競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌2歳ステークス 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 馬場管理向上ととともに頻発の折

 

――そろそろ、「加速ラップV」自体見合わなくなってくるかもなー、とも思いつつも、(とりあえずオッズを見るまでは)その「出し方」に注意しつつピンポイントで狙う。

 

 

目次

 

9月6日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【札幌2歳ステークス 2025 予想】

【京成杯オータムハンデ 2025 予想】

【追い切り注目馬】【7R3歳上1勝クラス】【12R3歳上1勝クラス】他  阪神競馬

【追い切り注目馬】【京成杯AH】【古作特別】他 中山競馬

【追い切り注目馬】【札幌2歳S】【札幌スポニチ賞】他 札幌競馬

9月7日(日)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【紫苑ステークス 2025 予想】

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【追い切り注目馬】【セントウルS】【オークランドTRT】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【丹頂S】【旭川特別】他 札幌競馬

 

札幌2歳S 2025 レース概要

 

 

札幌2歳S G3

2025年9月6日 2回札幌5日目

発走時間:15:25(予定)

札幌競馬場 芝1800m

サラ系2歳 オープン

2024年優勝馬:マジックサンズ 牡2 1:50.3 佐々木大輔

 

 

札幌2歳S 2025 枠順

 

 

 

 

札幌2歳S 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には約半数が平坦戦決着となるセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の加速が生じないレース(例:12.5-12.1-12.2-12.3)が定義

2歳戦のため、例によって割愛。

 

 

追い切りからは、当日アップのため調教編と変わらずです。 (9/6 9:20追記)

 

 

 

札幌2歳S 2025 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬が好成績

該当馬➡➡➡アーレムアレス、オブラプリーマ、サンセットゴールド、ロスパレドネス

 

前走1500m未満、2ヵ月半以上の休養明け、前走新馬・未勝利で5番人気以下だった馬は極めて不振

該当馬➡➡➡オブラプリーマ、ポペット

 

前走オープンで1着だった馬は、近年6割ほどの好走率

該当馬➡➡➡なし

 

といった感じ。

 

 

 

札幌2歳S 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

毎年書いていることだが、ここまで“切り口”ハッキリ戦が続いていて好きな重賞であることには変わりないこのレース。

 

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬を狙い撃つべきレース

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬不在の状況でも、「余力をもって、それ(ラスト1F加速ラップV)に近しい勝利歴(=減速なしラップV、またはラスト0.1秒減速ラップでVなど)を持つ」といったように応用は効く重要ポイント

・近年1番人気馬の凡退(人気以下の着順含む)が目立つ

 

で、ほぼ毎年奏功しているというのがその主な理由。 

 

18~20年の3年連続◎勝利をはじめ、それ以前も17年7番人気3着ダブルシャープ、16年10番人気2着ブラックオニキス / 7番人気3着アドマイヤウイナー、15年8番人気3着クロコスミアと近年の穴馬がことごとく当てはまる条件となっている。 

 

このレースに限らず言えることだが、少キャリアの馬たちを評価するうえでこの「ラスト1Fが加速したレースを勝っている」馬、すなわち余力を持って勝ち切ってきた馬(「加速ラップV」該当馬0の19年◎ブラックホールなどは、応用ver.)というのは、その後の上昇幅に賭けてみると結構美味しい思いができたりするポイント。

 

 

 

札幌2歳ステークス 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

ここは、初戦内容を評価したジーネキングにも注目しているが、さすがに強行軍過ぎるのが玉に瑕。馬券的な狙いは、アーレムアレスとしたい。

 

加速Vラップの中から選ぶ姿勢は維持しつつ、今回この馬の前走を最上位に取るのが一番とみている。

決め手は、当時の馬場状態(加速ラップ発生環境度合い)および前半ペース(レースでどれだけ加速ラップを生みだしやすい展開になっていたか)あたり。

ここに、当然重要な期待値バランスを掛け合わせてという感じ。

レースレベルとしては、この馬より上の馬もいるが、レースぶり、負かした組のその後などをみても十分札幌2歳王者に輝けるだけの素質を備えた一頭ではないだろうか。

あとは、北海道については土曜まで雨はないとは思うが、全国的に不安定且つ見通し不透明な週末天気となりそうなので、馬場状態には注意したいと思っている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追加内容。

芝は、先週見られたような、内外よりも前有利バイアスは解消された模様で、展開次第では差しも決まるとみる。

◎アーレムアレス、そのほかの加速ラップV勢にも警戒しつつ、◎不発の際の二の矢に◯ポペットとしたい。

目を向ける論法としては大きな差は無いが、◎より上にはさすがに取れないがその分妙味は取れる、そういう意味での対抗。この馬の新馬V当日の芝戦は、以外に加速ラップVはおろか減速無しVも見られなかった日で、11.3-11.3Vが一発をもたらす可能性はありそう。当然、鞍上やら減量Vだったことなんかが直前にかけてどんどん嫌われていっていれば、の前提の話だが。 (9/6 14:00追記)

 

 

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