――で、実は、(某予想オッズが逆作用などもして)風が吹けば最終1番人気まで、というのを覚悟している「ピカ1」。
目次
- 日本ダービー 2025 レース概要
- 日本ダービー 2025 枠順
- 日本ダービー 2025 ラップ適性・追い切り
- 日本ダービー 2025 過去レース傾向
- 日本ダービー 2025 レース傾向分析&考察
- 日本ダービー 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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日本ダービー 2025 レース概要
日本ダービー G1
2025年6月1日 2回東京12日目
発走時間:15:40(予定)
東京競馬場 芝2400m
サラ系3歳 オープン
2024年優勝馬:ダノンデサイル 牡3 2:24.3 横山典弘
日本ダービー 2025 枠順
日本ダービー 2025 ラップ適性・追い切り
舞台は8割がた瞬発戦 ※ ラップとなる条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義
各馬の連対数を鑑み、横比較判定については自重。
追い切りからは、調教編記載の2頭に、少し離れた3番手にサトノシャイニングを最終評価とする。 (6/1 10:15追記)
日本ダービー 2025 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら同3人気以内」が基本
該当馬➡➡➡エムズ、クロワデュノール、サトノシャイニング、ジュンアサヒソラ、トッピボーン、ファイアンクランツ、ファンダム、ホウオウアートマン、マイユニバース、マスカレードボール、ミュージアムマイル、リラエンブレム、レディネス
※キャリア4戦以内は苦戦傾向で、近26年で好走を果たしたのは、当日4番人気以内の支持を受けていた馬(ゼンノロブロイ、ディープインパクト、サトノダイヤモンド、レイデオロ、ダノンキングリー、シャフリヤール、タスティエーラ)がほとんどで、例外は昨年のダノンデサイル
該当馬➡➡➡エムズ、エリキング、ショウヘイ、トッピボーン、リラエンブレム、レディネスあたりは苦戦様相か
※「皐月賞6番人気以下かつ4着以下」「牡馬で中6週以上」の馬たちも、好走には高い壁あり
該当馬➡➡➡エリキング、カラマティアノス、ジョバンニ、ドラゴンブースト、ニシノエージェント、ファウストラーゼン、ファンダム、リラエンブレム
※穴パターンは、「①ダービートライアル連対馬」か「②1800m以上重賞への複数出走経験かつ勝利経験(もしくはタイム差なし2着)」のいずれか(過去22年単勝20倍以上で好走した馬のうち、例外は20年ヴェルトライゼンデと21年のステラヴェローチェ2頭のみ)
該当馬➡➡➡(想定)オッズも加味すると、①ファイアンクランツ、レディネス②エリキング、ニシノエージェント、ファウストラーゼンあたりが該当か
といった感じ。
日本ダービー 2025 レース傾向分析&考察
「前走人気」が、例年の日本ダービー攻略切り口になってくるポイント。
「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら3人気以内」が、近年の3着内馬の約8割を占めていて、20年のヴェルトライゼンデをはじめ、ロジャーバローズ、コズミックフォース、マイネルフロスト、ベルシャザール、ローズキングダムなども該当している。
あと、前走オッズの観点でいくと、今年は該当イヤーとなる「皐月賞3番人気以内馬が3頭揃った年は1996年を除き必ずどれか1頭は馬券に絡む」という側面もある日本ダービー。
一方で明らかに苦戦傾向なのが、「キャリア4戦以内で当日5番人気以下」の組。
上記の通り、近26年でキャリア4戦以内で好走を果たしたのは、当日4番人気以内の支持を受けていた馬(ゼンノロブロイ、ディープインパクト、サトノダイヤモンド、レイデオロ、ダノンキングリー、シャフリヤール、タスティエーラ)がほとんどで、例外は昨年Vのダノンデサイル。
ただ、同馬に関しても「ゲート裏まではキャリア5回」行っていたりする(笑)。
他に、「皐月賞6番人気以下かつ4着以下(好走1)」、「牡馬で中6週以上(好走1)」なども狙えない(いずれも近23年集計ベース)。
最後の穴パターン。近年の単勝20倍以上好走馬は、「①ダービートライアル連対馬」か「②1800m以上重賞への複数出走経験かつ勝利経験(もしくはタイム差なし2着)」のいずれかに当てはまる馬が大半となっている。
