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――コーナーはイン悪化+直線は土曜開催なく絶好環境×マイペース逃げ=OSIのイメージで。
目次
- スプリングS 2022 レース概要
- スプリングS 2022 枠順
- スプリングS 2022 ラップ適性・追い切り
- スプリングS 2022 過去レース傾向
- スプリングステークス 2022 レース傾向分析&考察
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- スプリングステークス 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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スプリングS 2022 レース概要
スプリングS G2
2022年3月20日 2回中山7日目
発走時間:15:45(予定)
中山競馬場 芝1800m
サラ系3歳 オープン
2021年優勝馬:ヴィクティファルス 牡3 1:52.0 池添謙一
スプリングS 2022 枠順
スプリングS 2022 ラップ適性・追い切り
府中の世代重賞のように1.0秒を超えるような急加速に耐えうる瞬発力は不要だが、瞬発戦実績がない馬はさすがに強気にはなれない6割がた瞬発戦 ※ 条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義
瞬発戦&平坦戦双方で連対歴というタイプは、ソリタリオ、オウケンボルト、アサヒ、ドーブネ、グランドライン。
追い切りからは、最終的にソリタリオ、ドーブネ、ビーアストニッシド、オウケンボルトの順に上位評価。(3/20 10:25追記)
スプリングS 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※重賞は目立ってしまうが、1勝クラスやOP(若竹賞、ひいらぎ賞、萩S、あすなろ賞、フリージア賞……など)での高指数マーク馬は雲隠れすることがあり、レベルが高ければ絶好の狙い目
該当馬➡➡➡サトノヘリオス(エリカ賞)、グランドライン(葉牡丹賞)あたりか
※最終追い切りでの「併せ併入または先着」がほぼほぼ好走要件となっていて、近12年の好走馬の8割以上を占める
該当馬➡➡➡エンギダルマ、グランドライン、サノラキ、アライバル、オウケンボルト
※人気サイドの好走パターンは、「単勝7倍未満、かつ芝マイル以上重賞で5着以内を2度以上経験している馬」「当日3番人気以内で、芝1800m重賞で4コーナー5番手以内から連対を果たしたことのある馬」あたりで、いれば中心視妥当
該当馬➡➡➡アサヒ、アライバル、ビーアストニッシドが可能性有
といった感じ。
スプリングステークス 2022 レース傾向分析&考察
適度に荒れることも多いスプリングS。
その波乱度引き上げにひと役買っているのが、1勝クラスやOPでの好レベル経験を持った馬たちである年も少なくない。
これらは重賞好戦歴組に隠れることも多く、例を挙げると19年の7番人気3着ディキシーナイトのジュニアC(OP/中山マイル)などがそれ。
その19年は、高速馬場や決着時計の速さから、かなりマイル質を伴うレースとなって荒れたが、同様のマイル質決着は13年ロゴタイプの年などでもみられている。
1800mという微妙な距離ゆえ、中距離寄りのレース質となるかマイラー寄り質になるか、その見極めも重要なレースという印象。
そんな中、近年の人気薄好走の大半となっているのが、「最終追い切り、併せ併入または先着」組。
厳密には、併せるなら遅れてはいけない、遅れるくらいなら単走のほうがマシといった印象だが、「最終追い切りで、併せ併入または先着」だった馬は、手元の近13年集計で毎年必ず好走、好走馬39頭中32頭を占める結果となっている。
ここに出て皐月賞を目指すくらいの馬たちなので、該当馬も多かったりするのだが、それ自体「他馬に負けないハードトレ」、直前での負荷のかけ方としてそのくらいは必要になってくるレース、を表してということだと捉えている。
