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――（Aコース施行の前年5回開催から半年経ってもいるのに）かなり3分どころから外が通用する馬場で幕開けした印象の今開催。
新潟大賞典 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟大賞典 2022
レース全体のふり返り
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新潟大賞典2022
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指数2位→1位→6位
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新潟大賞典 2022 各馬ふり返り 予想と結果
シュヴァリエローズ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
中団から外差しという描いた通りの競馬でジリジリとしか伸びて来れず6着に敗れる。
12.0 - 11.3のポイントでの挙動や、同じような競馬をした△カイザーバローズ（2着）、ヤシャマル（3着）との内容差から、少し適性×斤量で見劣った印象。
ここまで6連対中瞬発戦5連対（残りは平坦戦）という馬だったが、重賞クラスでは思ったより切れなかった。
と言いつつ、長い直線での瞬発戦だけ合わないのかもしれず、小回り×瞬発戦条件が整えばG3でまた狙ってみたいが。
要は、瞬発型だが本当に一瞬の脚であって小回り型なのかなという感触を得た一戦。
レッドガラン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
57.5キロVのこの馬は、ただ一頭G2級パフォーマンスを発揮したと見ていい、ここでは抜けた内容だった。
先に抜け出したモズナガレボシを追って先頭に並びかけたところからは、少し外の勢いに対して劣るかという様も見せたが、そこからラスト100mで伸び返して力でねじ伏せた。
上り上位の脚に依存せずに（位置を取って）好位から戦えばやれる馬だし、瞬発戦でも僅かとはいえ前後半全区間で前傾戦になってくれたことが向いたか。
おそらく、差しに構えて、もっと後傾度が高くなっていれば、勝ち負けはおろか馬券内もまったく届かなかっただろう。
ステラリア / アイコンテーラー / ▲スマイル / ☆ラインベック / △カイザーバローズ 他
ステラリア（5着）は、鞍上も言っていたがまともに真っ直ぐ走ることすらできておらず（ササる）、乗り替わって挽回必至。
そもそも、ハンデ戦の瞬発戦ラップでは、その時点で文字通りハンディを背負っているわけで、陣営もこの敗戦に関しては正直全く気にしていないことだろう。
アイコンテーラー（9着）は、完全に押し出された1人気馬の宿命という感じで、しかも内枠からの好位策で直線もインとチグハグ。
個人的に重視はしなかったが、52キロで4歳馬でこの馬の脚力なら人気するのもまあ分からないでもないし、（1人気はどうかも）ここでの支持の集め方通りまたどこかでG3で狙える存在とだけ覚えておけばいいか。
レースが平坦戦にまでは突入せず、しかもその中で追い込みに回らざるを得なくなった▲スマイル（10着）は苦しい競馬に。
内枠からどんどん位置を下げてしまっていたように、この流れた前半ペースで追走が苦しくなって、“Bプラン”に切り替えるために外の馬たちを行かせてから外に出すレースになってしまった。
これなら、いっそ前半はどスローでもいいから（そこそこの位置でついていき）、5F～4Fロングスパートというほうが圧倒的にこの馬には良かったはず。
☆ラインベック（14着）は、前半をこのペースで入っては距離が持たなかったというところか。
玉砕して全く競馬になっていないだけに、挽回は十分だろう。
ただ、54キロのハンデ戦でこれだと、G3で好走するには馬場と展開ともに前が可愛がられるサポートがあって、力を出し切れて初めてそれが実現可能になるとの印象で、狭いスポットであることは事実。
△カイザーバローズ（2着）は、スタートでトモを落としたことで4コーナー10番手というちょっと想定外の形に。
それでも、上り最速で一時は完全に勝ち馬◯レッドガランの前に出たかという競馬の2着。
4歳55キロで力を付けているのは事実だし、本格的に重賞戦線に乗ってきたといったところだろう。
ただ、馬場と展開は、そのスタートでの失敗を補うにはかなりの恩恵になっていて、少しだけハマっていた点は気にしておきたい。
地味なところでは、ダノンマジェスティがこの新潟で適性を見せている印象。
今日の競馬も、馬場と展開ほぼ真逆という中でまずまず自身のパフォーマンスを上げてきていて、新潟×オープン特別くらいなら人気薄でも臆することなく狙ってみたいと思わせる内容だった。