22年(ステラヴェローチェ)、21年(ヴェルトライゼンデ)と当てはまらない馬の好走が続いた経緯もあって、トライアル非経由組や直行ローテ勢などの健闘といった昨今のトレンドに照らし合わせて使う必要がある傾向だろうが、昨年穴をあけた1,3着2頭も要件は満たしていた(3着シンエンペラーは、確定17.8倍で厳密には非該当馬だが)。
日本ダービー 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
マスカレードボール / サトノシャイニング / クロワデュノール 他
まず、皐月賞組では不動のピカ1という感じでマスカレードボールがいて、ここはハッキリした戦況。
どのくらいハッキリかというと、クロワデュノール、ミュージアムマイルらがいても、条件替わりを含めてここでは抜けた単独1番人気で納得するレベルといえば伝わりやすいか。
問題は、皐月賞自体がレースレコード決着となったにもかかわらず前年と比べてもそう高い水準ではない点で、「敵は別路線組にあり」となるかもしれない部分にあるとみる。
かといって、そのマスカレードボールを差し置いてほか狙いたい馬がいるわけでもないのだが、そんな中でカラマティアノスで好配当を狙う今年の祭典となりそう。
前走で距離に関して騎乗した鞍上が逆のことを言っていた点は気がかりも、個人的には2走前を見てダービーを意識していた馬。
少なくとも、上りスピード勝負なら、その2走前のレースレベルからもクラシック通用のチャンスはあると思われ、前走は度外視してみたい場面を迎える。
そうした点からは、ヘタな先入観を持たずにレースを迎えられる点はもちろん、いろいろな意味でこの乗り替わりはアリなのではないだろうか。前走はそのために無駄な敗戦ではなかった、というオチにも期待して。
ほかでは、サトノシャイニングも当然有力。
絶対的に評価落ちしない前走がまずポイントだと思う今回のこの馬だが、1つあるとすれば「16番枠から大健闘」が実はこの馬にとってはそうではなかったという点か。
きさらぎ賞の時に「待ち構える多頭数戦で、特に内に入って揉まれた時にどうか。現状だと、気性面に危うさがあるので、ロスはあっても外枠のほうが良さそうだが。」としたくらいなので、内枠にでも入った時にはちょっと疑ってみても(まあ、それもほんのわずかな可能性の部分であり、「どうせ人気だし」ということで記したまでの話だが。)。 →Xにポストしたように、極端な内に収まるくらいなら(この馬に関しては)災難回避に転ぶかもしれないこの枠。あとは当日馬場が極端なことにさえなっていなければ。(5/30 10:20追記)
クロワデュノールは、前走について向こう正面での事象ばかりが敗因として語られていたが、それ以上に序盤のペースに対して出していき過ぎたことが大きかったとみている。
高速馬場だったとはいえ、レースレコード決着となったハイラップのタイムトライアル戦の中でのものであり、ここはそういう序盤の入りにはならない点で追い風だろう。
ただ、デビュー以来鞍上が上りスピード勝負を嫌って前々から進めているように、府中2400mの極度の上り戦になった場合、何かにやられる隙は生じていいと思っているが。
いずれにしても、皐月を終えるまで押しも押されぬ一強体制を築いていた馬だけに、一度の負けだけで連対圏外を描くのはちょっと違うかなという印象で、マスカレードボールとの兼ね合い上、(敬意を表して)憎たらしい存在と評しておく。
↓↓↓以下当日午前追記内容。
枠が枠なら、馬場も馬場。非常に悩ましい状況となった(苦笑)
ただ、思ったよりも当日の晴れ間は少ないようだが、良回復して迎えることになりそうな点だけはたしかなところだろう。
そうなってどこまで前後内外のバイアスが発生するかだが、今開催全般の印象からあまり内外に関しては極端な状態にはならないと想定。
◎マスカレードボールに賭ける予定。むしろ心配するのは当日の落ち着きのほうで、そこをクリアしてくれたら、枠歓迎の先行俊足スパートV(この鞍上で、このメンツでもあり、あくまで見立てはファイアンクランツあたりとともに出していっての先行策想定)期待の一戦となりそう。
いちおう、印を回しておくと、◯カラマティアノス、▲サトノシャイニング、☆クロワデュノールの週半ば掲載順通り予想ということで。 (6/1 11:20追記)
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