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天皇賞 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
天皇賞(春)2021 含む、5/2(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
天皇賞(春) 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 天皇賞(春) 2021
レース全体のふり返り
天皇賞(春) 2021 各馬ふり返り 予想と結果
まず、大前提として「ユーキャンスマイル天気」と謳い、軸としてかなりその◯に入れ込んでいた時点で万事休すだった今年の春盾。
さらに、◎はアクシデントによる乗り替わり(まあ、2Rが終了した時点で、このレースの不的中、呪われ......etcについてはなんとなく察知)と、少々流れの悪さが前面に出過ぎたというのが雑感としてあり。
ディアスティマ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
まさか、この癖のある舞台でG1テン乗りで、我が◎が発走を迎えようとは。
その点だけにおいても、この3分15秒6駆けでの6着は、非常によく頑張っていると思う。
加えて、不運だったのが中間1000m(1000m~2000m)区間で、ほぼ1~2コーナー部分を除いてペースを落とせなかった点。
前半、後半各5Fの時計は、今の馬場では速いというほどではないが、この間の5Fを挟んで逃げて、というのは相当きつかったハズ。
と、同時にハイレベル、そして持ち前のスタミナ証明の強い内容だったとみている。
3コーナーから4コーナーにかけて、この通過タイムでのあの手応えには、一瞬「瑠星、やったか!?」と思わせてもらったが。
ユーキャンスマイル
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡7着
◎からこの7着までは3馬身半差がついた。
この良馬場、スピード馬場で、このコースではこれが限界です、という負け方。
「モズベッロ的差し込み」が到底叶わない馬場でレースを迎えているのだから、これは仕方がない。
☆ディープボンド / ▲アリストテレス / ◆ワールドプレミア / カレンブーケドール
☆ディープボンドは、最後まで押せ押せ(この消耗度の高い流れでも、追走一杯一杯で後半が速すぎた)でも、懸命に脚を伸ばして2着。
ようやくエンジンがかかったところで、ゴールといった感じもあったが、それにしては勝ち馬に後ろから差されていて不満。
もっとも、今回は最後まで1番人気を譲らず、(本当は違うのに)受けて立つ立場で戦わなければならなかった時点で、前を掃除して後ろからやられるというのはある意味仕方のないところ。
常に、ステイヤーとして上位を賑わしていってくれる存在には違いないだろう。
▲アリストテレスは、勝ち馬の前で終始枠なりに内々でスムーズに運んで、やけにアッサリと直線で交わされてしまっての4着。
むしろ、ゴール板にかけてはこのラップの中をまだまだ脚を余しているぞ、と言わんばかりの伸びで詰め寄ったが、その4コーナーから直線入口にかけての“鈍さ”が響いた。
これでハッキリした、下り坂利用の恩恵が大きく結果を左右、それ以外なら府中など直線の長さが欲しいこの馬の特性部分、といったところだろう。
そして勝利した◆ワールドプレミア。
前走で、(この馬にしては)妙に前向きさを感じさせる運びで3着していたように、この勝利は前走騎乗した石橋脩騎手による“効能”が働いた勝利だったように思う。
もちろん、福永騎手は上手く乗り、仕上げも見事だったとは思うが、前走中山二五~ここへの一連の競馬ぶりがもたらせたG1・2勝目の印象も強い。
さすがに「好位で」とまではいかないが、「前を射程圏に入れつつ」直線を迎えられるようになったのは大きい。
軽視したカレンブーケドールは、一瞬やられたかとも思ったが、まあ許せる範囲の3着。
牝馬でよく頑張ってはいるものの、逃げたわけではない中で、この前圧倒的有利馬場でこのコースで、かなり脚が上がって連を外した。