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――Thema of 2021の1つ、『何が最大の激走要因となり得るレースか』のクセをつけるための手始めとして……。
目次
- 中山金杯 2021 レース概要
- 中山金杯 2021 枠順
- 中山金杯 2021 ラップ適性・追い切り
- 中山金杯 2021 過去レース傾向
- 中山金杯 2021 レース傾向分析&考察
- 中山金杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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中山金杯 2021 レース概要
中山金杯 G3
2021年1月5日 1回中山1日目
発走時間:15:35
中山 芝2000m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:トリオンフ セ6 1:59.5 M.デムーロ
中山金杯 2021 枠順
中山金杯 2021 ラップ適性・追い切り
瞬発戦 ※ 発生率が5割と最も高いが、平坦戦も4割程度とバランス型の条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.3-12.2)が定義
ショウナンバルディ、ロードクエスト、バイオスパーク、ウインイクシードあたりがマッチする条件。
追い切りからは、最終的にココロノトウダイ、マイナルサーパス、リュヌルージュを上位に。(←1/5 6:00追記)
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中山金杯 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※勝ち馬は、「55キロ以上で単勝10.0倍未満」から
該当馬➡➡➡ディープボンド、ダーリントンホール、バイオスパーク、ヴァンケドミンゴ、カデナあたりか
※基本的に「斤量増馬」を狙うべきレース
該当馬➡➡➡バイオスパーク、ヴァンケドミンゴ
※「1~4枠に入った、前走(JRA)で前走4角5番手以内だった馬」が安定
該当馬➡➡➡ロードクエスト、テリトーリアル、ココロノトウダイ、ショウナンバルディ (1/4 23:00追記)
といった感じ。
中山金杯 2021 レース傾向分析&考察
「斤量増馬」が狙い目となる東の幕開けとなるレース。
手元の資料(※近18年)では、前走比で斤量が増えていた馬は(14-7-7-24)となっていて2頭に1頭以上は走ってきている。
その確率が示す通り、斤量増馬が2頭以下の年はやはり該当馬の好走率は相当高く、昨年のトリオンフ(1着)を含め該当の近7年で1頭もしくは2頭が必ず好走している。
その「斤量増」傾向とも関連してくるが、斤量別成績でも、~53kg(0-0-1-29)、53.5~55kg(2-4-5-55)、55.5~57kg(6-6-4-59)、57.5~59kg(4-2-2-10)(全て近12年集計年)と斤量を課された組の好走が顕著で、昨年はトリオンフ、テリトーリアルの2頭が56キロ以上勢から好走している。
このあたりは、冬場で馬場が高速化しないことも一つの理由だろうが、もう一つ、軽量だと乗れないことの多い短期免許来日中ジョッキーが有力馬に乗っているパターンも含まれるからと考えられる。
なお、勝ち馬は「55キロ以上で単勝10.0倍未満から」というパターンが、13年連続で続いている。
また、「1~4枠だった馬のうち、前走がJRAで4角5番手以内だった馬」というのが近11年で(7-5-5-13)となっていて、前走で先行していた馬の内枠入りは有利で20年は1~4着を独占(人気は順に、2→6→11→10人気)している。
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中山金杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
まず、年末の馬場傾向からして、例年以上に時計を要するタフ馬場×ただでさえイン前圧倒状態がCコース替わりでさらに顕著なものに、という状況になりそう。
硬い馬場専用機でさえなければ、内枠の先行馬なら少々思い切ったところを突いてもいいとみている。
-----1/4 23:15追記内容ここから------------------------------------
バイオスパーク含め、かなり「外に固まった」印象なので、相当な“手入れ”が必要になった。
◎ショウナンバルディ
平坦戦向きの先行馬ということで、内さえ引ければチャンスのある存在。
初めて、中京以東への参戦となるので、その部分には要注意だが。 ←福島での1戦があったな^^; お詫びして訂正、も兼ねて本命を献上。
案外、人気してしまうのではとみているがどうか。
