競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ユニコーンステークス 2021 レース回顧・結果】ただのスピード勝負とみるなかれ

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――それなら、自身の予想に反してルーチェドーロ、ゲンパチフォルツァらの競馬になっていたはずなので。

ユニコーンS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  スマッシャー  1:34.4 35.4
 2  サヴァ  1:34.5 36.2
 3  ケイアイロベージ  1:34.7  35.5
 4  ルーチェドーロ  1:35.1  36.2
 5  クリーンスレイト  1:35.3  35.7

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ユニコーンS 2021

 
6/20 ユニコーンS △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
前日からの重馬場のまま回復せず、1000mあたり-1.0秒近い高速状態
 
前半34.0秒の軽快な流れから、その後も緩むことなくオーバーペースで進み、5F通過58.0秒を刻む
 
12.1 - 11.8 - 12.2 - 12.4の平坦戦決着で、レースレコード1分34秒4を記録
 
 
 

ユニコーンS 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

クリーンスレイト

予想➡➡➡

結果➡➡➡5

4コーナー13番手から追い込んで5着。

この乗り替わりでは、まあこんな形でこんなところだろう。

さすがにそこそこ良い脚は使ってきているのだが、この馬には馬場が軽くなり過ぎた。

 

 

スマッシャー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

レース上りを大きく上回っての勝利歴と、陣営の強気が非常に不気味だった馬で、差し馬場でもあり直前に評価を高めた一頭。

ここも、レース上りを1秒上回って、1分34秒4走破というのはなかなか。

前走で見せた忙しさや、距離短縮の▲ケイアイロベージが差し届き、ルーチェドーロ、ゲンパチフォルツァ、カレンロマチェンコらが惨敗の結果からも、府中マイルらしい底力が問われる決着で納得といえば納得のところ。

渋った馬場も相当得意なのだろう。

…にしても、この馬に目を向けた最大の理由レディバグ(詳細は予想編参照)が、このレースに出ていないことが重ね重ね悔やまれると思えてしまうところである。

 

 

他、この馬場で好時計というのみならず、好レベル戦は否めずというのが総論。

主に、スピード能力とスタミナ双方が求められ、それに対する巧拙が出たとは思うが上位3頭はそれぞれによく走っている印象。

 

2着サヴァは、案外スタミナもあって見事だったし(スピードについては京都1400mの2歳レコードホルダーであることから疑いなしではあったが)、3着▲ケイアイロベージはキャリア4戦目で初の1ターン競馬でもよく追い上げたことに価値とポテンシャルを感じさせた。