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――さすがに、「For 杉原J」は大本命が阻止しましたが、いずれにしても実は一番ホープフルなのは同騎手の25年だったり……?
ホープフルS 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 ホープフルS 2024
レース全体のふり返り
ホープフルS 2024 各馬ふり返り 予想と結果
クラウディアイ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
思うように伸びてくることができず、0.9秒差で散ったが、総じてまずまずだったのではないだろうか。
瞬発力で戦えない消耗戦ラップで決まったこと、思いのほか前週までの高速馬場が鳴りを潜めてしまっていたことなど、終わってみれば運がなかったといえる材料が少し多かった。
その中でメンバー中ダントツ最軽量の432キロでよく対応してきたと思う。
前週までのもう少し時計の出る馬場ならさらにやれていて不思議なかっただろうし、そもそも後半を(負けながらも)ほぼ“独壇場”の競馬をしてレースを決めたファウストラーゼンによって、想定とはだいぶ異なる流れにされた中でのパフォーマンスだった。
ジョバンニ
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡2着
(ほぼ◎1本勝負だったため最終的に印上「抜け」の一頭。)スタートを決めて中団から運んで2着まできてみせた。
この日の馬場では、4コーナーにかけてラチ沿いを通し続けたことは、若干マイナスになったはずで、その中でこの水準、そして上り最速なら上々だろう。
依然として、馬体重の停滞と呼応するように早期完成型疑惑は拭えないが、それもここから成長を見せて裏切ってきてほしいところ。
クロワデュノール
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡1着
スタートしての外へ外への姿勢、そして2角にかけての外目確保で、(予想したこちら再度としては)“アウチ!”。
外をぶん回されたら、太刀打ちできる馬はやはりここにはいなかった。
今回の結果を受けて、評価急上昇のエリキングあたりは太刀打ちできるだろうが、正直個人的にはこちら派。
そもそも、同じ11月時点でのパフォーマンス差が違い過ぎた2頭でもある。
ただ、いずれもここまで未完成感を丸出しにして戦ってきたクチであり、正に“成長次第”“厩舎次第”であり、そういう意味ではまだまだ分からないこれからということになるが。
ファウストラーゼン / マジックサンズ / ピコチャンブラック / マスカレードボール 他
タイトルにも記した通り、誰の目にも明らかなように3着ファウストラーゼン(杉原騎手)の競馬が、レースの後半を決めた一戦。
敗れはしたものの、自身としてもよくやっているが、テン乗り&初ブリンカーでああいうマクりを敢行してくるあたり、ある程度事前の作戦として“出ていた”のかもしれない。さすがに、ハマった感のほうが大きい3着内容となった。
ほか、人気どころは皆、16着マジックサンズ(序盤から掛かる、壁作れず)、13着ピコチャンブラック(不可解敗戦も、気性的な部分やらから全く出せなかったとみられる)、11着マスカレードボール(こちらもゲート裏から「おかしかった」とのことで、気性面が主な敗因で、4角で前に入られたところで完全終了)といった具合で、「また改めて」としか言いようのない一戦に終わった。
そうした中で、後半のラップ的なことと、馬場的な観点から、ショウナンマクベスだけ挙げておきたい。
この馬は、予想した(「杉原騎手の、杉原騎手による……」の無い、どストレートな)スローのこのレースでこそのタイプとみられ、まずその道中での変化が災難だったはず。
加えて、3~4コーナーを1枠2番なりにラチ沿いを走り続けてのものであったことから、ここからの大幅変わり身にも期待が持てそう。
ひとまずは、良馬場のスローからの瞬発戦でということになろうが、3勝クラス上位iラインくらいまではラインくらいまでは見込んでおきたいところ。