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――疲れた細胞酔わせて遠く見ちゃってんだぞ、こちとら(その想いについてはアンダーバー引いておいたので、ねっ(笑))
目次
- 日経賞 2021 レース概要
- 日経賞 2021 枠順
- 日経賞 2021 ラップ適性・追い切り
- 日経賞 2021 過去レース傾向
- 日経賞 2021 レース傾向分析&考察
- 日経賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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毎日杯 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
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日経賞 2021 レース概要
日経賞 G2
2021年3月27日 3回中山1日目
発走時間:15:45
中山 芝2500m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:ミッキースワロー 牡6 2:32.9 横山典弘
日経賞 2021 枠順
日経賞 2021 ラップ適性・追い切り
コースとしてはやや平坦戦 ※ ラップ寄りの、瞬発戦、平坦戦ほぼ5分5分条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.4-11.3-12.2)が定義
ウインキートス、カレンブーケドール、シークレットラン、ワールドプレミア、ムイトオブリガードと適性上位。
追い切りからは、ムイトオブリガード、サトノルークス、シークレットランを評価。
日経賞 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※前年以降のJRA芝2400~2500mのG1・G2で6着以内経験あり、というのがひとつの好走目安で、近年の好走馬の9割近くを占め、該当馬の好走率も4割超と申し分なし
該当馬➡➡➡ウインマリリン、オセアグレイト、カレンブーケドール、ラストドラフト、ワールドプレミア
※また、さらに「芝2200m以上のG1・G2で3着以内あり」「前走5着以内」に該当する馬も、それぞれ好走馬の8割を占め好相性
該当馬➡➡➡ウインマリリン、オセアグレイト、カレンブーケドール(W該当)、ゴーフォザサミット(W該当)、サトノルークス、ダンビュライト(W該当)、ムイトオブリガード、ラストドラフト(W該当)、ワールドプレミア(W該当)、アールスター、ウインキートス、ヒュミドール
※前年JC、有馬出走歴のある馬のうち、「有馬記念のみに出走」という馬は馬券率がかなり高く狙い目(’18~’19サクラアンプルール、’20スティッフェリオなど)
該当馬➡➡➡オセアグレイト
といった感じ。
日経賞 2021 レース傾向分析&考察
先にも挙げた通り、G2以上の2400m~2500m重賞での戦歴がポイントという印象の一戦。
馬券内実績としては、「芝2200m以上のG1・G2で3着以内あり」というのが一つの線引き。
また「前走5着以内」だった馬も好走例が多く、近18年の好走馬54頭中、前者は45頭、後者は43頭を占めている。
そして、G1級も復帰戦に選んでくるレースだったりすることからも、その2400m~2500mディスタンスでの最高峰レース、JC、有馬記念を前年に使っている馬がやはり優勢。
中でも、やはり「JCはパスして、有馬直行」といったローテ、陣営意図などに表れる中山>>府中タイプがいいことは明白で、「有馬記念のみに出走」パターンが絶好。
近16年集計ベースで、「前年JCのみ(有馬は使わず、日経賞に出走)」が(1-2-1-8)に対して、「有馬記念のみに出走(JCは使わず有馬には出走して、日経賞に出走)」が(6-2-6-3)。
そして、この中には18~19年と2年連続3着のサクラアンプルール、20年のスティッフェリオなども含まれている。
日経賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎シークレットラン
ここは前々を意識した組が3〜4頭ほど。
加えて、前週(スプリングS)で2週連続差しに構えてモノに出来ていない中で迎えるAコース最終週。
前々で立ち回って馬場の良いところを伸びてくるタイプよりも、単純に外をぶん回しの形がゴール寸前で優位性を発揮するとみている。
荒れ馬場不問、上がり掛かってこその◎シークレットラン。
前走からの距離延長は当然として、当時よりも荒れた馬場での上昇にも期待しているし、休み明けのほうがむしろ良い点にも注目している。
この距離でもこの枠、鞍上なら自由奔放に中団に収まってくれると期待しての狙い。
◯サトノルークス
一発期待の◯サトノルークスは、まず当日絞れてきてくれないと…ということで現時点本命にはできなかったが15キロ前後減で本命入れ替えの予定。
久しぶりに間隔を詰めて使えるのはプラスだし、前走京都記念(阪神2200m)は、高速馬場でここには直結しないと思っているので、そこで鈍重に負けていてくれればそれで十分。
▲ラストドラフト / ☆ムイトオブリガード
基本的にその他も外差し勢を評価して▲ラストドラフト、☆ムイトオブリガードといったところを上位に。
▲ラストドラフトは、前走で軽視して走られ、その軽視理由の一つでもあった鞍上が継続騎乗で、しかも前走以上に人気しそうで個人的に非常に手を出しづらい差し馬でもあるのだが、馬券内としては有力な印象。
荒れ馬場不問なところは強みで、ケチをつけるとしたらあとは前走時にもコメントしたように極寒期ではないところ。
☆ムイトオブリガードは、◯と似たようなところがあって当日適正体重まで絞れてきているかどうかだけだが、脚力的には一発あっても驚けない位置付けで出来も上昇中。
△ワールドプレミア / △カレンブーケドール / △ウインマリリン
△ワールドプレミアは急遽の乗り替わりで、決して操作性の高い馬ではないことも加味するとマイナスあってプラスなしの今回。
前走は、まず臨戦過程的によくやっていることと、さらに鞍上が当日馬場を意識するあまり馬自身の持ち味は生きず、レースでも裏目を引いてそれでも大健闘という内容。
ゆえに、今回注目度も高まってしまうはずで、馬場は味方になると踏んでも相手に買っておけばいいかなという位置づけ。
△カレンブーケドールは、前にいってやられる願望の今回であり、馬場が馬場なら本命だが、前日想定段階としてそうはいかない。
何せ、サンアップルトンが鮮やかに差し切るという影を引きずって迎える今年の日経賞なわけで。
鞍上強化、前走の不甲斐ない失速がJC激走明けの疲労とみている今回は、否応なしに期待が高まるシーンであることは否定しないが、松山騎手もこの馬で少なくとも4コーナーを待たずして仕掛けてポジションを上げてくるだろうし格好の目標になってしまうとみる。要は、馬場だけ。
△ウインマリリンも、想定馬場なら鞍上が割り切っていつもより下げて運べるかどうかだと思っている。
前走は、得意ではないはずの馬場状態で、悪くなった内を突いたにもかかわらずラストまで見どころ十分で好内容。
当時同様に、積極的に運びすぎるとやられる確率は高まるだろうが。
他、注目していた差し勢も中途半端にここで内を引いてしまったりとかなので、当日馬場次第という印象。