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――迎えたここで、再びの大外枠という◎。
目次
- 新潟大賞典 2021 レース概要
- 新潟大賞典 2021 枠順
- 新潟大賞典 2021 ラップ適性・追い切り
- 新潟大賞典 2021 過去レース傾向
- 新潟大賞典 2021 レース傾向分析&考察
- 新潟大賞典 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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新潟大賞典 2021 レース概要
新潟大賞典 G3
2021年5月9日 2回新潟2日目
発走時間:15:20
新潟 芝2000m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:トーセンスーリヤ 牡5 1:58.6 横山和生
新潟大賞典 2021 枠順
新潟大賞典 2021 ラップ適性・追い切り
舞台はほぼ9割がた瞬発戦 ※ ラップを刻む超特化条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.9-11.2-11.3-12.2)が定義
サトノソルタス、サトノエルドールくらいで、バランス型実績タイプが多いメンバー。
追い切りからは、ムイトオブリガード、マイスタイル、サンレイポケットとまずまず。
新潟大賞典 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ラスト2F目急加速の瞬発戦がほとんどだが、後方から上がり最速ズドンは決まりづらく、中団から前がウィニングポジション
該当馬➡➡➡今年は後方一気タイプがいつになく少ない印象だが、サンレイポケット、ヒュミドールといったあたりは後方に構え過ぎて苦しくなるキャラか
※ディープインパクト(系)産駒の期待値が高い条件
該当馬➡➡➡サトノエルドール、サトノソルタス、ダノンマジェスティ、ポタジェ
といった感じ。
新潟大賞典 2021 レース傾向分析&考察
『オースミグラスワンが上がり31秒9で勝ったレース』という歴史もあるレースだが、その実、大抵は“勝つのは脚が遅い馬”というこの新潟大賞典。
異質な新潟大賞典(前後半3Fで見た時の前傾戦、平坦戦ラップ)となった昨年はともかくとして、一昨年などは上位馬が上り33秒台を切ってくるような攻防が繰り広げられている。
その19年は、メールドグラース、ミッキースワローとその後の活躍などを見るに、一見ハイレベル戦のように映るが実はそんなことはなくというレースになっていて、そのあたりは後述する。
ハンデ戦という側面もさることながら、そのコース形態的特徴、レースの代名詞的トピックスの幻影を追いかけ過ぎな印象もあって、波乱含みとなっている近年の新潟大賞典。
すなわち、後方の差し勢に注目が集まって前に妙味ありまくりなレース。
近い年から、4コーナー④①、⑧⑫、⑥①、⑥②、③⑨、⑦⑤、⑪⑦、②⑥、⑦②番手の組み合わせと、ほぼ中団より前での馬連決着となっているのに、レッドガランであり、ロシュフォールであり、ハクサンルドルフでありといったところを狙いがちになるレース(確かに、新潟の長い直線を使っての大外追い込みを狙いたくなる気持ちは分かるんですが^^; )。
ちなみに、後方からの差しが決まって「中団から前がウィニングポジション」が崩れている年は、だいたい①低レベルで前が失速し過ぎている(14年など) ②前半が流れている(20年など) ③良ではない、のどれかに当てはまっている。
先に記した19年も、決着指数としてはあくまで①の範疇の一戦。
あとは、別名「ディープ大賞典」としてもいいくらいこの新潟2000m重賞はディープの庭条件。
ブラックタイド、ディーププリランテなども含め、ほぼ人気以上に走ってくると見てOKな特殊セッティングとなっている。
特に、ディープ直仔の場合、同産駒にしては珍しく、1~3番人気よりも4番人気以下のほうが率においても上回っているというのがこの条件の特徴で、それ故に狙う価値があるといえる。
ざっくり、人気のディープはそこそこに扱い、中穴以下のディープを重視すべき、というのがこの新潟2000m重賞ということだろう。
新潟大賞典 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎サトノソルタス
ディープ(系)のソコソコ人気、すなわちディープ(系)なのにド派手な上りスピード特化タイプではなく少し心許なく感じる存在を突くべきレース。
その見立てから今年ロックオンなのはここ。
前走は、2走前の大外枠の不運から一転内枠を引けたにもかかわらずそれが仇となって敗れるという、地味に事故レベルの内容。
瞬発戦×好位型のこの馬が、今年のディープ産駒で最もこのレースに適したキャラとみている。
◯サトノエルドール / ▲ダノンマジェスティ / ☆ボッケリーニ / △マイスタイル / ×ムイトオブリガード
◯サトノエルドールの前走は、初ブリンカーでやっと実力を発揮できたもの。
引き続き、真面目に走ればここも連勝も視野にという存在。
鞍上手配からは、まだそこまで期待されていないことは明白だが、G1デー日曜裏開催のジョッキ―メンツの中であれば、このジョッキ―でもなんとかなっても。
▲ダノンマジェスティは、ポタジェとワンツーを決めた3走前を含め、直近4戦全て平坦戦ラップで4連対の戦歴だけにこのコースへの適性は微妙。
ただ、前優勢状況で引き続きレースが行われるなら、鞍上ともども面白いディープのほどほど人気。
☆ボッケリーニも、平坦戦ラップ向き。
ただ、一方で平坦コース向きではありややズレといったところか。
新潟の直線の長さ自体は良いだろうが、エンジンの掛かりの遅さは顕著な馬なので、前を捕まえきれないリスクは常にあり。鞍上はここでは心強いが。
△マイスタイルは、18年のこのレースでは2番人気に支持され(結果は6着)たこともある、元中距離馬。
1年ぶりの前走がなかなかの内容で、今回叩き2戦目、先行手薄なメンバー構成と不気味なシーン。
長い直線のことを全く考えず、強烈な独り旅運転をしてくるかもとひそかに期待の横山典騎手によるペースも今回見もの。
×ムイトオブリガードは、馬場はミスマッチだろうが、叩き3戦目で絞れて来れそうな様子。
能力的には一発あっても驚けないところにいる馬で、調整過程と実際の出来も近2走とは違いそう。