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――「泰然自若」ジョッキ―を狙っている場合ではなかった、そういう決着。
青葉賞 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 青葉賞 2021
レース全体のふり返り
青葉賞 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ワンデイモア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡11着
◯スワーヴエルメ、▲マテンロウエールもそうだが、「無欲の外差し」を狙って、基本前々からインを伸びた組決着となって裏目。
加えて、こちらはゲートで立ち遅れて最後方からになった時点で、さすがに鞍上も終始諦め気味、予想した側としても「さすがに最後方はナイ」という負けパターンになってしまった。
力は出し切れていないが、ちょっと負けすぎも事実。
スワーヴエルメ
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡5着
こちらは、ある程度想定通りに構えてくれて、外を差してきてはいたが。
この決着時計なら、馬券内はあってほしかったところ、届かずの5着。
急加速入らずで、もう少し上り低速化の流れが合う印象は否めず、向こう正面通過以降の流れがかなり緩んだ点で苦しくなった今回。
▲マテンロウエール / ×ワンダフルタウン / △キングストンボーイ / レインフロムヘヴン
▲マテンロウエール(15着)は、前向きさも手伝ってか、距離が長かったか。
ラスト400mを前にして手応えがなく、鞍上もそこでやめていた。
勝った×ワンダフルタウンは、これだけ順調度を欠いて勝ち切ったのは立派だが、それだけのレベルだったからともとれる今日の内容。
当然、ここからやっと本調子になっていく途上だけに上積みは見込めるだろうが、2着で出てくるのと、勝って出てくるのでは、ダービーでの妙味は全然違うはずで......。
△キングストンボーイは、ゲートも決め、全編“Mr.卒なし”競馬が光る僅差2着だったが、序盤に行きたがったりなどの若さを露呈。
これだけの接戦だけに、あれでここを落としたと言っていいレベルで、ほぼ勝ち馬の競馬ではあった。
他で、注目したいのはやはりレインフロムヘヴン。
この距離で溜めたら、かなり光明を感じる内容を見せている。
くれぐれも、レースレベルやこの馬自身の指数水準は高くないことは忘れてはならないが、これだけ無理のある最後方大外一気の形であれだけ詰め寄るというのは、力や適性が無ければ出来ない芸当とみたい。
府中で、距離が延びれば伸びるほど良いのだろうし、ゆくゆくアルゼンチン共和国杯で◎を献上の予定。 ☆次走注目馬☆
全般として、タイトルにも示した通り、いくら藤沢和調教師の“ラストダービー”出走権が賭かっていたとはいえ、ルメール騎手がああいう立ち回り。
そして、勝った鞍上が前々身上の和田騎手であることからも見てとれるように、「無欲の外差し」狙いでは真逆、というレースに終始した今年の青葉賞となった。