競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ニュージーランドトロフィー 2025 レース回顧・結果】胸いっぱいの期待を

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ニュージーランドT 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 イミグラントソング 1:32.4 33.1
2 アドマイヤズーム 1:32.4 33.9
3 コートアリシアン 1:32.6 33.8
4 プリティディーヴァ 1:32.6 33.6
5 ミーントゥビー 1:32.9 33.7

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ニュージーランドT 2025

 

4/12 ニュージーランドT ◎的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、-1.0秒/1000m を超えてきたあたりの準高速モードで、だいぶラチ沿い3頭分ほどは荒れ始め中ほどがベストの状態(クッション値9.4/含水率G前13.2%4角11.4%)

 

前半57.7秒はこの日の馬場なら考え得るペースで、12.0 - 11.9 - 11.2 - 11.6とこのレースにしては比較的大きな急加速を伴った点にも納得の一戦

 

それでも後半2Fや、トータル的に古馬3勝クラス近辺の評価は与えられ、特に上位2頭はG1へと繋がっていい水準だったとみられる。

 

 

 

ニュージーランドT 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

イミグラントソング

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

最終2番人気は少々誤算だったが、得意舞台も味方にラップ的にはそう簡単ではない中団からの差し切りを決めてきた。

ラチ沿い数頭分が不利になりつつある馬場状態や、それでいて高速馬場という時計面での利はあっただろうが、G1への楽しみがもてる一勝だった。

世間的には、期待感満載のいわゆる“新星”といったところだろう。

あとは、やはり府中など直線の長いコースで、どれだけ高いパフォーマンスが出せるかだろう。

単純に力はあるので、相手次第では杞憂に終わるかもしれないところだが、次(NHKマイルC?)に関してはここでアドマイヤズームを差し切ってしまったことは余計で、扱いが難しくなること必至。

 

 

アドマイヤズーム / コートアリシアン / ルナルーチェット

敗れたアドマイヤズームは、今回の調教レベル的にはこの水準でももっとやれていて良かったという印象だが、周知のとおりわざわざ輸送経験を積むための休み明け初戦で全く問題なしとみる。

斤量57キロ分を考慮して、前走とほぼ同じ水準で走っていたとみられ、単純に4か月ぶりでこれなら十分だろう。

輸送もクリアした今、残すは府中での上り高速化との闘いだけか。

 

 

ほかでは、3着コートアリシアンがゲート改善も含め上々。

直線前半まで、この日の馬場でラチ沿いを走り続けてのものだけに価値ある好走で、やはり極端に出遅れさえしなければ重賞でも通用するところにいる。

 

てっきりここでも行くと思っていたルナルーチェット(9着)は、3頭ほどに先へ行かれその後は馬群が凝縮する中で包まれる形に。

初戦時に周りに気を使って敗れた馬が、初ブリンカーの前走で圧逃ショーを見せた後の一戦だけに、この競馬では散って当然だろう。逃げで再度見定めたい。