あとは、人気馬の安定好走パターンとして、「単勝7倍未満、かつ芝マイル以上重賞で5着以内を2度以上経験している馬」は近15年集計で(2-4-2-0)、「当日3番人気以内で、芝1800m重賞での4コーナー5番手以内から連対を果たしたことのある馬」は近17年集計で(6-3-2-1)といったあたりが特記事項として挙げられる。
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スプリングステークス 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
確たる逃げ(ビーアストニッシド)はいるが溜め逃げで好走を続けているタイプで、他チラホラという先行馬たちもそうプレッシャーをかけてはこないか。
向こう正面からマクる馬などが出てくれば別だが、マイペース逃げからの瞬発戦が濃厚とみる。
加えて、雨の影響次第ではコーナーで大きく内を避ける競馬も想定される日曜の中山。良回復した馬場での瞬発戦を前々からという競馬を、今のところは描いておく。
アサヒ / ソリタリオ / アライバル / ドーブネ / ビーアストニッシド / サトノヘリオス 他
グランドラインは2戦連続で悪くない内容。
無理なく好位から運んでの一発に期待する。
逃げ馬が内を空けてコーナーを回った直後の外から、早めに並びかけて直線インで粘り込む競馬をイメージ。
普通に運んだらキレ負けすることを重々承知の上で、レースに臨める継続騎乗なら、人気薄で狙う価値のあるシーンとみている。
中山千八の多頭数では、出遅れ最後方からの2着があるアサヒは、良馬場ならポテンシャル最上位で、あとはその位置取りだけだとみる。
未勝利勝ちがこの馬にしては凡庸な内容でのラッキーVだっただけに、前走共同通信杯(雨/稍重)の結果は納得の部分。
硬いスピード馬場身上のタイプであり、少雨で済むに越したことはない。
ソリタリオの前走は、勝ち味に遅いところがモロに出た負け方。
この条件で、少しでも上りが掛かってくれればというところだが、この馬もキレ負け懸念はそう簡単には払拭できない印象。
鈍さ全開のこの馬を、この鞍上がどう勝たせようと運んでくるかには注目だが。
ただ、その鞍上も含めこちらは人気薄でとはいかないはずなので、本命で狙うまではどうか。
能力は高く安定しているので、軸はこの馬でもいいとは思うが。
アライバルの前走は結構不甲斐ない敗戦だと思っていて、今回はオッズ次第。
適度に渋った馬場ベターの印象もあるので、どこまで渋るかもポイント。
ドーブネは、前々からなら十分一発のチャンスあり。朝日杯FSは、馬場を考えすぎてとみられる消極騎乗に泣いた内容で、上りスピードと瞬発力不足を補わなければ苦しいこの馬にとってはかわいそうだった。
ビーアストニッシドは、楽逃げは可能な組み合わせも、今回は重い印では買いたくない。
それは、前走千八への距離延長ローテでも、折り合いに進境を示したからここもと見られそうなこと、そしてそれは雨中の稍重だったことも(折り合い面で)味方したとみているから。
ここで、雨もぬかるんだ馬場のフォローもなく、なんの折り合い苦も示さずレースを終えてきて初めて、本当に進境ありと判断するつもり。試金石の一戦で、オッズがカギ。
サトノヘリオスに関しては、流れて好戦になってくれれば、勝つのはこの馬ではないかと思っている重賞級判定の一頭。
ただ、今回想定の瞬発戦ではまだ高いパフォーマンスは示せていない。
素質に期待しつつも、雨で馬場が鈍化する可能性も含め、少しミスマッチ感を拭えずで。
とりあえず、4つあるうちではここまでの2つ(ファルコンSと)勝負だと思っている今週の重賞戦線なので、当日も含めしっかり考察して臨みたいと思っている。
それではまた、日曜にでもお会いしましょう。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
金曜に続き、土曜夜間にもまとまった雨があったのが、週半ば構想からはチョイ想定外だった中山。さすがに稍重までの回復にとどまり、時計も多少要した状態ということになりそう。
馬場はフィットしそうだがこのオッズでは疑念も残る◯アライバルは一定の評価に留め◎ソリタリオ、▲グランドラインで勝負といきたい。
ほか、ビーアストニッシド(折り合い苦をみせなければ)、ドーブネ(好位を取ってくれば)も、それぞれ条件付きだが粘り込み十分。(3/20 14:50追記)