競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ニュージーランドトロフィー 2024 レース回顧・結果】稍重馬場に委ねるほかない

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ニュージーランドT 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 エコロブルーム 1:34.4 35.0
2 ボンドガール 1:34.5 35.1
3 ユキノロイヤル 1:34.5 35.6
4 カズミクラーシュ 1:34.6 35.1
5 ドリーミングアップ 1:34.7 34.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ニュージーランドT 2024

 

4/6 NZT ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、終日稍重でも通年平均よりちょい速めといった馬場で、極端なインと外を除けばほぼフラットな状況

 

前半1000m通過58.9秒はそこそこのペースも、同3F通過が36.0秒だったため前有利な展開

 

全体1分34秒4では時計的には標準以下だが、ラップ内容を加味すれば平均的なこのレースの水準(古馬2勝クラス程度)には到達か

 

前残りも加味すると、基本的に脚を余した差し勢以外は先にはつながりにくい一戦とみられる

 

 

 

NZT 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

サトミノキラリ

予想➡➡➡

結果➡➡➡13着

予想的には「殿からとは想定できませんでした」だけという感じも、あれだけ外を回してなかなかよく伸びていたし着順ほど悪くなかった印象。

鞍上にも恵まれず、しかもペースにも恵まれずの中で見せた内容としては、変わらず距離短縮での効果に期待してOP級の活躍に期待しておきたい。

 

 

エコロブルーム / ボンドガール / カズミグラーシュ

勝ったエコロブルームは、ラスト直線で通ったコースも含めて至極スムーズに乗られてのものだけに、「こんなものか」とせざるを得ない今日の水準。

未勝利勝ちが11月の府中で、上り33.2秒を使ってのものだったことから、こんなものではないはずとの期待を馬場に託し、早くパンパン良での現状を確認したいところ。

 

ボンドガール(2着)は、内を通していて、しかも相変わらずコーナーではバンバン芝が飛び散る(直線ではそれがパタリと止む)特殊状況の稍重でもあり、さらに言い訳が効くか。

おそらく、アッサリまで期待されていたここだったと思うが、凡戦に負けてなお個人的に情状酌量の余地は結構大きかったと思っている。

もちろん、今後こういうタフ馬場で上げる(硬いスピード馬場で苦戦が続く)向きが見られた場合には、即刻訂正事案だが。

ちなみに、臨戦過程については、ノーザンFのこのクラスの馬だけに、微塵も言い訳材料には扱わないことにしている(そう見られることからくるオッズ下落分と、直行かつあくまでG1に出るつもり仕様でのパフォーマンスダウン分を差し引きすると、“微塵も”が妥当と見て)。

 

他、全般的にあまり“掘り出し物”感を感じるところはなかった一戦だが、4着カズミグラーシュくらいはレースの評価ゾーンにも当てはまっており評価しておこうかと思っている。初の長距離輸送で馬体も減らした中で、レースでも恵まれずにまずまず戦えていた。