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――実は密かに、当日バレてきて「前狙い」売れてしまうんではないかと、心配しているんですわ。
目次
- 小倉大賞典 2021 レース概要
- 小倉大賞典 2021 枠順
- 小倉大賞典 2021 ラップ適性・追い切り
- 小倉大賞典 2021 過去レース傾向
- 小倉大賞典 2021 レース傾向分析&考察
- 小倉大賞典 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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フェブラリーステークス 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
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小倉大賞典 2021 レース概要
小倉大賞典 G3
2021年2月21日 2回小倉4日目
発走時間:15:20
小倉 芝1800m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:カデナ 牡6 1:48.3 鮫島克駿
小倉大賞典 2021 枠順
小倉大賞典 2021 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、昨日の阪神芝1400mなんかに近い6割がた平坦戦 ※ の条件だが、レースとしてはやたらと消耗戦になりやすく、過去10回中6回は消耗戦となっている。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.4-11.9-12.2)が定義
ドゥオーモ、ヴァンケドミンゴ、トーラスジェミニ、テリトーリアル、ボッケリーニあたりが平坦戦~消耗戦主流実績型。
追い切りからは、テリトーリアル、トーラスジェミニ、デンコウアンジュ、フェアリーポルカを評価。
小倉大賞典 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※トニービンを筆頭に、Boldruler持ち、Greysovereign持ちが強い
該当馬➡➡➡アドマイヤジャスタ、カデナ、ディアンドル、フェアリーポルカ、ボッケリーニ、ロードクエスト、ヴァンケドミンゴ、ヴァンランディ
※斤量55キロ以上で、「前走1着、前走マイル未満戦出走、単勝10番人気以下」以外の馬が中心
該当馬➡➡➡カデナ、トーラスジェミニ、テリトーリアル、バイオスパーク、フェアリーポルカ、ヴァンケドミンゴあたりか
といった感じ。
小倉大賞典 2021 レース傾向分析&考察
平坦戦色が色濃い舞台で行われ、レースとしてはこの小倉大賞典は約7割がた消耗戦ラップを刻むというかなり異質なレース。
このレースのみならずこの舞台での活躍が目立つ、Boldruler持ち、Greysovereign持ちあたりが合うのもそのためか。
あまり遡る血統構成なんかは抜きにしても、5代内にそれらの名前がある馬の中からは18年15番人気2着クインズミラーグロなどの激走例もみられ、昨年はカデナが勝利している。
また、高齢馬がかなり馬券に絡む重賞でもあり、これもキレ不問、消耗戦様相になりがちだからとみられる。
一般的に、切れのある若駒=人気キャラ、ということになるので。
あとは、斤量55キロ以上勢が好走率、回収値を見ると圧倒的に優勢。
そして、それらのうちこのレースであまりふるわない「前走1着馬」や、「前走マイル未満」「当日10番人気以下」を除くと、馬券の軸選びとしては結構正解に近づける年が多いという印象(ここ3年はどちらかというと軽量馬たちに一発を決められているが)。
小倉大賞典 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
前週は、土曜も日曜も、向こう正面追い風の影響もあって、前半が流れしかも馬場好状態で好時計が並んだ小倉芝。
今週は、その風も弱まり(どちらかと言うと向こう正面向かい風寄りに反転)、前半のペースや決着時計がマイルドなものになって土曜を終えた印象。
それでも、ロングラン開催にしては時計は出ているし、内は傷んだがペース次第では差し優勢とも言いづらい。
直線向かい風でもないのに、比較的馬場の中ほどを進んだ好位勢が上位に粘っているシーンも目についた。
◎テリトーリアル
当日芝6鞍を経てしまうとさらに顕著な差し馬場に変わっている可能性もあるが、Bコース替わり初週の高速化や土曜の時計の出方をみるにスピード勝負になりそうな一戦。
その意味では、昨年の荒れ馬場度合いとは少し趣が異なりそう。
前週が日曜雨中の重馬場開催→当日も稍重スタートの昨年状況を思えば、当然といえば当然の部分ではある。
さらに、メンバー的にもトーラスジェミニの参戦に先行プレッシャーも高めとくれば、タイムトライアル質の持久力展開を得意とすることが最大の激走ピースとなる。
そして、そういう展開なら道中は内々でジッとしておき、4コーナーでは主導権を握って馬場の良い中ほどに持ち出せる馬を狙いたい。
イメージだけの「荒れてきた差し馬場状況」が浸透してくれていればこれ幸い。
前置きが長くなったが、それができる好枠、脚質から、好時計持ちのこの馬を狙う。
前走で、案外後傾度が高まり上り高速化したところで、思ったほど弾けなかった特性が、このレースではプラスになるハズ。
◯アドマイヤジャスタ
今の馬場では直線の縦・横の位置取り、なんと言ってもその意味で、土曜小倉を経験ししかも乗れているこの鞍上というのが大きい。
これは偶然だが、同枠2枠2頭が揃って本命◎対抗◯となる。
◯アドマイヤジャスタは厳しい流れになればここも通用あって不思議ない存在で、◎との脚質親和性としてはどうかも、2段構え的意味合いではちょうどいい。
前走は全くの度外視でいい、直線痛恨の進路なし競馬。
▲フェアリーポルカ / ☆ショウナンバルディ/ △バイオスパーク / △ヴァンケドミンゴ 他
▲フェアリーポルカは、1週前、2週前をみて評価を落としかけたが、土曜のフルヴォート勝利で大凡の心配は払拭。
牡馬に交じってこそというくらいの実力者だとは思うし、福島牝馬Sでみせた11.8 - 11.9 - 11.7 - 11.8フィニッシュでのハイレベルパフォーマンスは、ここでこそ狙うべしとのサインにも感じる部分。
前が止まらない展開・馬場以外は条件面としては不足なし。
「にしてもジョッキー騎乗で2週連続遅れてくるとは......」というのは、独り言にして▲。
☆ショウナンバルディも楽しみな一頭。
先行策すら叶わなかった前走中山金杯で狙った馬だが、さらに輪をかけて直線でも進路を失う不利のあった一戦。
この馬にとっては前走は無かったレースとしていいレベルで、持ったままの手応えは印象として全く悪くなかった。
(ここは無いとは思うが、)土曜小倉で乗っていない岩田騎手が、ここでもイン突きというのは少しだけ怖いが。
◎に推したテリトーリアルに先着を果たしワンツーを決めた△バイオスパーク、△ヴァンケドミンゴの2頭。
福島記念1~2着勢は、当然同様の消耗戦決着突入まで見込めるこのレースでも侮れない存在。
ともに前走・中山記念はいかにも急坂コースに泣いた印象で、平坦替わりだけでも大きなプラスに。
この舞台でのパフォーマンスは非常に高い×アールスター。
前走は先に繋がる敗戦だったし、やはりこの小倉をはじめとした平坦コースでこそという印象。
あとは、小倉2勝のハイパフォーマンスがいずれも、実は瞬発戦ラップの中でのものという部分。
×カデナも、前走はスタート直後にぶつけられたり、展開的に届きようがなかったりとアクシデント×トップハンデの一戦で度外視必至。
一変してきても不思議はない。
ボッケリーニは、57キロで苦しくなるうえに、乗り替わりが痛い。
平坦戦向きで、平坦コース向きまでは良いが、前走「2000mでも短いの?」とすら思わせるようなエンジンの掛かりの遅さがあるので、忙しくなって終わるかハイペースでドンピシャか両極端な結果になるとみている。