競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京都新聞杯 2021 レース回顧・結果】早仕掛け戦で手応えの差歴然

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京都新聞杯 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 レッドジェネシス 2:11.2 35.3
 2 ルペルカーリア 2:11.3 36.2
 3 マカオンドール 2:11.5 35.4
 4 トーホウバロン 2:11.9 36.1
 5 ヴェローチェオロ 2:12.0 36.4

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 京都新聞杯 2021

 
5/8 京都新聞杯 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
1000m換算で-0.5秒程度とみられ、やはり前は止まらない馬場
 
前半59.9秒、後半59.0秒の走破時計は立派だが、そのぶん11.5 - 11.5 - 12.0 - 12.6の消耗戦に
 
コースとしてはかなり特殊ラップでの決着となっていて、当然いかに長く脚を使えるかが求められた
 
3〜4コーナーから押せ押せになる組多数の中で、友道厩舎の2頭が万全の手応えからスタミナ&総合力で上回ってワンツーを決める
 
 
 

京都新聞杯 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ワイドエンペラー

予想➡➡➡

結果➡➡➡8

なだめるのに手を焼き位置取りを悪くする。

結果、手応えも無かったが、形として4コーナー最後方から大外というレース運びになる。

自身の形で競馬ができれば、ヨーイドンよりも今日のような流れの方が良かったはずなだけに、残念。

 

 

☆ルペルカーリア / レッドジェネシス / ◯マカオンドール

ほか、2着☆ルペルカーリアは評価した組の4頭の中では最も楽な手応えでコーナーを回って、その馬力とスタミナ、そして総合力を示した。

この時計で駆けられるなら、中距離ではいざ知らず、長距離(2400m前後)での時計対応面の心配はなし、あとは瞬発戦への課題のみだろう。

勝ち馬レッドジェネシスも含め、さすが友道厩舎育成だけのことはある。

 

そのレッドジェネシスは、このロングスパートを後方からグイグイ押し上げて、しかも後ろから迫った◯マカオンドールとの差をゴールにかけてさらに広げていっただけに、距離延長は絶対的にプラスになるだろう。

これだけの時計の消耗戦ということで、特殊過ぎてちょっとダービーには繋がりそうもないが。

 

3着◯マカオンドールは、良でのコーナーからのスムーズな押し上げに多少疑問のあった馬。

それだけに、この緩むところが無いどころか、ラスト3つがかなりの減速幅続きとなった早仕掛け戦では苦労しかなかった。

重馬場が得意であることはもちろん、鈍重さをいかにカバーして戦えるかが今後を占う。