
――いずれにせよ、ここでの2強(ブラックチャリス、カイショー)いずれもに、あれだけ当てられた◎の今後に注目ですが^_^;
目次
函館2歳S 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 函館2歳S 2025
レース全体のふり返り
函館2歳S 2025 各馬ふり返り 予想と結果
タガノアラリア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡4着
この複勝オッズでは……という感じも、クラディスティーナはもっと微妙だったことから、泣く泣くの3番人気本命。
序盤には外から2着ブラックチャリスにぶつけられるシーンも見られた中で、3,4コーナー中間では今度は内の3着カイショーにも弾かれていた。
上がり3F数値以上に、ゴール前での伸びには好印象をもったし、まあ狙った身としてはせめてもの救いだったかなと思うところ。
あとは、もうこの馬が今の高速函館で1分09秒1フィニッシュなので……としかいいようがない。極端な話、レースの前半が33.5秒だったとしても、この馬は上り34.3秒で上がって1分08秒台で上がってこれていたかもしれない、という一戦で。
勝ち馬の前に、おそらくレース全体として“事故”らせた(前半34.3秒の馬場換算後2歳新馬平均ペース並みの超スロー)原因が、ブラックチャリスの番手34.6秒追走。
前回時の前半3Fが33.8秒だったことを思うと、いかに消極的だったかが分かる。
そして、カイショーは、戦前から逃げ切り直後の2戦目で控える意図ももちろんあっただろうが、スタート後にすぐに囲まれ、蓋をされて身動きが取れなくなってしまってもいた。こちらは、ペース判断云々関係なく、2番枠も仇になって動けなくなってしまっていたので、あれ以降はどうしようもない。
これら2頭は、紛れもなく“追試”ということ以外ない一戦となった。
そして、“戦犯”ブラックチャリスにしても、「単なる逃げ馬にしてしまいたくない」という思惑やらを抱えての一戦だった状況を逆手にとって利用し、スローに落としてそれらを翻弄してみせたのが、ニンマリ・キング姐さん(エイシンディード)だったことは言うまでもない。
そのエイシンディードは、「未勝利デビュー馬が、初戦ちょっと目立つ勝ち方をいきなり見せましたよ」というところくらいの内容での勝利だったことから、いくら転入初戦でのVとはいえ、まだ3勝目以降は微妙とせざるを得ないだろう。