競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟大賞典 2021 レース回顧・結果】2年連続異質サイドの新潟大賞典に

f:id:yosounohone:20200622065923j:plain

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

新潟大賞典 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 サンレイポケット 1:59.3 36.5
 2 ポタジェ 1:59.3 36.9
 3 サトノソルタス 1:59.3 37.2
 4 トーセンスーリヤ 1:59.4 37.4
 5 ボッケリーニ 1:59.6 37.4

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟大賞典 2021

 
5/9 新潟大賞典 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
通年平均比+1.0秒(1000m換算)程度で、差し届かない馬場
 
この日の馬場で、前半3F34.2秒、5F57.1秒は明らかに飛ばし過ぎ
 
12.5 - 12.0 - 12.3 - 13.3ということで瞬発戦決着にはなったが、前後半で5秒以上も差のつく前傾戦となって異例中の異例新潟大賞典に
 
1~4着はこの日の馬場での1分59秒台前半でもあり、G3としては平均以上の水準
 
 
 
 

新潟大賞典 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

サトノソルタス

予想➡➡➡

結果➡➡➡3

スタート直後はかなりズブく見せたが、バックストレッチの長さと外枠を利して、徐々に3番手外を確保。

激ハイを刻みラスト600mで早くもバテバテになった△マイスタイル(最下位14着)に代わり、バスカヴィル(8着)、トーセンスーリヤ(4着)、☆ボッケリーニ(5着)らとともに早め先頭の競馬で進出すると、ゴール前まで長く脚を使って渋太く3着争いから抜け出す。

55キロではあるがまずまずの指数での3着で、改めて上り33秒台の争いだろうと、この日のように上り37秒台決着だろうと、直線の長いところでの瞬発戦で、ひとたびエンジンがかかれば非常に長く脚を使えることを示した。

ただ、さすがに12.0 - 12.3 - 13.3は苦しすぎて、単純に位置取りで結果的に敗れたという一戦。

かなりフラフラしながら4着トーセンスーリヤが外に張ってきているシーンもある中で、気を遣いながらよくやっている。

 

 

サンレイポケット / ポタジェ / ☆ボッケリーニ / ×ムイトオブリガード

勝利したサンレイポケットは、直線の長い左回り自体◯、荒れ馬場◯だっただけに、この最小限の瞬発戦ラップに止まってくれて、さらに前半3F34.2秒、後半3F37.6秒のタフ戦になったところを後方からになったことで、大いにプラスに働いた。

この馬に関して、今日の勝利は瞬発戦実績にカウントしないほうが良い(ここまで、瞬2平7消0としないほうが良い)、特殊な内容と見ておく必要あり。

 

2着ポタジェも、2走前にサンレイポケットとワンツーを決めていたように、あからさまに平坦型で差しに構えて奏功。

もともと、昨年のようなレアな新潟大賞典になって欲しいと思っていたところ、見かけ上は瞬発戦決着といえど昨年以上にレアパターンと言っていいこの超前傾戦になってくれた。

 

まだ、脚を残していたラスト100mでの攻防で、2着ポタジェが膨れてきて進路を失った☆ボッケリーニ(5着)は、もっと際どい勝負になっていて良かった一頭。

 

×ムイトオブリガード(7着)は、やはり状態が上がってきている印象で、復調なった次の絶好馬場条件で楽しみ。

今日はもともと、荒れ馬場という不適合を抱えた中での大外上り最速タイマーク。 ☆次走注目馬☆