブエナビスタが敗れる、とにかく王道じゃない馬(ラップ的に)のためのレース”
毎年記していることだが、これが大事な宝塚記念。
よく言う“脚の遅い馬”、のためのレースで、その代表例がゴールドシップ(13~14年と連覇)。
余談だが、そのゴルシの須貝厩舎も含め、矢作厩舎(リスグラシュー、ユニコーンライオン)といい、音無厩舎(ミッキーロケット)といい、宮本厩舎(ノーブルマーズ)、高野厩舎(ショウナンパンドラ)、平田厩舎(カレンミロティック)、梅田厩舎(ショウナンマイティ)等々、関西の“坂路厩舎”(時計を出してくる)の一発が多い印象で、このレースで求められるタフさ(?)やラップ適性に、もしかしたらマッチする部分が多いのかもしれない。
ただ、上り鈍足タイプのためのレース、という観点については今年からは薄れる可能性を警戒しておく必要がある。
当然、開催が繰り上がったことによる部分だが、最終週の馬場よりも好状態で行われるのは必至で、その分上りも高速化するだろう。
1つ目に挙げた、「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬は近16回(京都開催の24年除く)集計ベースで(14-15-13-70)と、占有率もさることながら、好走率自体も40%に届きそうな状況。
そして、「迷ったら休み明けを切れ」にも時期柄注意が必要(ただし、17年いきなり勝ち馬輩出の大阪杯直行ローテだけは注意)。
宝塚記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ベラジオオペラ / ジューンテイク / ヨーホーレイク 他
まずは、この時期なので雨の影響はあるかもしれないが、絶対的に前年までよりは馬場(路盤)が良い状態で行われる点がポイントだろう。
例年のピンク帽勢の健闘や差し勢の台頭は、基本的には脳内イメージから消し去って臨みたいと思っている。
そうした部分からも、ファン投票1位ベラジオオペラはたしかに至極有力に映る存在だろう。ただ一点の弱点を除いては。
人気も必至だろうし、よほど当日にかけて涼しくならない限り(予報は雨回避なら、上空の暖気的には真夏日も見込まれる様相)、その冬馬であるというウィークポイントに賭けてみてもいいかもしれないと思っている。
枠に関しても、比較的ここまで毎回恵まれている馬でもある。
代わって中心視はロードデルレイ。
さすがにあまりに渋ったりしてしまうようだと、差し替えなければならないタイプだろうが、普通に良好な馬場なら。
まず、何よりも折り合いがポイントの馬で、近走のようにハイラップのペースメーカーがいてくれる状況は、フル発揮できる条件となる。
3走前が中距離戦線では注目の一戦とみていて、引き続き同組の活躍に期待ということで。
ただ、こちらも昨夏夏負けしている馬でもあり、まず当日まできっちり出し切れる態勢を整えられているかは、枠以前に重要なチェックポイントとなる。
あとは、脚質も込みでジューンテイクに注目。
この世代だし、高速馬場ならチャンスあって当然。
距離という点でも分かり易く注目を集める場面ではあるが、鞍上的にもまだ過剰売れストッパーは働くはず。
その高速馬場適性をアピールした京都新聞杯や、2着した神戸新聞杯当日は30℃近い気温を観測していたように、暑さに関して心配が要らない点は心強い。
左前浅屈腱炎発症後の叩き2戦目となるが、当初全治9か月以上と発表されながら8か月かからずに戦線復帰できているように、順調な回復を示していると判断して狙ってみたい存在となる(もちろん、そこには“内枠引きが上手い”ことも含まれている話ではあるが)。
ヨーホーレイクも、まだ半信半疑感をまとって出てきそうで注目必至キャラ。
懸念は当然「前過ぎる」傾向の馬場だが、一方でここに入ると高速馬場に一日の長ありというタイプだけに、ややこしくもあり「若干、どっちなのよ?」というところもある。
それゆえ、予想する側の基準ひとつであり、そのラインに乗ってくるようなら(期待値さえ見合ってくるなら)買っておいたほうが良い存在だろう。
……と、ここまで例によって1週前登録時点で書き上げていたが……、当初よりも雨まみれの週末の可能性が高まりつつある。
ということで、阪神内回りで渋るなら近況等に目を瞑れるメイショウタバル狙いや、(これは具体的狙い馬どうこうというわけではないが)渋った馬場への適性は低いはずのアーバンシックや渋ると過剰人気必至のチャックネイトあたりを嫌った戦いに、本格渋化なら切り替えたいと思っている。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
水分は含み稍重は維持していようと、レースの頃は実質良以上の時計が出る状態になっているだろう。
こうなると逆に☆アーバンシックはむしろ妙味サイドになってくるが、▲ロードデルレイはこのインベタ決着見立ての中で枠的に厳しくなってきたか。
1番人気ベラジオオペラには暑さを理由に崩れてもらうとして、◎ドゥレッツァ、◯ジューンテイクの番手勢決着を狙うことにする。 (6/15 14:10追記)
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