競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【天皇賞(春) 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / なるかディープ超え!?

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――(週半ば時点、降らない前提での話として)今年の馬場なら、06年のレース上り33.5秒を塗り替えたりがあっても。

目次

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天皇賞(春) 2023 レース概要

 

 

天皇賞(春) G1

2023年4月30日 1回京都4日目

発走時間:15:40(予定)

京都競馬場 芝3200m

サラ系4歳以上 オープン

2022年優勝馬:タイトルホルダー 牡4   3:16.2 横山和生

 

 

天皇賞(春) 2023 枠順

 

 

1 1 ジャスティンパレス 牡4 ルメール
1 2 ディープモンスター 牡5 浜中俊
2 3 タイトルホルダー 牡5 横山和生
2 4 メロディーレーン 牝7 幸英明
3 5 アイアンバローズ 牡6 坂井瑠星
3 6 アスクビクターモア 牡4 横山武史
4 7 ディープボンド 牡6 和田竜二
4 8 トーセンカンビーナ 牡7 岩田望来
5 9 ヒュミドール セ7 武豊
5 10 サンレイポケット 牡8 デムーロ
6 11 ディアスティマ 牡6 北村友一
6 12 ブレークアップ 牡5 松山弘平
7 13 ボルドグフーシュ 牡4 川田将雅
7 14 マテンロウレオ 牡4 横山典弘
8 15 エンドロール 牡4 永野猛蔵
8 16 シルヴァーソニック 牡7 レーン
8 17 アフリカンゴールド セ8 国分恭介

 

 

 

天皇賞(春) 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には、半数が瞬発戦、残りの5割の大半を平坦戦が占めるという配分。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

タイトルホルダーシルヴァーソニックディアスティマジャスティンパレスエンドロールディープモンスタートーセンカンビーナあたりが上位の適性。

 

 

追い切りからは、ヒュミドールに、分かり切っているのであまり挙げたくはなかったが2番手アスクビクターモアでやむなし、との最終判定。(4/30 5:25追記)

 

 

 

天皇賞(春) 2023 過去レース傾向

 

 

3年ぶりに京都開催で行われる。20年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

勝ち馬には「前走4角4番手以内」という先行力(この距離・ペースでも先行して大丈夫という自信がある)が求められる

該当馬➡➡➡アフリカンゴールド、シルヴァーソニック、ジャスティンパレス、タイトルホルダー、ディアスティマ、ディープボンド、ディープモンスター、ボルドグフーシュ、マテンロウレオ

 

人気馬では、前走2200m以下からの臨戦が高確率で好走

該当馬➡➡➡今年はなしの様相

 

当日馬体重傾向として、前走比マイナスの馬が好調

該当馬➡➡➡(前走海外のシルヴァーソニックを除き)ブレークアップ、サンレイポケット、ディアスティマ、ディープモンスターの4頭がプラス体重

 

といった感じ。

 

 

 

天皇賞(春) 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

20年までの京都開催の傾向として、上がりの高速化とともに波乱含みとなり34秒台後半の脚が求められるレースに様相を変えている近代天皇賞(春)。

実際、近年の勝ち馬には「1~3着時の平均上り3Fタイム(上下限値除く)」で34秒9以下のちょっとステイヤーとは思えないような上りスピードタイプが並ぶ。

関連して、上記した「前走4角4番手以内」が近年の勝ち馬の大半を占める傾向となって表れている。

「中距離戦か?」とツッコミを入れたくなるようなレース質に変わってきている、そういう表現がしっくりくるイメージ。

そして、これも関連するように、前走2200m以下から臨んだ1~3番人気馬が(5-5-1-3)※京都開催の近19回 と安定して走ってくるという傾向もみられる。

 

好走馬占有率という意味では、当日馬体重±0からマイナスの馬を狙うべきレースでもある。

近14年の好走馬32/42頭が当てはまっていて、G1でもあり「ひと叩き(ふた叩き...)を経て、キッチリ仕上げられて」出てくるのが通常、というごくごく自然な部分ではあると思うが。

 

 

 

天皇賞(春) 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ジャスティンパレス / ボルドグフーシュ / アスクビクターモア 他

週末の天候は予断を許さないところだが、大きな影響がなく先週のまま天皇賞(春)当日も絶好ツルツルリンクで迎えることになれば、ジャスティンパレスボルドグフーシュはかなり逆らいづらい人気馬ということに。

前走は、前半超スローな代わりに後半異様な高速ラップで決まった一戦で、上り高速化の状況にはもってこいの試走戦。

この内では、やはり前走こそ完敗だったもののそれ以前のパフォーマンスからまだ上にいるとみるボルドグフーシュを本命にとの公算。

もともと、叩いて上昇する傾向だし、58キロを背負うにあたって相手より馬格もある点で優位に。

 

そして当然、菊花賞の内容からこれらを凌駕してきていいのがアスクビクターモア

とにかく、その決着水準が優秀、かつ同組のその後の活躍も目立つ中では、どうしても明け4歳の菊花賞上位勢を軽んじることが難しい戦いになってしまう。

アスクビクターモアの前走は、あんな馬場で後方からになっている以上は度外視戦。

 

 

ここに、タイトルホルダーディープボンドブレークアップと頭では買わないつもり(京都の高速馬場での上りスピード不足を理由に)も、好走警戒網はけっして解くことはできそうにない組を含めるとちょっとこれ以上手出し禁物な感も漂うところだが、


好走時の上り平均値と先行力(前走位置取り)条件でいくと、まさかの最上位評価まであり得るアフリカンゴールドが大穴候補。

実際、京都実績もあり、硬く、2週目にして普通の開幕週よりもよっぽど開幕週な馬場はもしかすると「この馬のためだったか~」ということも。

 


その一方で、天気予報にもある通り今週末は強雨となる可能性も。

そうなってくると、当然「話が違う」ということになるわけで、上り平均値で意外にも足りないという判定の出たあの馬や、意外でもなんでもなく当然足りないあの馬に、一転勝ち切りを期待することになってきそう。

 

 

 

↓↓↓以下、当日朝追記内容。

雨は昨日の予報よりも早く上りそうだが、夜間に結構まとまって降り続いた模様。重までいってのスタートも見込まれるが、それでも今の京都なら。

雨上がりの内から乾く、もともと絶好高速リンク。内しか無理ゲーとなっていく中で、意地でも逃げる☆アフリカンゴールドが玉砕覚悟の逃げで消タイトルホルダーを苦しめる。

もとより京都の高速上り決着に不安のあるタイトルホルダーがまさかの☆より先に脱落する展開めがけ、◎アスクビクターモアが2列目から早めに抜け出し、連れて◯ジャスティンパレス▲ディープモンスターも浮上してくるゴール前。

期待は当然、☆の前回V再現でありカレンミロティック競馬の再来だが、ゴール板の瞬間に出ているのは果たして⁉︎ とにかく、◎を道悪マイナスイメージと「渋れども渋れども淀は淀」ギャップにより、このレース最大の狙いとして戦う予定。(4/30 5:25追記)

 

 

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