競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ダイヤモンドステークス 2021 レース回顧・結果】搭載エンジンが違った2頭

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――540kg+510kg=1,050kgワンツーですからね、なんつっても(中に入ってるエンジンもデカくて不思議なし)。

ダイヤモンドS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  グロンディオーズ  3:31.2 34.5
 2  オーソリティ  3:31.2 34.8
 3  ポンデザール  3:32.1 35.3
 4  ナムラドノヴァン  3:32.2 35.2
 5  ヒュミドール  3:32.3 35.9

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ダイヤモンドS 2021

 
2/20 ダイヤモンドS ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
前半1000mはスローだが、後半1000mは稀に見る好タイム&急加速の入らない11秒台5連発の締まったペース、中盤の1400mも平均以上と、遅い→そこそこ→速いと流れたイメージ
 
馬場は至って年間平均水準の状態とみられ、少なくとも高速馬場には非ず
 
その中で、走破時計含め時計的に優秀で、特に1~2着は今後G1級の活躍が期待できる好内容
 
しかも、直線は向かい風がやや強めに吹き続けるコンディションで、この後半でレース上り35.1秒は非常に優秀(というかキツイ)印象
 
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ダイヤモンドステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ナムラドノヴァン

予想➡➡➡

結果➡➡➡4

やはり、ここで53キロであればこのくらいやれるところまできていたか、といった印象の4着。

同時に、(初施行条件ということで)指数ブレが生じやすくレベル把握をしづらくしていた前走・万葉S内容が、まずまずのものだったことを再確認した。

このダイヤモンドSとしてレベルの低い年なら十分連対圏といった指数をマークできていて、あとは55キロくらいでもう一戦この指数水準をマークしてくるようなら、この路線でも“OP大将”の枠を超えた活躍が楽しみになる。

 

 

グロンディオーズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

ちょっとこの後半超持久力ラップでの、このハイパフォーマンスは注目(単穴▲)しておきながらびっくりした。

信濃川特別、六社Sでの内容から、てっきり瞬発馬だと思っていたのだが。

これは、適性というより、素質、能力最大値、そして持って生まれた“排気量”(心肺機能)による勝利というより他ないだろう。

2着☆オーソリティに対して「フェイムゲームを彷彿とさせる」との評価をしたが、こちらはフィエールマンに見えてきた次第。

軌道に乗ってきたし、ここから楽しみしかない。

今日の+12キロをみて「むしろやってきそうだな」と感じたが、その骨格に見合った馬体重で出てこれるという部分も含め、休み明けもやはり良いか。

 

 

オーソリティ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

期待の1頭◯ブラックマジックが大敗、3番人気の支持を集めたヒュミドールもラスト100mで完全に止まったことに表れている通り前には相当苦しい展開。

その中で、唯一、終始好位の一角で進めて34.8秒で上がってこの内容なのだから運が悪いとしか言いようのない敗戦。

この馬でも、それこそ例えとして引き合いに出したフェイムゲームのダイヤモンドS初年度Vパフォーマンスを額面で僅かながら超えてきた(しかもあちらは当時55キロで、こちらは56キロだから、実際にはさらに1馬身ほど上の可能性も)のだから、相当優秀だろう。

 

 

ポンデザール

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

この馬からは、G2としてはさすがに物足りない水準。

さすがに上位2頭からの5馬身差に表れている部分で、ルメール騎手にこの府中の長距離戦でエスコートしてもらったにしては今ひとつな感。

ただ、もともと「滞在競馬向き、ローカル競馬場向きとみているので、今回頭では狙わない」としたくらい、ミスマッチ部分を抱えてのこのレースだったと思っているのでそこは想定の範囲内。

加えて、鞍上も言っていたが、直線ラスト300mを過ぎて「終った...」と思わせて、もう一度そこから盛り返すように伸びて、4~5着馬を交わして3着するような特異なフィニッシュでのもの(そのヘンテコな伸びしないでくれりゃ、▲☆◎万々歳だったんだけどなぁ。。。ブツクサブツクサ(-.-))。

要するに、ここではスタミナが上で盛り返したが、他が脱落してくれていなかったらこの直線の長いところでの11.6 - 11.4の加速部分はこの馬には合わなかった、ということだろう。

やはり、コーナーリング性能を利して戦いたい、内回り(ローカル小回り)特性が表れたレースぶりだったように思う。

 

 

他、今後に向けてどうこう議論できそうなのは5着ヒュミドールまでかなという印象。

この馬については、あまりにもこの距離延長に自信を持ちすぎて運んでしまったきらいはあるし、苦しい競馬をしながらも休み明けで自身としては上々の伸長度を示しての明け5歳初戦のスタートを切れた印象。

さすがは、「天皇賞(春)を目標に」と今回の時点で明言していただけのことはある。