競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟大賞典 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 「長い直線での決め手比べ」とのギャップ

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――人はどうしても「後ろから差してこないと、決め手あり!の印象が沸かない」そこがポイントかな。

目次

 

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NHKマイルカップ 2020  予想 追い切り・ラップ適性考察 

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新潟大賞典 2020 レース概要

 

新潟大賞典 G3

2020年5月10日 1回新潟2日目

発走時間:15:20

新潟 芝2000m

サラ系4歳以上 オープン

2019年優勝馬:メールドグラース   牡4   1:58.6   .Dレーン

 

 

新潟大賞典 2020 枠順

 

 

1 1 シャイニープリンス 牡10 団野
1 2 エアウィンザー 牡6 三浦
2 3 ギベオン 牡5 岩田望
2 4 インビジブルレイズ 牡6 吉田隼
3 5 カツジ 牡5 丸山
3 6 レッドガラン 牡5 鮫島駿
4 7 ブラヴァス 牡4 柴山
4 8 ダイワキャグニー 牡6 内田博
5 9 トーセンスーリヤ 牡5 横山和
5 10 サラス 牝5 松若
6 11 ドゥオーモ 牡7 勝浦
6 12 アトミックフォース 牡4 武藤
7 13 メートルダール 牡7 菅原明
7 14 プレシャスブルー 牡6 石川
8 15 ケイデンスコール 牡4 中谷
8 16 ブラックスピネル セ7 丸田

 

   

新潟大賞典 2020 ラップ適性・追い切り 

 

舞台はほぼ9割がた瞬発戦※ラップを刻む超特化条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-12.0-11.9-12.2)が定義

エアウィンザー、メートルダール、ケイデンスコール、カツジとあたりはこれまでの戦績から適合。

 

追い切りからは、明確に良いと言えるのはレッドガランくらいで、あとは強いて挙げればカツジの最終追い切り。

 

 

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新潟大賞典 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

ラスト2F目急加速の瞬発戦がほとんどだが、後方から上がり最速ズドンは決まりづらく、中団から前がウィニングポジション

該当馬➡➡➡メートルダール、レッドガラン、エアウィンザーといったところは後方に構え過ぎるようだと苦しいタイプ


「斤量56キロ」に明確に境界線があって、56キロ未満勢には妙味観点からは全くいらないと言ってしまっても良いほど

該当馬➡➡➡インビジブルレイズ、エアウィンザー、カツジ、ギベオン、ケイデンスコール、ダイワキャグニー、ブラックスピネル、メートルダール、レッドガランが中心

 

といった感じ。 

 

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新潟大賞典 2020 レース傾向分析&考察

 

 

『オースミグラスワンが上がり31秒9で勝ったレース』という歴史もあるレース。

ただ、昨年の記事タイトルにも使ったフレーズだが、実は大抵は“勝つのは脚が遅い馬”というレース。

その昨年は、メールドグラース、ミッキースワローとその後の活躍などを見るに、一見ハイレベル戦のように映るが実はそんなことはなくというレースになっていて、そのあたりは後述する。

 

ハンデ戦という側面もさることながら、そのコース形態的特徴、レースの代名詞的トピックスの幻影を追いかけ過ぎな印象もあって、波乱含みとなっている近年の新潟大賞典。

すなわち、後方の差し勢に注目が集まって前に妙味ありまくりなレース。

近い年から、4コーナー⑧⑫、⑥①、⑥②、③⑨、⑦⑤、⑪⑦、②⑥、⑦②番手の組み合わせと、ほぼ中団より前での馬連決着となっているのに、ファンはロシュフォールであり、ハクサンルドルフでありメートルダールでありレッドレイヴンといったところを狙うレース(確かに、新潟の長い直線を使っての大外追い込みを狙いたくなる気持ちは分かるんですが^^; )。

