競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌2歳ステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 再びの雨で荒れ馬場濃厚?! でも予想の軸は変わらずあの黄金則

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――「馬場が違えど、毎年同じことやってるだけなんスよ、このレースって」と言ってみたいホネなのであった(笑)

目次

札幌2歳ステークス 2020 含む、9/5(土)札幌競馬の追い切り注目馬はこちら

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札幌2歳S 2020 レース概要

 

 

札幌2歳ステークス G3

2020年9月5日 2回札幌7日目

発走時間:15:25

札幌 芝1800m

サラ系2歳オープン

2019年優勝馬:ブラックホール  牡2   1:50.4   石川裕紀人

 

札幌2歳S 2020 枠順

 

 

 

1 1 ピンクカメハメハ 牡2 武豊
2 2 ヴェローチェオロ 牡2 大野
3 3 ジオルティ 牡2 ルメール
3 4 カガフラッシュ 牡2 江田照
4 5 スライリー 牝2 石川
4 6 バスラットレオン 牡2 坂井
5 7 コスモアシュラ 牡2 丹内
5 8 ユーバーレーベン 牝2 戸崎圭
6 9 ウインルーア 牝2 横山武
6 10 リキサントライ 牡2 柴山
7 11 ウイングリュック 牡2 和田竜
7 12 ヴィゴーレ 牡2 池添
8 13 ソダシ 牝2 吉田隼
8 14 アオイゴールド 牝2 団野

 

札幌2歳ステークス ラップ適性・追い切り 

 

コース的には約半数が平坦戦決着となるセッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の加速が生じないレース(例:12.5-12.1-12.2-12.3)が定義

各馬1〜2戦の連対歴では計れない部分も多く割愛。

 

追い切りからは、特筆すべきほどのものはないが、ピンクカメハメハユーバーレーベンアオイゴールドあたりは上々か。

 

 

 

札幌2歳ステークス 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬が好成績

該当馬➡➡➡ソダシ、ヴェローチェオロ


前走1500m未満、2ヵ月半以上の休養明け、前走新馬・未勝利で5番人気以下だった馬は極めて不振

該当馬➡➡➡ユーバーレーベン、アオイゴールド、カガフラッシュ、スライリー


前走オープンで1着だった馬は、近年6割ほどの好走率

該当馬➡➡➡なし

 

といった感じ。 

 

 

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札幌2歳ステークス レース傾向分析&考察

 

 

まずは、昨年回顧編からの備忘メモを。

 

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬を狙い撃つべきレース

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬不在の状況でも、「余力をもって、それ(ラスト1F加速ラップV)に近しい(=減速なしラップV、またはラスト0.1秒減速ラップで(余裕を見せての)Vなど)勝利歴を持つ」などに応用は効く重要ポイント

・近年1番人気馬の凡退(人気以下の着順含む)が目立つレース

 


昨年、一昨年とこの「ラスト1F加速ラップV実績あり」を基本線に、◎ニシノデイジー、◎ブラックホールと好相性のレース。

昨年も記したように、それ以前をみても、17年7番人気3着ダブルシャープ、16年10番人気2着ブラックオニキス/7番人気3着アドマイヤウイナー、15年8番人気3着クロコスミアと近年の穴馬がことごとく当てはまる条件となっている。

このレースに限らず言えることだが、少キャリアの馬たちを評価するうえでこの「ラスト1Fが加速したレースを勝っている」馬、すなわち余力を持って勝ち切ってきた馬というのは、その後の上昇幅に賭けてみると結構美味しい思いができたりするポイント。

昨年の◎ブラックホールは、純粋な「加速ラップV」該当馬ではなかったが、


"余力度がポイントなら、額面上の数値にこだわらなくとも、別の答えが見出せると考えている”

 

として、該当馬なしでも基本線このままで正解に近づける自信を深めさせてくれた。

今年はそこに、連闘参戦のヴェローチェオロ含む、須貝厩舎2頭が「加速ラップV」該当馬としてスタンバイ。

 

 

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札幌2歳ステークス 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

札幌は先週の重馬場施行の時点でまずダメージ大なペース状態。加えて、土曜も終日雨降りの中での開催となりそう。

 

 

◎ソダシ / ◯ヴェローチェオロ

当然、ラスト1ハロンで加速ラップV経験を持つ馬から入る。

◯ヴェローチェオロとの同厩2択になる今回、前走ラストの見た目の余力度を買って◎ソダシを本命視。

ただ、レースぶり的にはそうなのだが、◯も特に初戦に向けての調教量の豊富さが特筆級だった馬。しっかり仕上げての勝利からの連闘策だけに不気味さがあり、◎は過剰に売れる宿命の馬。

バランスとしてどちらに賭けるのが正解かはオッズ×パドックでの判断となるが、この開催最終週の雨降り、激荒れ馬場を想定すると、枠的にもやはり◎が若干上か。

 

 

▲ウインルーア

上記2頭に次ぐ存在として▲ウインルーアをチョイス。

素質馬を撃破した前走は、少頭数ではあったものの好レベル戦で、馬の後ろで溜めつつ一瞬で抜け出した後は流しての完勝。

そして、その一瞬だけ爆発させた以外はまだ余力すら伺える中でのレースラップが12.0 - 11.9 - 12.0で、基本線には十二分に当てはまる内容。

少々雑だが、0.4秒差3着のギャラントウォリアがデビュー戦で同じく0.4秒差で敗れた相手が◎。指数的にみても、◎▲それぞれの勝利指数が同等ということも合わせて考えると、当然の選択といえるか。 

 

 

この3頭が本線だが、◎▲だと安いという場合用にもう一頭穴馬を挙げればの☆アオイゴールド

中間良く、実はこの馬の前走は減速なしラップV。明日の札幌は思っていた以上に荒れた馬場になっていきそうだし、前走内容とこの枠を買って、傾向度外視でダークホースに指名。

◎もそうだが、重馬場の先週の結果を踏まえ5代内ロベルト持ちである点も強調したいところ。

 

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