――本文に長く書いてしまいましたが、要はこのレース「並みのハンデ戦」「並みの阪神2000m戦」論がともに通じない、と思ったほうがいいんじゃね?という。。。
マーメイドS2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※なんといっても「父SS系軽量(53キロ以下)」を買っておくべきレース
該当馬➡➡➡アドラータ、サラス、スカーレットカラー、ダンサール、レーツェル、レッドランディーニ
※人気馬(単勝10倍未満)では、「前走牡馬混合戦出走馬で、ここまで重賞常連組という使われ方をしてきていない馬」は、なかなか信頼できる
該当馬➡➡➡センテリュオ、ダンサール、モーヴサファイア、レーツェルあたり
※ラスト4F目で11秒台に突入する年も多く、持続力を求められるラップが頻発。レースの展開的にはこの阪神芝2000mというコースなりにというものが多い
該当馬➡➡➡平坦戦タイプは、ウィンクルサルーテ、カレンシリエージョ、スカーレットカラー、チカノワール、センテリュオ、サラス、ダンサール
といった感じ。
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考察&まとめ
通常、ハンデ重賞は「重斤量馬を買っておけばいい」という傾向が強く、特に牝馬に限ると下記の通り。
○ハンデ重賞全体(牝馬成績) 2013年~
なのだが、このマーメイドSはかなり異質。
下記の通り51.5~53キロ勢が突出していると言っていい好調ぶりを示している(率のみならず、回収値まで)。
○マーメイドSのみ 近10年
最初に挙げたデータに、2つ目の「重賞常連組」でない人気馬(で、しかも牡馬にぶつけるくらい期待されている馬)が好調というデータを照らし合わせて眺めると、
斤量をあまり課されないという点ではこの2つの項目に共通項が見えてくるという印象。
即ち、最大のポイントである
“ハンデキャッパーが「さすがに今のこの実績ではこれ以上のハンデは背負わせられない」と判断した馬”を狙うべきレース
という点と、密接にリンクしている傾向とみられる。
3つ目のポイントとして挙げた通り、持続力を求められるこのコースらしい流れで行われる年が多く、瞬発戦にはなりにくいレース。
このあたりは、阪神芝2000mらしいところ。
なのだが、18年アンドリエッテ・ワンブレスアウェイ、17年マキシマムドパリ・クインズミラーグロ、16年リラヴァティ・ヒルノマテーラなど、年によって多少終いのラップに違いはあれど、瞬発戦(寄り)タイプがほとんど上位を賑わせているという不可解なギャップが生まれているレース。
ハッキリ言って、瞬発戦(寄り)タイプが好相性の持久戦という点も、持久戦なのにSS系が好相性という点も、明確な理由付けが難しいもの。
ただ、偶然も重なれば必然=見えていないだけでソコには理由がある、とも言える。
要は、自分の分析能力に問題があるだけだ!ヾ(=д=; )ォィォィ
(軽量、前走牡馬混合戦使い、重賞歴が浅い所謂「ここでは上」の真逆を行くタイプ、SS系で瞬発戦で実績を多く積んできた馬、......などを合わせて考えると、一つの仮説は立てられそうではあが、そこまで未来の予想に有用とも思えない ~『隠れ』持久戦向き、『隠れ』実力・適性との乖離がここマーメイドSで起こっている馬を探せ~ みたいな話しに終始してしまいそうで、毎年その時点で“隠れている”ので探せないというwww)
いずれにせよ、通常の、平坦戦になるから平坦タイプを狙えが当てはまらないレース、ということだけが確かなものとして存在している状況。
ある意味ではいつも使っているラップ適性論を放棄して臨んだほうがいいかなとの印象がある。
あとは、先週で既に時計が掛かっていた馬場が、さらに降雨でタフになりレースを迎えることになりそうな点にも注目したい。
金曜正午発表の時点で重となっていた馬場は、日付が変わってからはほとんど降水はなかったようだが、土曜を終日稍重で終えた。
土曜後半の芝戦をみても、当然時計のかかる馬場(特に、飛ばすと終いがかなり減速している状況)となっていた。
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予想印は!?ホネ的注目馬!
◎モーヴサファイア。
人気筋だが、ここは本命で仕方ないとの判断。
最大の理由は、高速馬場の京都開催をすっ飛ばして、前走阪神からここへ直行で向かってきたことと、時計の掛かっていた今年1月の京都開催での好走歴。
加えて、9頭立て以下の少頭数競馬では5戦未勝利に対し、勝ち切っているのは多頭数でのレースで、そういう意味では勝ちスポットを選ぶタイプ。
前走は、レースレベルとしては1600万下としては高くないものの、13頭立てを早めの進出から内ラチ沿いを突いて伸び、3馬身差の完勝。
自身上がりが2位で36.2秒と、稍重とはいえ上りが掛かったレースで、やはり頭数が揃ってのタフな展開でこそ。
オープンでも、出来れば少し渋った馬場で、多頭数でと思っていたところ、ここは絶好条件か。最悪でも、連対圏は確保したい。
調教面でも、重賞挑戦に向けて不足なしの過程で来れている。
鞍上が鞍上なので人気してしまうが(少し、最近の川田騎手は過剰人気様相が増してきたか)、明日騎乗馬の中では最も単勝オッズをつけている腕が試されるここで期待したい(これで、明日の騎乗馬単勝最低オッズというのがまたすごいことだが)。
◯サラス。
新馬戦が17年秋の京都(3着)。
歴史的不良馬場で菊花賞が行われたその年の京都芝を上がり2位の末脚で好走した馬で、その後の戦歴からもタフな馬場は歓迎。
前走5月京都の高速馬場での穴には驚かされたが、それだけ充実してきている証拠と判断。
軽量のSS系でもあり、距離に不安なしで大穴とはならなそうだが、上位評価。
▲ダンサール。
稍重馬場を馬なりで圧勝した500万下が強い内容。
2走前を見ても、阪神芝2000mでタフな競馬というのは合っている。
先行馬が多いが、すんなり2〜3番手をキープ出来るようなら。
☆ランドネ。
さすがに不運が続きすぎで、もう来る頃かというシーンで、この中間も抜群。
馬券作戦的に、軽量SS系を上にとったが、差はない評価。
「4番人気7.0倍前後」くらいをイメージしていたので、鞍上も含めて、これでもオッズ的にも十分想定内。
馬単も含め、この馬アタマの馬券も買いたい一戦。
△レーツェル。
調教の時計からして、非凡な馬。
2戦目以降が少頭数ばかりで割り引いたが、ここをあっさり突破してくるようなら、先々非常に楽しみになる馬。
そして、その可能性も十分とみている。
あとは、最終的なオッズとの兼ね合いだけ(と、思っていたところ、◯とほぼ同等のオッズと結構舐められている。これなら評価を上げて一発を期待してみる手もありかもしれない)
△スカーレットカラー。
前走がG2級の好内容。ゲートをポンと出て好位から運べればかなり強い、もともと重賞級の素質馬。
マイラー臭がしなくもないので、厳しいペースに巻き込まれた時に今のタフな馬場でどうか、という点はあるが期待感も大きい馬。
あとは、上げていくとキリがなくなりそうだが、×クィーンズベストと×サンティールは最終追い切りも良く人気もしていないので、ヒモにはしっかり買っておきたいところ。
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エプソムカップ2019 予想
6/9(日)東京競馬(調教注目馬)
6/9(日)阪神競馬(調教注目馬)
6/8(土)阪神競馬(調教注目馬)
6/8(土)東京競馬(調教注目馬)