競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌2歳ステークス 2025 レース回顧・結果】あえて狙わずのあの馬が来たことが物語る一戦 Ver.1

札幌2歳S 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ショウナンガルフ 1:50.6 35.0
2 ジーネキング 1:50.6 36.1
3 スマートプリエール 1:50.9 35.7
4 アーレムアレス 1:51.1 35.7
5 ロスパレドネス 1:51.2 35.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 札幌2歳S 2025

 

9/6 札幌2歳 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、±0秒近辺の至って標準レベルの時計が並ぶ状態で、コース替わり初日でも(コーナー含む)外有利顕著バイアスのもと行われた(当日朝クッション値7.7/含水率G前11.3%4角12.6%)

 

前半3F38.2秒のどスローから、同5Fも1分02秒6のスローで通過し、11.9 - 11.6 - 12.0 - 12.5となっての1分50秒6決着

 

前半が遅すぎたため全体時計が凡庸なのは仕方ないにしても、それでも後半もレベルが上がらず、低調な札幌2歳Sとなった一戦

 

 

 

札幌2歳S 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アーレムアレス

予想➡➡➡

結果➡➡➡4着

出遅れて最後方から、向こう正面から押し上げを図ったが、伸びあぐねて4着までという内容。

勝ち馬ですら低レベルな中にあっては、その後手を踏んだ分のロスを考慮しても高くは評価できず。

 

 

ジーネキング

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

このペースで逃げて、後半もこの水準で2着に残れたのは超ラッキーの範疇。

さすがに、前半がスローだったため、6F目から11.9 - 11.6と速めていったので長く脚を使わされることになり苦しくなった部分もあるだろうが、それでも1分50秒6の額面はとても手放しで喜ばれるような水準ではなかった。

ただし、この馬は予想編でも触れたとおり、使い詰めで臨戦過程的に若干厳しかった場面でもあり、そこに光明はありそう。

 

 

勝ったショウナンガルフについては、これで上り35.4秒、35.0秒(いずれも最速)で連勝のハービンジャー産駒ということで、とりあえず北海道シリーズが終わって「さあどんなもんでしょう」としか言いようがない。

近年の札幌2歳Sでは、ロックディスタウンやブライトエンブレム近辺の低水準Vだったとみられ、相当な成長が求められそうだが。