競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【東スポ杯2歳ステークス 2024 レース回顧・結果】G1級輩出イヤー

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東スポ杯2歳S 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 クロワデュノール 1:46.8 33.3
2 サトノシャイニング 1:46.9 33.5
3 レッドキングリー 1:47.1 33.5
4 ファイアンクランツ 1:47.2 33.4
5 デルアヴァー 1:47.3 33.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 東スポ杯2歳S 2024

 

11/16 東スポ杯2歳S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は通年平均比-0.5秒/1000m程度と速くはなく、コース替わりもあって内がやや有利な状況

 

前半1分00秒9はややスロー、後半は12.5 - 11.3 - 10.9 - 11.2の瞬発力、上りスピードともにかなりのものを求められる一戦に

 

馬場がそこまで高速化していない中での、上り4F45.9秒、同3F33.4秒は出色

 

ラスト1F11.2秒も含め、上り性能としては間違いなくハイレベルで、上位2頭は古馬2勝クラス水準にすでに到達しているとみられる

 

 

 

東スポ杯2歳S 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジーティーマン

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

予想の段階で、瞬発力を求めていなかったので、レースが12.5 - 11.3 - 10.9 - 11.2を刻んだ中では厳しいのは当然。

さらに、発汗も目立っていた様子で、序盤に頭を上げて口を割っていてはどうしようもない。

 

 

クロワデュノール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

この馬が後半持久質ラップを、初戦のように刻んでくるがゆえ、その他の瞬発力上位どころ(サトノシャイニング、ファイアンクランツ、レッドキングリー)を下げられたというのが予想の根幹としてあったのだが、レースは見事なまでに瞬発力勝負(後半最大区間加速1.2秒)に。

そういう意味では、この競馬で上り最速をマークして勝ち切ったこの馬はいい意味で想定外。強い競馬だったことは間違いない。

レースレベルも悪くなく、自身はここを5ヶ月ぶり+24で制しており、20年VダノンザキッドなどのようにまずG1級の活躍をみせてくるだろう。

あとは、この日のポイントとして、陣営談話がかなり歯切れが悪いものだったことが挙げられ、自身の状態として何%仕様だったかについては気になるところ。

これから全貌が明らかになっていくことになるが、相当な期待感がある。

 

 

サトノシャイニング / ☆ファイアンクランツ

サトノシャイニング(2着)は、落鉄もあったということで、それでいて好走してきたことは掛け値なしに立派。

加えて、凡戦2着ではないのだから、立派どころではなく、この馬もG1級の可能性はおおいにあるだろう。

 

☆ファイアンクランツ(4着)は、上り数値こそ5着デルアヴァーに譲ったが、終盤の伸びや進路取りからしてもそことの比較ではこちらのほうが上に映った。

1,2着と比べると若干差があるかもしれないが、それでもこの馬も良いところまで行けて良さそう。

瞬発力は相変わらず良いものを見せているし、よく1分47秒台に対応してきていた。