競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【七夕賞 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 雨中のマクリ合いで浮上

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目次

プロキオンステークス 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察

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七夕賞 2021 レース概要

 

 

七夕賞 G3

2021年7月11日 1回福島4日目

発走時間:15:45(予定)

福島 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン  

2020年優勝馬:クレッシェンドラヴ   牡6   2:02.5   内田博幸

 

 

七夕賞 2021 枠順

 

 

 

1 1 マウントゴールド 牡8 岩田望
1 2 ロザムール 牝5 デムーロ
2 3 ワンダープチュック 牡7 津村
2 4 トーラスジェミニ 牡5 戸崎圭
3 5 ブラックマジック 牡4 石橋脩
3 6 ショウナンバルディ 牡5 岩田康
4 7 カウディーリョ 牡5 丸山
4 8 アールスター 牡6 長岡
5 9 クレッシェンドラヴ 牡7 内田博
5 10 クラージュゲリエ 牡5 吉田隼
6 11 スカーフェイス 牡5 三浦
6 12 ツーエムアロンソ 牡5 野中
7 13 プレシャスブルー 牡7 柴田善
7 14 ワーケア 牡4 田辺
8 15 トラストケンシン 牡6 吉田豊
8 16 ヴァンケドミンゴ 牡5 酒井

 

 

七夕賞 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

福島芝2000mは過半数が平坦戦  となる舞台で、残りの大半は瞬発戦のセッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.1-12.0-11.9-12.2)が定義

クレッシェンドラヴヴァンケドミンゴツーエムアロンソクラージュゲリエらはコース適性上位。

 

追い切りからは、クレッシェンドラヴブラックマジックに、コース追い仕上げで調教強化のスカーフェイスを評価。

 

 

 

七夕賞 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

コース傾向としては、半数以上の割合で平坦戦となる条件だが、このレース自体は近5年連続で消耗戦と若干ハイペース志向が強まっている

該当馬➡➡➡消耗戦実績ありなのは、クレッシェンドラヴ、ワンダープチュック、ヴァンケドミンゴ、ロザムール、トーラスジェミニ、プレシャスブルー、マウントゴールド、スカーフェイス

 

3代内にナスルーラの血、またはロベルトを持っている馬の好走が目立つレース

該当馬➡➡➡カウディーリョ、スカーフェイス、トラストケンシン、マウントゴールド、ワンダープチュック、ワーケア、ヴァンケドミンゴ

 

前走府中1600m~1800m重賞組には要注意のレース

該当馬➡➡➡トーラスジェミニ、プレシャスブルー、ワンダープチュック、ワーケア

 

といった感じ。

 

 

 

七夕賞 2021 レース傾向分析&考察

 

 

 

昨年は、重馬場悪化の七夕賞となり、ラップ的には5年連続消耗戦決着。

まさに、“異端児レース”ということを証明してくれた格好。

余談だが、個人的にはその異端児ぶりが大好物で、3年連続的中を目指しての戦いである。

 

ラップ面からは、ここ2年は馬場もあって仕方がなかったとはいえ、近5年連続で消耗戦になるなど、瞬発力不問のレースへとさらに進化(?)を遂げた、現代競馬においては異色のレース。

昨年のクレッシェンドラヴや、17年のようにディープ産駒では珍しい平坦タイプのゼーヴィントが勝ち切るような重賞で、特殊なレースだけに福島中距離リピーターも出やすい。

そんなことからも、ざっくり言うと、“大箱コース(広い、外回り、直線の長い)”“瞬発戦”“王道路線”で活躍してきた華々しい馬たちなんかを徹底的に排除した、ここだけの泥臭い穴馬狙いを存分に堪能するべきレースだろう。

“スローの切れ味勝負の新馬戦を落として、未勝利戦を勝ち上がった”ような馬なんかもいい。

 

昨年のジナンボー(1番人気9着)、19年ロシュフォール(1番人気11着)のような瞬発戦実績特化タイプは、このレースでは嫌ってナンボの存在と言える(もちろん、あくまでラップ適性だけを見れば……という話)。今年はワーケア、トラストケンシンあたりが該当する。

 

ちなみに、福島記念も行われるこの福島2000mでのハンデG3だが、昨年の同レース予想の際にも記したが、昨今流れ過ぎるレースになってきている七夕賞と標準的なラップで推移する福島記念という様相を呈している。

ただ、20年福島記念は1400m一気の駆け抜け展開をトーラスジェミニが演出して、消耗戦決着になっている(過去10回では初の消耗戦)というのが、今回の七夕賞にむけてはひとつのポイントになりそう。

