競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪神大賞典 2021 レース回顧・結果】際立つディープボンドのスタミナ耐性

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阪神大賞典 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  ディープボンド  3:07.3 36.9
 2  ユーキャンスマイル  3:08.2 36.8
 3  ナムラドノヴァン  3:08.3 36.8
 4  シロニイ  3:08.9  38.9
 5  ダンスディライト  3:09.0  37.8

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪神大賞典 2021

 
3/21 阪神大賞典 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場は1000m換算で+1.0秒程度を要する重馬場
 
レースは、前半ほど遅く、徐々に標準タイムよりに近づく格好のラップで展開
 
1800m通過以降の、12.1 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 12.3 - 12.9という消耗戦ラップはかなりタフ
 

阪神大賞典 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

タイセイトレイル

予想➡➡➡

結果➡➡➡8

スタートから進んでいかず。

3000m戦といえど、4コーナーまでに先団に取り付くための挽回もこれでは到底無理という感じで、勝負どころからも終始手応えの悪さばかりが目立った。

 

 

ディープボンド

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

◎タイセイトレイルに対してこちらは、スタートから終始手応え良く好位での追走。

4コーナーを回る際も、悠々といった構えで手応え劣勢の前2頭をすぐさま交わして早め先頭の形。

予想としては、この形を取ってくるであろうことは大方想定通り(出来れば◎だったらベストだったが)で、負けないでくれて良かったといったところ。

改めて、これで負けたら言い訳の利かないところに出てきて、きっちりと自身の適性を示してきたという印象。

この馬場での3分7秒台前半も「非常に」と付けてもいいくらいの優秀な内容の可能性がある。

 

 

アリストテレス

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

序盤に頭を上げて掛かり気味で、今日はまず何よりご機嫌を損ねてしまったかなという印象。

終始勝ち馬をピタリとマークする形で、後半の展開を考えればベストの位置取り。

渋い手応えながら、4コーナーでもなんとか食らいつくように伸びてきていいたのだが、ツケが回ったか直線ではササって、今度は外へとヨレるようにして疲れを感じさせる脚取りになってしまいジリジリ後退。

馬場、スタミナの問題ではなく、展開×浪費によるガス欠と精神面による敗戦だろう。

 

☆ショウリュウイクゾ / ユーキャンスマイル / ナムラドノヴァン

☆ショウリュウイクゾは、馬場をこなせなかったという印象が強い。

過去には重馬場での好走歴もあって気にしなかったが、必ず4コーナーで押せ押せになる馬が、さらに馬場もあって余計に上がっていくことができずという悪循環に陥っていた。

 

2着ユーキャンスマイル、3着ナムラドノヴァンは、自滅&オーバーペース脱落勢による漁夫の利好走色は濃いとみているが、この2頭まではきっちり重賞レベルで走っていたことを考えると無視も出来ない内容。

 

ユーキャンスマイルに関しては、この中間の動きも良かったように思うし、時期的にも合う様子。

そして、何よりこの雨模様だろう。本当に、ノドのことを注意して見続けていいかもしれない。

ナムラドノヴァンは、正直渋ったら六社S当時のように不発の可能性が高まるだろうとみて、好きな馬だし前走も狙った馬だが、意図的に狙いを下げた一頭。

「しくった(アウチ!)」というやつだが、それでも◯ディープボンドからのワイドでアリストテレスが飛んでいても27倍程度ならまあ良いかなという感じ。

さらに言うなら、最後方競馬に始まって4コーナーでも7番手、10番手だった2~3着2頭が突っ込んできたことは、この2頭の能力を示す以前に勝ち馬ディープボンドの強さを際立たせているものといった印象が強い。