「ああ〜、惜しいなー、届かないかー」を何度繰り返しても、その“ドキドキ代観戦料”負債が膨らんでいくばかりというレースなので(笑)。

今年も、メンバー構成からは激流はなさそうだし、連対ベースではやはり中団前を狙いたいところ。


ちなみに、「中団から前がウィニングポジション」が崩れている(後方からの差しが決まっている)年は、だいたい①低レベルで前が失速し過ぎている(14年など)  ②前半が流れている(11年など)  ③良ではない、のどれかに当てはまっている。

先に記した昨年も、決着指数としてはあくまで①の範疇の一戦。


56キロ未満で(3-2-3-69)。

ただし、57キロを超えてくると安定味で劣ってくるので、「斤量56~56.5キロ」がベストゾーンという印象で、単回80超複回はプラスとなっている(いずれも過去10年集計)。

昨年は54キロのメールドグラースが勝利しているが、あれは「メールドグラースV」というより「D.レーンV」の一撃だったと考えている。


あとは、別名「ディープ大賞典」としてもいいくらいこの新潟2000m重賞はディープの庭条件。

ブラックタイド、ディーププリランテなども含め、ほぼ人気以上に走ってくると見てOKな特殊セッティングとなっている。

特に、ディープ直仔の場合、同産駒にしては珍しく、1~3番人気よりも4番人気以下のほうが率においても上回っているというのがこの条件の特徴で、それ故に狙う価値があるといえる。

ざっくり、人気のディープはそこそこに扱い、中穴以下のディープを重視すべき、というのがこの新潟2000m重賞ということだろう。

 

 

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新潟大賞典 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

瞬発戦ラップOKな56キロ以上、ケイデンスコールカツジダイワキャグニーギベオンのうち、「ディープ大賞典」の通りカツジギベオンのためのレースとなる。

 

 

◎ギベオン / ◯カツジ

◯カツジは前走本命◎だった馬。

ダービー卿CT(8着)では、出遅れているわけではないのだが、マイルが忙しくなってきている印象で、二の脚で徐々に後方に置かれていき、前傾ラップも相まって最後方ぽつんから届かずの内容。

当時「敗因は、外枠ではないと思います」とコメントを残した鞍上も気付いている様子だったが、ホネ自身も同感。

「マイルにこだわっているがこの追走では中距離を考えてほしい」と評した馬の、初2000m以上戦、産駒の庭条件、追走極楽の長い向こう正面……で、再度の狙い目。

ただし、特に積極策を示唆する談話も聞かれず、どうやら自然な流れのままの競馬となりそう

それではこのレースの狙いと反してしまう。対抗◯とする。

 

というわけで、◎はギベオン

前走は実質的に3着の競馬。

3着にならなかったことで、馬券外続きなのは妙味サイドととらえなければならないシーンか。

能力は最上位で、◯よりも前につけているとの見立てなら素直にここから。

 

 

▲ダイワキャグニー / ☆レッドガラン

▲ダイワキャグニーは、先行策から瞬発力で勝負できる馬の中では最有力格。

気持ちひとつで安定感はないのでこの印だが、強い時にはG3は楽に突破できる馬。

 

☆レッドガランは、出来随一で魅力あり。

ただ、まだ56キロで頭で強気に行けるかというと……。

 

 

△アトミックフォース / △ドゥオーモ  / △プレシャスブルー

△アトミックフォースは、これまでの戦歴からは平坦戦実績のほうが多いが、前走が超瞬発戦(2段階急加速)で侮れない。

 

あとは、外枠のディープ2頭△ドゥオーモ△プレシャスブルーも、渋って例外的な流れになった時要員として少々。

 

インビジブルレイズの前走はかなりラッキーな勝利。

恐ろしくレベルの低い今年の白富士Sで、マーフィー騎手が馬群をするすると押し上げ、直線では外に持ち出すというファインプレー込みでのもの。

たぶん、ハイレベルな2勝クラスでも普通に負けていた競馬で、ここは切って妙味の存在と思っていたら執筆時点2番人気でシメシメ。

最終的には割れた中で人気を下げているかもしれないが、当初想定通り嫌っておきたい。

 

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