 

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◆七夕賞過去10年平均配当
単勝2183円
馬連7942円
3連単507913円

今週福島競馬場では波乱の歴史
過去10年3連単平均配当は50万越え、荒れる重賞七夕賞が行われます。七夕賞は雨の多い季節のハンデ重賞という事で馬場、枠順、ハンデと荒れる要素が満載。7番人気、11番人気、14番人気といった穴馬でも勝つ事があるレースです。まともに予想していたのではなかなか的中できません。しかし穴馬が見えれば一攫千金の夢はありそうです。

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3連複19.850円、3連単111.330円が大的中でした!!
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【2021年新潟大賞典】
1着サンレイポケット 3番人気
2着ポタジェ 1番人気
3着サトノソルタス 7番人気
3連複6.010円的中
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七夕賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

土曜最終Rをみると、あくまで、「稍重にしては」の範疇ではあるがそこそこ速い馬場だった印象。

ここは、トーラスジェミニ、ロザムール、ショウナンバルディと比較的はっきりした先団構成。

ただ、トーラスジェミニが戸崎騎手ということで、前記福島記念(当時は木幡育騎手)のようにガンガン行かない可能性もある。

自身が2番手以下に収まることも想定しつつ、いずれにせよ2~3番手勢が執拗につつく等が無い限りは、案外七夕賞の近年デフォルトラップが崩れる可能性も視野に入れておきたい。

 

 

◎ワンダープチュック

前置きが長くなってしまったが、そんなこんなでちょっと迷ってしまったという今回。

いつもなら「案外流れず、に張ってみる」とか言い出していそうなものだが、ちょっと趣向を変えて(?)基本線(消耗戦デフォルト)でいく。

仮に案外流れずで決まった際には、「ねっ、警鐘は鳴らしたでしょ」だけ残して潔く散ろうかなと。

冗談はさておき、◎ワンダープチュック

2000mだと1F長い懸念はあるワンダープチュックだが、今のところ日曜も雨の影響は免れないことと消耗戦ラップという点で十分浮上できる。

地味に2戦2着2回のこの福島というのも面白い。

さらに、消耗戦ラップの福島TVOPのほうが、3勝クラス阿武隈Sよりも遥かに好パフォーマンスという点でもこのレースに合っている。

あとは、前半後方からは避けられないと思うが、後半はテン乗りのこの鞍上が動かして上位勢と同じ競馬をしてくるとみて狙う。

 

その、「上位勢」見込みが◯クレッシェンドラヴ▲ヴァンケドミンゴ

 

 

◯クレッシェンドラヴ / ▲ヴァンケドミンゴ

◯クレッシェンドラヴは、58キロを背負わされる今回、(たぶんその条件を最終的に満たしてくると思っているが)「重以上」かつ「2番人気まで」を前提に狙うつもりでいる。

出来に関しては、まあ青写真通りなんの心配もいらないだろう。

馬場とオッズ以外では、展開面で2番手以下がスッと控えて温存ペースになったりした時が嫌うシーンだが。

 

パッと見で、最も消耗戦振れしている戦績を誇るのが◯ヴァンケドミンゴ

特に非の打ち所のない、メンバー随一の舞台巧者である。

(クレッシェンドラヴにも言えることだが、)この馬にとってここがG1、という今回。

問題は、渋って不安がない(というか、むしろ不安材料が少なくなる)◎に対して、こちらは渋ってプラスがない点。

やはり雨量が鍵を握るところで、クレッシェンドラヴサイドに振れるか、ヴァンケドミンゴサイドに振れるか見極めに全力を注ぎたい。

あと、使いつつのタイプだと思っているので、(陣営がそこを見誤っているのか定かではないが)前年よりさらに1週間隔が空いての参戦は少し残念。

昨年、一枚評価を下げた理由がその「一度使われてから」だっただけに…。

 

 

あと、もう一頭穴で注目しているのが、☆マウントゴールド

 

斤量的に見込まれたと安易に判断すると危険な先行力に期待の一頭。

過去には斤量を背負っての消耗戦を好パフォーマンス2着の実績もあり。

まず行けて(2番手以内)ではあるが、それで前有利馬場ならここでも一発可能。

土曜の馬場がベースなら、ここからさらに降って渋っても多少のゾーンならこなす。

このレース、ローカル場で、しかも意図して消極的な運びになることのない先行馬のこの馬なら、鞍上も待望のシーンがあって良い。