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――不思議と近年あまり大波乱のない福島記念ですが、今年はあんまり堅いところ突かなくても、と。
目次
- 福島記念 2020 レース概要
- 福島記念 2020 枠順
- 福島記念 2020 ラップ適性・追い切り
- 福島記念 2020 過去レース傾向
- 福島記念 2020 レース傾向分析&考察
- 福島記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
エリザベス女王杯 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察
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福島記念 2020 レース概要
福島記念 G3
2020年11月15日 3回福島6日目
発走時間:15:20
福島 芝2000m
サラ系３歳以上 オープン
2019年優勝馬：クレッシェンドラヴ 牡5 1:59.5 内田博幸
福島記念 2020 枠順
福島記念 2020 ラップ適性・追い切り
コースは、半数以上が平坦戦 ※ 、となる条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース（例:12.0-11.7-11.3-12.2）が定義
戦歴からは、ドゥオーモ、マイネルファンロン、ウインイクシード、ソロフレーズといったところが上位にくる舞台。
追い切りからは、マイネルサーパス、トーラスジェミニ、ソロフレーズを上位評価。
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福島記念 2020 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※好走馬の大半は、近走で「重賞3着内」「準OPorOP1着」「上がり1位をマーク」のいずれかを満たす馬というレース
該当馬➡➡➡アドマイヤジャスタ、ドゥオーモ、バイオスパーク、レッドアネモス、ヴァンケドミンゴ、ソロフレーズ、テリトーリアル、ワセダインブルー、デンコウアンジュ、レッドローゼス
※ハンデ戦の真逆を行くような、単勝オッズ4.9倍以内安定のレース
該当馬➡➡➡ヴァンケドミンゴ
といった感じ。
福島記念 2020 レース傾向分析&考察
七夕賞と全く同じ福島2000mでのハンデG3なのだが、近年のラップ的にはちょっと様相が異なるこの2重賞。
簡単に言うと、昨今流れ過ぎるレースになってきている七夕賞と標準的なラップで推移するこの福島記念という感じ。
七夕賞が、今年も含め5回連続で消耗戦なのに対して、こちらはここ4年連続で平坦戦ときている。
やはり前半5Fの展開がこの福島記念と七夕賞で、2013年あたりを境に逆転していることが要因とみられる（以前は福島記念が前半速く、七夕記念が遅く、だったのが、今は逆になりつつある）。
過去10回スパンでみた福島記念では、例年頭数は揃う傾向にあるレースだが、A.ラスト5F目から加速して平坦戦、B.ラスト4Fもしくは3Fからの加速で瞬発戦の両パターンがあるレースで、意外とBパターンも多いくらいなのがこのレース。
昨年は、どちらかというとB要素を多く含みながらのデフォルトラップの平坦戦といった決着になっている。
ラップ的観点からは、そんな差異がみられている昨今の福島記念と七夕賞の関係性だが、10番人気以下の出現率やら、1～2番人気馬の連対率やらを見ても、こちらのほうが若干波乱度は低めという印象。
その最たる例として、手元にある近18年の資料ベースで単勝オッズ4.9倍以内は(5-5-5-4)と意外な安定感を長きにわたって示している。
そんな部分もあってか、好走馬像としてもまだ比較的ハッキリとしている印象の福島記念で、冒頭に挙げたように、近走で「重賞3着内」「準OPまたはOP1着」「上がり1位をマーク」のいずれかに該当している馬がほとんど。
近2走以内に「重賞3着内か、準OPまたはOP1着」がある、近1年以内に「上がり1位をマーク」のどれにも当てはまらない馬の好走は、福島で行われた近16回の好走馬48頭中5頭のみとなっていて中心では狙えない。
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福島記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎ソロフレーズ
適性、傾向、調教とまさかの（笑）この馬が合致。
ただ、冗談抜きで数少ない福島コース経験での機動力競馬実績と、前走の稍重馬場からほとんど今開催は痛むことのなかった良の福島に変わるあたりも、かなり合う。
幸い、新潟でのド派手な追い込みVでは、こことマッチするとそれほど思われることもないだろうし、それでいてあの一戦は内回りの平坦戦と、いろいろと今回への強調材料には事欠かない。
この鞍上だし、このくらい人気しない状況でもない限り狙えないという点でも、今回こそ買っておきたい。
自分で書いていても、ここまで揃うかという、久しぶりのこの感触。
思い過ごしにも思えてこない気持ちは抑えつつ本命で狙う。
◯ドゥオーモ / ▲ウインイクシード / ☆ヴァンケドミンゴ / △バイオスパーク / △テリトーリアル / △マイネルサーパス / △トーラスジェミニ
◎が人気薄なので相手云々の戦いではないが、◯ドゥオーモは、追い切りを抜きにすればこちらを本命でもと思った馬。
この馬以上に、◎が出来がいいので2番手。
▲ウインイクシードは、重の消耗戦決着となった七夕賞はノーカウントでいい、ここど適性馬。
さらに、涼しくなってきてパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。
☆ヴァンケドミンゴは、七夕賞から1キロ増えるが、当時は叩き良化型の休み明け初戦で、大外を回されたロスがあった中でのもの。
コース巧者、ラップ適性馬は言わずもがなで、夏以上にやれていい。
△バイオスパークは、勝ち負けにはこのメンバーの中では比較的瞬発力を求められたほうがいいタイプ。
その意味で、消耗戦にまでなった函館記念はよく頑張っており、もう少し落ち着いた流れでチャンスは広がる。
△テリトーリアルは、前走時の中間が良好で馬場も味方に勝利。
やや高すぎるくらい平坦戦〜消耗戦寄りの実績だけに、きっちりと流れそうな今回のメンバーで一発があっても不思議ない。
△マイネルサーパス、△トーラスジェミニは、出来良くここを迎えられそうな2頭。
前者は七夕賞で狙った馬で、ここも56.5キロなら軽視はしづらい。後者は最終追い切りでの終いが、いつになく良く粘りが違いそうで警戒。
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