競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シンザン記念 2025 レース回顧・結果】さらなる大舞台への通過点V

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シンザン記念 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 リラエンブレム 1:34.6 35.1
2 アルテヴェローチェ 1:35.0 35.7
3 ウォーターガーベラ 1:35.2 35.3
4 マイネルチケット 1:35.2 35.5
5 タイセイカレント 1:35.4 36.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 シンザン記念 2025

 

1/13 シンザン記念 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は通年平均比+0.5秒/1000m ~といった状態で、内外バイアスに関してはほぼなし(3分どころベスト)

 

前半3F35.1秒、同5F58.8秒は、、馬場を考えるとこのレースの過去3回と同様にやはり速い流れ

 

12.0 - 12.1 - 11.9 - 11.8の平坦戦となっての1分34秒6の低速決着

 

5~6F目は緩んでいるとはいえ、加速ラップで古馬2.5勝クラス水準の時計に収めており、決勝ラインとしては十分なシンザン記念となった

 

 

 

シンザン記念 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジーティーマン

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

序盤に折り合いを欠いてしまったことと、それもあって徐々に位置取りが悪くなってしまったことが敗因だろう。

最後はほとんど手応えも残っておらず、なだれ込んでの1.2秒差完敗に終わった。

距離短縮してのこのペースでこの有様だとちょっと、すぐには見直し困難かも。

それでもレースがハイレベルだったので、自滅しながらもこの中で3着から0.6秒差なら、今後「やっぱり今年のシンザン記念はやばい」というのに望みはあるか。

 

 

リラエンブレム

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

直線並びかけてからの◯アルテヴェローチェとの手応えの差、そして11.9 - 11.8の加速ラップフィニッシュと見事だった。

キャリア2戦目でのものでもあり、これはG1でも楽しみな存在だろう。

差し展開に乗じ、1分34秒台決着で済んだことあたりが次への課題となるだろうが、キャリア2戦続けて加速ラップV(しかも2戦目は重賞)というのはあまり見たことがないくらいで。

 

 

◯アルテヴェローチェ / ▲マイネルチケット / オンザムーブ

◯アルテヴェローチェ(2着)も、上位では最も終始外々を回ってのものでなかなかの内容。

結果的には完敗(0.4秒差)だったが、対勝ち馬でみてもそのロスの分でもう少し差は詰まって良かった。

それでも、思ったほどのパフォーマンスまでは上がらなかったという今回だが、反面この産駒だけに今後の伸びしろには期待が持てるのではないだろうか。

 

▲マイネルチケット(4着)は、やはり前向きさと若干距離が長いことを懸念しての部分から下げて運ぶ格好に。

それでも、ペースを思うと功を奏した部類であり、妥当な好走圏の競馬といった印象。

最後、僅かにかわされて馬券圏外へと散ったのは、前半で若干浪費したことによるものだろう。

そして、これでおそらく1400m以下ローテが確立されていくのではないだろうか。

 

あとは、ロスが大きすぎたということでオンザムーブ(9着)の、自己条件での見直しだけ注目しておきたい。

そもそも後方からになって、その後折り合いも欠いためちゃくちゃな一戦であり、それでいて同じように3角までがハチャメチャだったレーヴブリリアント(12着)あたりより前で入線できていれば、1勝クラスは訳ないという可能性も十分ありそう。