競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京都大賞典 2021予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 隊列重視戦

f:id:yosounohone:20211008131708j:plain

 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

 

――でも、内優勢馬場だと、なんにしてもちょっと下に書いたように“消去法”感が強えなぁ(ケンなのかな^^;)。

目次

10/9(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【サウジアラビアロイヤルカップ 2021 予想】

【追い切り注目馬】【サウジアラビアRC】【山中湖特別】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【オパールS】【りんどう賞】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【村上特別】【萬代橋特別】【朝日岳特別】他 新潟競馬

10/10(日)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【毎日王冠 2021 予想】

【追い切り注目馬】【毎日王冠】【グリーンチャンネルC】【六社S】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【京都大賞典】【戎橋S】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【北陸S】【妙高特別】【松浜特別】他 新潟競馬

京都大賞典 2021 レース概要

 

※今年2021年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、阪神芝2400mとして行われる

 

京都大賞典  G2

2021年10月10日 4回阪神2日目

発走時間:15:35

阪神 芝2400m

 サラ系3歳以上 オープン

2020年優勝馬:グローリーヴェイズ   牡5   2:25.6   川田将雅

 

 

京都大賞典 2021 枠順

 

 

 

1 1 アイアンバローズ 牡4 岩田望
2 2 ベレヌス 牡4 斎藤
3 3 ステイフーリッシュ 牡6 川須
3 4 モズベッロ 牡5 池添
4 5 ムイトオブリガード 牡7 藤岡
4 6 ヒュミドール セ5
5 7 ダンビュライト セ7 松若
5 8 マカヒキ 牡8 藤岡
6 9 アリストテレス 牡4 デムーロ
6 10 ディアマンミノル 牡4 荻野
7 11 キセキ 牡7 和田
7 12 オセアグレイト 牡5 野中
8 13 ロードマイウェイ 牡5 松山
8 14 ヒートオンビート 牡4 戸崎

 

 

京都大賞典 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦8割発生の瞬発戦特化条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-12.0-11.9-12.2)が定義

ヒートオンビートロードマイウェイマカヒキが瞬発戦特化型戦績の3頭。

 

追い切りは、ベレヌスに、いつものといった感じのムイトオブリガードが上々の部類。

 

 

 

京都大賞典 2021 過去レース傾向

 

 

ここも「条件替わりで傾向もへったくれもない」レースとして、傾向考察はスルー。

ラップ的には、従来の京都2400m版からは、だいぶ瞬発戦傾倒して迎える今年の阪神二四版京都大賞典。

 

 

<PR>【絶対期待重賞情報】
1番人気がきてない。。まさかダノンまで。。。
シャフリヤール、レイパパレに続き。。
やはり競馬って難しいですね。
でも夏から愛用予想さん
スプリンターズステークス
3連単10点500円→193050円。。【驚!】
─────────────────────

─────────────────────
し・か・もダノンスマッシュ14入れてない。
シヴァ―ジ入れてる事よりもこちらに驚き!
実は朗報あります!
6~8月までの収支+230万
─────────────────────
無料公開買い目抜粋
鳴尾記念     8901%
阿武隈ステークス 10550%
越後ステークス  4689%
レパードステークス1604%
北九州記念    810%
新潟記念     2838%
キーンランドカップ6535%
─────────────────────
5千円推奨が+30万とかありました。(収支一覧
ここは今週末見ておくべきかも?!
京都大賞典2021予想
↑からメール登録しておき前日夜買い目確認してみてください。
お!いけると体感してきたら【重賞専用情報】を覗いてみてください。

京都大賞典 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ヒートオンビート / マカヒキ

ここは、なんと言ってもラップ適性面でリードする初重賞制覇がかかるヒートオンビートに注目の一戦。

ウインキートスは捉えられなかったものの、前走目黒記念では究極の上り勝負で最速上り32.4秒をマークし2着した。

当時、C.ルメール騎手(4着グロンディオーズに騎乗)をして「ジョッキ―みんな寝ていました」と、敗戦後に揶揄ったほどのボーンヘッド戦といえど、上り32.5秒でまとめて勝ったウインキートスがただの運だけ馬でなくその後もそこそこやれているところをみれば価値は低くない。あとは休み明けの部分だけ。

直近で、馬券外に敗れたのがこの阪神2400m戦の西宮Sだが、当時は進路が塞がる不利でのもので、特に気にならない。

開幕週の馬場で、前がどれだけ踏みとどまれるかとの戦いになるか。

産駒的にも十分後押しがあっていい条件だけに、人気でも期待。

ただ、開幕週でこの枠は不利になると思うので、現段階では本命にはしない予定。

 

 

「昔の名前で出ています」感は承知の上で、ひっさしぶりのG2以下戦に登場のマカヒキ

その非G1出走ということ以外に、阪神2400mの上りトータル勝負ならもしかしてというところはある。

 

 

 

あとは、大半が適性からは少し外れた平坦戦寄りの馬ばかりというメンバー。

 

 