また、傾向的には54キロのこの馬よりも、他に目を向けるべきレースとはいえ、今年は最重視ポイントをよそにそれら有力馬たちがこぞって外を引いたので、臆せず狙うことにした。
◯テリトーリアル
消耗戦寄りのレースなら重賞制覇に手が届くところまで来ている。
やや瞬発戦適性を欠くが、流れさえ合えば。
少し、瞬発力寄りのレース質を描いているので2~3着線上評価だが、この枠で人気もするだろうし、ちょうどそのくらいの評価が妥当か。
▲ココロノトウダイ
ちょっと、力量不足かもしれないが、10月に3勝クラスを突破してからの約2ヶ月間でさらにパワーアップを果たしてきている可能性があるので、この枠なら上位で買う。
最終追い切り良好で楽しみはある。
あとは、この枠なら脚質不問で買っておく△カデナに、タフ馬場は合い冬場もいい△リュヌルージュ。
中山での走りには良いイメージのある×ロードクエストは、3歳時以来の中山中距離戦。脚質的に厳しいとは思うが、この枠なので紐穴に押さえておく。
枠順発表前に注目馬とした馬たちが、嫌味なくらい外を引いたのだから、中途半端に「外枠でもこの馬は……」とかせず“内ロックオン”に徹してしてみたが果たして⁉︎
当日馬場を見て、これも嫌味なくらい一変外差し天国になっていたりしない限り、とにかく「拘るんだぞ」という自分への戒めの意味も含めて。
しかし、なんだったんだ先行アップしていた下記コーナーは(笑)
-----1/4 23:15追記内容ここまで------------------------------------
◎????(未定 ※後日追記予定) ←上記アップデート済み
正直、もう1~2番枠の2択かな、というくらいの思いでいる。
枠順が最大ファクターの一戦になるとみている。
なので、枠順確定前では本命は決められない(想定と馬場があまりにも違い過ぎたら、急変なら、当日方針展開も)。
内を引いた、前走好位からの競馬をしていた組の中から、2021年1発目の本命馬◎決定の予定。
最重要ファクター(想定)が、確定していない段階なので、現時点では注目馬列挙の形で。
バイオスパーク
内枠を引ければ、馬場想定からも、この馬自身の内枠を得意とするところからも、本命最有力だろう。
加えて、前走はやや位置取りが後ろになったものの、本来はもう少し高い位置で運べるキャラ。
ディープボンド
前走菊花賞ではパドックでテンションが上がってしまっていた。
その中で、あのタフな一戦を結果的早仕掛けで4着に残したことで、古馬になってから長距離路線での活躍を期待したいとした馬。
中山2000mは、少し距離が足りないと思うが、そのあたりがどの程度オッズに反映されるか。
ウインイクシード
昨年の2着馬なので適性については、言うに及ばず。
これで、内枠でも引けば注目の的であるには違いないのだが、問題は前走ディセンバーSの超体たらく内容が気がかり。
おそらく、タフな馬場が合わないのだと思うが、2走前に見せた集中力散漫な様子とともに、ちょっと昨年よりトーンは低めという印象。
ショウナンバルディ
平坦戦向きの先行馬ということで、内さえ引ければチャンスのある存在。
初めて、中京以東への参戦となるので、その部分には要注意だが。
シークレットラン
以前にも記したが、「冬場の中山の芝でこそ」のタイプ。
ただ、それは葉牡丹賞のレコードVにも表れての通り、昨今の冬の中山の高速仕様をベースにした話で、今年の場合は様相がだいぶ異なってきそう。
ただ、戦績通り本質的に高速2000m戦だと距離不足感も否定できず、その点では、タフな中山金杯が丁度合う可能性もあって、人気次第では侮れない。
ヒシイグアス
連対圏を外したのは、重賞以外の2戦のみのここまでで、基本大崩れのない馬。
ただ、この馬は、今のタフ馬場で実質2000m超のスタミナを求められると微妙。
スプリングSの善戦は、そもそもレースレベルが怪しいことと、マイル質だったことによるもの。
前走、府中2000mで上り33秒台をマークしているように、高速中山金杯向きに違いないだろう。
ヴァンケドミンゴ
「前走勝ち馬より強い内容」「その勝ち馬との斤量差1キロに広がり」で、軸うってつけの印象。
ただ、非常に直感的な部分だが、それでいて単狙いは罠だと思っている1頭。
何せ、福島以外ではいまだ未勝利の馬、今回7~8回に1回は勝つ可能性のある馬という公算だが、そこまでオッズが落ち着くかどうか。
マイネルファンロン
レベルはどうあれ内枠を引いた時に好走する馬で、その点想定通りの馬場ならここで穴で狙う価値のある存在。
3枠以内を引いたら、あとは状態次第で本命まであり得る。
テリトーリアル
消耗戦寄りのレースなら重賞制覇に手が届くところまで来ている。
やや瞬発戦適性を欠くが、流れさえ合えば。
……と、まあ大方の候補馬たちを並べたが、“隠し玉”も含め最終結論は当日までにアップデートということで。
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2021年もここはやってくれるはずです!