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――京都1900m戦替わりで、未来は明るい今年の上位勢に？
ユニコーンS 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 ユニコーンS 2024
レース全体のふり返り
ユニコーンS 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ミッキーファイト
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
最終的には、馬場が差し優勢であること（▲ムルソーは本命候補から除外）、コーナー4つ競馬で不発も十分なこと（◯ラムジェット）などから、人気どころでは最も有利に進める好位の直後想定のここを本命視したが……。
直線序盤は、内枠が仇となって満足に追わせてもらえない場面もあって3着まで。
手応えからも、先に抜け出した前との差は詰まっていて当然だし、よく4着以下に沈まなかったという内容でもあった。
レースの序盤からかなり力んで走っていたようにも映ったし、休み明けでガス抜きも必要だったかもしれない。
そうした点から、勝負付けは済んでいないという判定の一戦。
実質3勝クラス上の決着の中、明確に不利があり0.7秒差であれば、やはり古馬OP入りの脚力有とみて良いのではないだろうか。
ラムジェット
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
差し馬場×ハイペースと諸々噛み合ってはいる。いるのだが、ラスト2Fで1.5列目まで浮上していたところからレースラップ12.8 - 12.7フィニッシュを計時、ラスト50mほどは余裕しゃくしゃくに緩めての中でマークした数値、と考えるとそれは「かなりなモン」ということになるだろう。
やはり、後方からに置かれたところからのレースになっていたが、向こう正面を前にして鞍上が噴かした部分から延々促し続けて回ってきてのこの抜けっぷりだから、小回り以外ではもう世代敵ナシではないだろうか。
あとは、古馬になって以降、自身の成長と相手レベルだけが現状の課題か。
サトノエピック
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡2着
単勝10倍台の5番人気には、正直「どうなんだろう……」と微妙に受け止めていたが、人気以上の健闘。
そして、個人的には終わってみれば「ここだったか」という口惜しい結果となった。
さんざんここまでこの馬の調教水準を高く買っていて、さらに初ダートの2走前のラスト緩めての4馬身差完勝を見ても、「（調教レベルからすれば）これでも不足感。逆に言うと何かまだ“隠し持っていそう”」としていたこの馬だが、月1ペースで今年4戦目で迎えたここでついに真価発揮なったという印象。
もうこれで、次もなかなか買いづらい存在になってしまったが、反面まだまだ上があってもいい馬でもある。
距離、差しスタイル、持久戦ラップでこの2戦かなりなパフォーマンス上昇を示している。
スナークラファエロ 他
どうせ荒れんじゃろうと、少額穴候補に指名した☆ノットイナフ（8着）だが、離れた最後方ポツンの態勢でエイカイソウルと2頭横並びで運んでまずまず頑張っての2秒0差負けに終わった。
冷静に判断して、古馬1勝クラスに届くかどうかが精一杯の現状だろう。
そしてそれは、輸送リスクなく、ハイペースで展開が向いて叩き2戦目での急上昇があるかも? との目論見が外れ、「とりあえず2勝目までは期待」の当初見立てのままだったということを露呈してしまった格好。
逃げた4番人気カゼノランナーが12着（2秒4差）に敗れているので、2人気▲ムルソーの5着（1秒3差）は評価してしかるべきだろうが、キャリア4戦目であれだけ序盤からついて回って2秒2差負けにとどめた10着スナークラファエロもよくやっていた印象。
少なくとも2勝クラスは勝ち切れていいし、最後までへこたれずジリジリ伸ばしていた様子を見るとそれ以上もあってもいいかもしれない。