キセキ / モズベッロ / ムイトオブリガード / アリストテレス 他

キセキはその中では瞬発戦寄りのタイプで、平均的なパフォーマンスではここも上位の存在。

ただ、ご存知古馬になってからは未勝利にあえぐ状況で、ほぼそれが先行策を取るようになってからという馬。

阪神2400mで和田騎手替わりというところが、いかにもミスマッチを起こしそうで。

たぶん、位置取りにミスった時に、差しで突っ込んでくるパターン(上り最速マーク)しかここも勝利は厳しいだろう(2~3着で良いというなら、話は別)。

ある意味、最初から差しを考えてハマったら“神騎乗”になるのだが(もし、ホネがテン乗りでここ参戦ならそう乗るケド、という話)。

 

 

モズベッロも、一応瞬発戦寄り実績ではある馬だが、この馬はラップというより上り鈍足レース適性のタイプ。

12.1-11.6-13.5なら◯、11.8-11.8-11.9や12.0-11.5-12.0(どちらも35.5)なら×の典型的なタイプで、外差しに加えて馬場の劣化が必要。

開幕週の良馬場では苦しい。

 

 

ムイトオブリガードは、キャリアハイが超上り特化の1.2秒加速戦(18年アルゼンチン共和国杯)というように、まあ軽い馬場が合うタイプだろう。

その意味で、無くはないこの開幕週の阪神2400m参戦であり、枠順からもイン差しをしてきたら面白いのだが。

 

 

アリストテレスは、ややミスマッチ感の強い平坦戦型だが、脚力としては当然上位。

ただ、阪神外回り(1800m×2回)でいずれも馬脚を現して敗れている通りこの条件では推せない。

たとえ、それが2歳時の2戦だとしても、その後の実績からしても。

 

 

それなら、外回り向きと距離適性からディアマンミノル

この馬もラップ適性ではややズレるが、札幌記念という経験を積んだことと2400m外回りということで一発は十分見込める。

 

 

その「2400mの距離」という点では、力の入るアイアンバローズ

ただ、この馬は戦歴からは明らかにここでは「裏をかいての、平坦戦決着狙い」でしか成り立たない狙いとなるキャラ。

唯一、瞬発戦で連対を果たしたゆきやなぎ賞当時も稍重×11頭立てであり…。

 

 

 

いや、困ったな。。。

こうしてみてくると、本来単勝負だったはずのヒートオンビートが非常に厳しい競馬になる可能性があり、その他も(外差しの目は薄いはずなので)なかなか適性×脚質で見合いそうにない。

マカヒキか...、いや鞍上も腹を括って差しで狙ってくるだろうし、まだそれならヒートオンビートで枠に目をつぶって勝負しとけよ、となってしまう。

うーん、ここは苦肉の策で、お得意の2~3着でしょうねきっと◎でいこう。

(下げてではなく)内を通すこと、好位脚質、阪神外回りでの上りの持続力、ある程度の急加速ラップへの対応力、これが今回の阪神、、、いや違った、京都大賞典でのポイントとみて◎ダンビュライト

これでいく。先週(◎モズスーパーフレア)の借りを返してもらうという意味でも。

当初、そこまで狙うつもりではなかった▲ステイフーリッシュとともに、この枠、並びで高速馬場想定するならと思うに至ったということで、2月の京都記念でも期待したこの2頭を狙う。

阪神外回りの上りスピードでは、若干◎が上回れるのではというところと、鞍上のぶん、そして「休み明けでテンション上がり気味」と談話が出ていることからも、心房細動明け長距離輸送を経ての中1週となる▲よりも、威勢よく2番手を確保できるとみて。

◯ヒートオンビートで、穴なら形がハマったらの☆ムイトオブリガードで。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記。

こちらは、府中とは対照的に外でも脚ひとつという印象(っていうか、今週は週半ば◎馬たち2頭とも外引き過ぎだな)。

おそらく、内回りの千四(10R戎橋S)でも、ゴール前横一線のなか外差しが1~3着内に届いてくるのではないだろうか。

というわけで、それでも落とす可能性は当然残る枠だが、◎ヒートオンビートで行くべきシーンだろう。

以下は、府中よりもいかにも開幕週というスピード馬場から、◯マカヒキ▲ダンビュライト☆ムイトオブリガード△ステイフーリッシュと、ちょい外を許容+瞬発戦での末脚方面に振って狙う。その一方で、▲ダンビュライト(当初◎)は、2200m、2400mの持ち時計的な部分からは、週半ば評価からあまり下げ過ぎないほうがいいかと感じている。馬場は、単純な前残りではないと見込みつつ、それでも。

あと、当然、ディアマンミノルヒュミドールの2頭はチャンス増大中。週半ばでは取り上げなかったヒュミドールについては、どこであっても「外差し」馬場でということだと思っている馬だけに、「いやはや開幕週でもこういう馬場でしたか」という状況なら怖さある(そもそも、幸騎手なら一か八かイン突きも5割程度可能性があると思っているが)。(10/10 15:00追記)