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――この場合のレベルは「難易度」のほうで、今回33秒台の入りを予測するのは、ちとレベル高すぎんかね。
NHKマイルC 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 NHKマイルC 2025
レース全体のふり返り
NHKマイルC 2025 各馬ふり返り 予想と結果
マピュース
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
最後まで伸びていたことを思うと、パンジャタワーの直後を伸びてくることが出来ていれば、さらに前進できたであろう0.5秒差敗戦。
アルテヴェローチェが前にいて外へ膨れてきたところで、その後ろにいたことで割を喰った部分はあったはず。
それでも、1着と同タイムの3着ラインはどうだったか微妙なところだが。
あとは、鞍上も「馬場が昨日の雨で緩んでいればもう少しやれたかも」としていたように、(やはりクイーンCの1分32秒6があるとはいえ)見立て通り今日はこの馬には馬場が乾き過ぎた様子(もちろん、馬場以上にペースが下支えした1分31秒7決着だが)。
◯アドマイヤズーム / パンジャタワー 他
◯アドマイヤズーム(14着)は、落鉄もしながら好位3番手からの競馬だった模様で参考外の一戦となってしまった。
時計は速かったものの11.8 - 11.9 - 11.6 - 11.8(上り35.3秒)のレースラップでもあり、この展開の前付けで、府中の舞台でどのくらい走れたのか見たかったところだが……。
順調なら、3歳秋でマイルCS挑戦となっていくのだろうが、誰もがノーカンとするここになってしまったのは逆の意味で(ここを普通に負けての秋若干の妙味)痛いか。
勝ったパンジャタワーは、ここを勝ってなお「やっぱり1400m適性」となっていくと信じてまだ疑わないのだが、今回は疑うべき場面だったということに。
「朝日杯の差しに回っての直線挙動から、マイルは長い」という印象は、得意舞台替わり(府中)と当時のスローの極度の上り勝負からの展開替わり(上り35.3秒戦)に覆された。そもそも、この激流どころかスローを描いている時点で予想的には無理だったが。
こういう馬は、陣営談話にもある通り(「筋肉質の体で、スピードが売り。将来はスプリンターにしようと考えていた」)一度“迷走”して収まるべきところに収まってくるキャリアを積むのだろうが、完全後傾の瞬発戦マイルに次で当たれば、スプリント路線戻りは早くなるのではないか。
2着マジックサンズは、さすがに切れたがこちらもさすがに漁夫の利すぎたきらいは否めず。
むしろ、この展開利で突き抜けてこないところをみると、実力者ではあるもののその一角に収まる感じという評価に。
3着チェルビアットは、入線後の勢いで勝ち馬を凌いでいたように、ここからに向けてもまだまだ楽しみが出てきたというところ。
血統的にも、ブリンカー装着後の上昇的にも、今後おおいに期待が持てる一頭に。
ほか、コートアリシアンが非常にもったいない競馬に。
敗因は「ご覧の通り」で言うまでもないが、それでいて直線で一瞬抜け出すかという伸びを見せた部分は見過ごせない。
最後は恐らくその挽回のために浪費した分でヘロヘロだっただろうが、それでも上位の脚を駆使し、思った以上に上位入線できていた。あれが無ければ勝っていたとまではいわないが、好走はあっても不思議なかったように思う。
弱点は明確で、今回は枠の部分でそれを補える可能性も見込んだ場面だったが、むしろマイナスとなってしまった様子。
今日の内容からは、意外にも後傾戦だけではなく、出し切れた時には古馬マイルG3とかに到達できても良さそう。