
――ちょっと嫌なのは、陣営が今回示唆している競馬での末なくしパターンで、そういう意味でもむしろそんなに激流にならないで欲しい(というか、鞍上には無視して徹してほしい)。
目次
- エリザベス女王杯 2025 レース概要
- エリザベス女王杯 2025 枠順
- エリザベス女王杯 2025 ラップ適性・追い切り
- エリザベス女王杯 2025 過去レース傾向
- エリザベス女王杯 2025 レース傾向分析&考察
- エリザベス女王杯 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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エリザベス女王杯 2025 レース概要
エリザベス女王杯 G1
2025年11月16日 4回京都4日目
発走時間:15:40(予定)
京都競馬場 芝2200m
サラ系3歳上 オープン
2024年優勝馬:スタニングローズ 牝5 2:11.1 C.デムーロ
エリザベス女王杯 2025 枠順
エリザベス女王杯 2025 ラップ適性・追い切り
大半は瞬発戦 ※ となる条件で、残りの3割ほどを平坦戦ラップが占めるというのが京都芝2200mの傾向。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義
ステレンボッシュ、ライラックあたりが適性上位といったメンバー構成。
追い切りからの評価対象は、セキトバイースト1頭のみで最終評価も変わらずです。 (11/16 13:45追記)
エリザベス女王杯 2025 過去レース傾向
京都開催年の結果をもとに傾向を見ていくと、
※古馬勢は「56キロ勝利経験」または「G2以上3着内経験」くらいは欲しいレース
該当馬➡➡➡オーロラエックス、カナテープ、ココナッツブラウン、サフィラ、ステレンボッシュ、セキトバイースト、ボンドガール、ライラック、レガレイラ、ヴェルミセル
※外国出身騎手以外への乗り替わりはマイナスで、「近3走乗り替わりなし」という点は強み
該当馬➡➡➡オーロラエックス、ココナッツブラウン、シンリョクカ、セキトバイースト、レガレイラらが近3走乗り替わりなしに該当
※基本的に「5番人気以内勢のレース」だが、過去に「牡馬混合戦好走実績があるorG1で好走歴がある馬」には6番人気以下でも注意
該当馬➡➡➡エリカエクスプレス、オーロラエックス、カナテープ、シンリョクカ、セキトバイースト、フェアエールング、ボンドガール、ライラック、ヴェルミセルあたりが想定人気を含め該当か
※「前々走で6番人気以内」というのも、好走の一つの目安で近18年の好走馬の9割超が該当
該当馬➡➡➡ケリフレッドアスク、サフィラ、シンリョクカ、ライラックは苦しいか
といった感じ。
エリザベス女王杯 2025 レース傾向分析&考察
古馬勢VS3歳勢の構図が毎年ハッキリしている印象のエリザベス女王杯。
そのうち古馬勢は、例年は「56キロ勝利経験、またはG2以上での3着内経験」くらいは欲しい、というのがこのレースの傾向。
基本的には、5番人気以内勢が強いレースだが、その一方で6番人気以下での穴馬候補としては「過去に牡馬混合戦好走実績があるorG1好走歴がある馬」あたりがポイントに。
なお、「牡馬混合戦好走実績」については大体2勝クラスVくらいが目安になってくる。
また、乗り替わりも一つのポイントで、日本馬では「近3走乗り替わりなし」組が優勢で、外国出身ジョッキーへの乗り替わりを除く「日本人ジョッキーへの今回乗り替わり」組は、手元にある近14年で好走8頭のみの狭き門となっている。
近2年は同組から2頭ずつが好走を果たしているが、乗り替わった騎手が松山騎手、坂井騎手、川田騎手(2回)でほぼ全て鞍上強化パターンなので納得の部分。
あと、これはここに向かうローテ的な部分とも絡んでいるとみられる(3歳馬ならG1の前哨戦使い、古馬なら条件戦や牝馬同士の重賞使い)が、前々走で大半の馬が6番人気以内に推されていて、単勝オッズ観点で見ても単勝10倍台前半までがボーダーラインといった感じ。
エリザベス女王杯 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
リンクスティップ / ボンドガール 他
Bコース3週目で、どれだけ外伸びに傾いているかがポイントだが、おそらく先週の完全重馬場施行によって差し馬場になっているとみて、ライラック、リンクスティップが狙いの候補。
ライラックは、前走でおそらく(牝馬)G1戴冠まで視野に入れる状態にきていたとみられる一頭で、春先や昨秋とはデキも雲泥の差とみられる。
得意なのは当然渋った馬場だが、そうなると若干目立ちすぎるので、このレースにおいて良馬場施行濃厚の状況は案外悪くないのではないかと思っている。
もともとこの馬を狙う以上は、ある程度リスクは取らないといけないというタイプだと割り切っているし、ヘタに降らなくて良かったということにしておく。
あとは、淀2200mであれば乗り替わるこの鞍上も心強いし、6走前や11走前とは(この舞台での)「鞍上手腕が違う」ところを存分に見せてもらいたい。
差し展開には正直あんまり期待していない(そうなったら、もちろん「きゃ~~(*/ω\*)キャー!!」ものだが)が、それよりも今の状態で極端なイン前馬場ではないここで、メイチ駆けで殻を破ってくることを見込む。
リンクスティップは、軽度の骨折明けだった前走が負け過ぎで、その後秋華賞除外なら新潟牝馬Sと報じられつつ、結局ここへ直行となったあたりがモヤっと感を残すが、本領発揮なら鞍上も含めて当然チャンスの存在だろう。
ただ、どうしても「出走に漕ぎつけた運」「その状況でも確保していたCデム」といった情勢は、まかり間違っても妙味サイドということにはならないと思っていて、その点でどうしても狙いとしては一枚下げざるを得ないところ(好走確率だけでいったら、ライラックより上だろうとは思うが)。
あとは、中山内回りの最内枠であの不発だったので、外回り替わりで極端な内枠を回避出来たら。
ここにもちろん、複穴で買えるところまで落ちぶれて出てくるのであれば……のボンドガールも当然候補として加わってくる感じだが、今回オッズ的にはそのラインはじゅうぶんクリアしてきそう。
また、もともと折り合い的な課題を考えたら無難な選択のマイルCSを見送って、こちらへ矛先を向けてきた以上は(展開見通しも含め)、一か八かの最後方一気勝負に夢を託してもいい場面だろう。
セキトバイーストが以前よりもガンガン行かず制御が利きだしているので、エリカエクスプレスが行かなそうな雰囲気の枠の並びになるとちょっと厄介な状況になるとは思うが。
一方で、緩んで前残りの瞬発戦にでもなるようなら、個人的に狙う馬は決まっているので、枠未定の現段階では、素直に先行メンバーを見渡して締まった平坦戦での差し決着想定としておく。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
時間が無くなってしまったので、印だけ。思ったよりも高速化してきている点だけ気になるが、外差し馬場は叶ったとみて良さそう。初志貫徹、◎ライラックでいけると判断。ほとんど一本勝負だが、◯リンクスティップと▲レガレイラだけはやはり警戒しておきたい。 (11/16 15:00追記)
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