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――勘的なところでは、今回のDB負けそうな気がしてならないところではありますが。
目次
- 阪神大賞典 2022 レース概要
- 阪神大賞典 2022 枠順
- 阪神大賞典 2022 ラップ適性・追い切り
- 阪神大賞典 2022 過去レース傾向
- 阪神大賞典 2022 レース傾向分析&考察
- 阪神大賞典 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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阪神大賞典 2022 レース概要
阪神大賞典 G2
2022年3月20日 1回阪神12日目
発走時間:15:35(予定)
阪神競馬場 芝3000m
サラ系4歳以上 オープン
2021年優勝馬:ディープボンド 牡4 3:07.3 和田竜二
阪神大賞典 2022 枠順
阪神大賞典 2022 ラップ適性・追い切り
阪神芝内回りの3000mは、ほとんど瞬発力を必要としない平坦戦 ※ コースで、実際このレースの過去10年でも、瞬発戦は2回のみ(10頭立ての17年と9頭立ての14年)となっている。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-12.0-11.6-11.9)が定義
コース適性としては、シロニイ、キングオブドラゴン、アイアンバローズ、ディープボンドといったあたりが上位。
追い切り評価は、ダンビュライト、マカオンドールを上位に、シルヴァーソニックを3番手に上げ。(3/20 10:15追記)
阪神大賞典 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ダイヤモンドSやステイヤーズSなどとは違い、長距離が得意でも距離を利して先行できるような馬でないと厳しい
該当馬➡➡➡キングオブドラゴン、ディープボンド、アイアンバローズあたりが当てはまるか
※単勝10倍以上の穴馬の好走は、ほとんどが「前年以降の芝2400m以上(後傾戦)の準OP2着内または重賞0.5差内」のあった馬
該当馬➡➡➡アイアンバローズ、アドマイヤアルバ、キングオブドラゴン、ゴースト、シルヴァーソニック、トーセンカンビーナ
といった感じ。
阪神大賞典 2022 レース傾向分析&考察
先述の通り瞬発タイプの持ち味が生きない舞台で、直近10回(重以上除く)の1~3着馬の平均上り3F値をとってみても36秒1というもので、いわゆる“キレ不要寄り”にシフトしたレースになっている。
あの鈍重なゴールドシップが、少頭数立てでも3連覇できたのはそのあたりが大きい。
そして、ダイヤモンドSやステイヤーズSなどとは違い、長距離が得意でも距離を利して先行できるような馬でないと厳しい、前々決着のバテ合いジリ脚対決になるというのが、最後の直線のイメージ。
そもそもここを使ってくるステイヤータイプ自体の減少とともに少頭数で行われる年も多くなり、波乱度はかなり低い一戦。
そんな中でも、僅かな妙味を運んできてくれる単勝10倍以上ゾーンの期待の星は「前年以降の芝2400m以上戦で後傾ラップ、かつ準OP2着内または重賞0.5差内のあった馬」に当てはまるタイプ。
ざっくり、2400m以上のカテゴリーの後傾戦で3勝クラス以上(OP実績になってしまうと自ずと人気し過ぎる等の理由から除外)での僅差好走があると中穴資格となる。単勝10倍以上で好走した12/17頭(近14年集計)が該当する。
ここに至るローテとしては、「前走有馬記念or日経新春杯」組が依然強く、毎年のように好走馬が出ており、近20年集計でトータル(9-10-5-20)と長きにわたり5割超の好走率を誇っている。
阪神大賞典 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎ディープボンド / キングオブドラゴン / アイアンバローズ 他
◎ディープボンドは、鞍上のスタイルも含め、特にここで嫌う必要はないかなという大本命馬。
逆転候補も、強力世代の▲マカオンドールという下馬評になって然るべきところかなと思う。
ただ、相手▲は連勝をもたらした松山騎手からの乗り替わりが痛い印象で......。
◎が負けるとしたらレースの流れに対して、仕掛けどころを圧倒的にミスるなど、乗りへぐりくらいか。
そんな戦況なので、絞って厚く張るか、3列目(頭目)だけは紛れに期待するか、まずそこが勝負の分かれ目になりそう。
去年とは違い、◎ディープボンドが強いことを周囲が完全に認識済みの状況で、真っ向勝負を仕掛ける組は実質ほとんどいないか。
そうなると、前を飲み込んだ同馬を前に見て、2〜3着でいい競馬をしてくる組が狙い頃との算段も。
ちょうど、前という選択肢しか今は選べないはずのキングオブドラゴン、アイアンバローズといった馬たちも逆注目のシーンだと思っているので、そのあたりも加味して。
◯シルヴァーソニック。
2走前が低調戦、そしてそのことを露呈したのが前走という経緯からは、ここで強く推す感じもないこの馬だが、位置取りイメージからはここ。
前、後ろと割とハッキリした隊列が浮かぶ中で、大本命の直後から2〜3着競馬を期待している。
前走も指摘されているように、右に張るところがあるので、この阪神内回りで内3頭分決着の攻防ならプラスに働く。
鞍上、阪神3200m戦内容、そして血統的にまだまだここから本格化様相、といったあたりからも、ちょっとこれまでとは違ったこの馬のパフォーマンスに賭けてみたいシーン。
あとは、逆注目と前述のキングオブドラゴン、アイアンバローズに触れて、現時点では終了としておく。
まず、キングオブドラゴン。馬体重が示す通り、本格化は間違いないだろう。
ただ、今回は血統的に、またハイペース戦を勝っての中1週という点から、スタミナ的にもたないと見ている。
(想定よりも人気していない場合を除き)ここで来られたら仕方ない、そういう位置づけ。
前走は中山3600mを逃げて2着のアイアンバローズは、好素質馬がG2で好走したことより、理想的な競馬でディバインフォースに完全に適性差を露呈して負けている点が気になっている。
ちなみに、そのディバインフォースは、1番人気を背負っての前走古都S(阪神三千)でシロニイ(と回避したタイセイモナーク)あたりに前残りを許していた。
そういう意味で3000m超戦でまだ半信半疑であり、いくらコースが前優勢なものとはいえ人気では信頼はおけないかなというところ。
また当日になにかあれば追記します、それでは!
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
おそらく良馬場まで回復してレースを迎えることになるか。特に内外を気にすることは無いレースになるとみるが、稍重の土曜がかなり好時計を出せる状態だったことから、午後にかけて少し高速化&イン傾倒が強まらないかについては少し警戒しておきたい。
特に上位評価順について思うところはないが、当然◯の複オッズも含めさすがに誤算も。
こんなことなら、少し☆マンオブスピリットも考えだそうかなという感じ。少し持久質展開には懸念ありのタイプだが、後方からになり過ぎずこの距離でそこそこの末脚に期待できる馬で、キングオブドラゴンが先行し◎ディープボンドが勝った京都新聞杯2着馬でもあり......。(3/20 11:20追記)