【新潟2歳ステークス 2024 レース回顧・結果】ここからの成長に期待

――としか言えない、現時点。

8/25 新潟2歳S　▲不的中

①通年平均比-0.5秒/1000m程度のイン有利状態で行われた

②前半1000m59秒7通過は平均レベル、トータル1分34秒2も決してハイレベルではないという一戦

③レース上り34秒5自体が水準を下回っており、あくまでここからの成長が問われるここ出走組という見立て

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡4着

最後は脚が上がって、プロクレイアの末脚に屈したが、現状のこの馬としてはまあまあよくやった方か。

額面微妙な決着の中にあっては、もともと「点（今回に限った）ではなく線（先々含めた）」としてのピックアップだった今回、この馬は光るものがあった印象。

鞍上的に、結果として追い出しが早かった部分もあった。

着差が着差だけに、勝ち馬トータルクラリティ＆2着コートアリシアンと、3馬身開いた3着プロクレイア以下とでは分けて考えなければならない一戦。

まず、上位2頭はここでは抜けていたとは思うが、それでこの額面ということを考えると出世するかは慎重に見ていく必要がありそう。

2頭の比較では、当然前半力み通しだった上に、直線一度は先頭に立って差し返された2着コートアリシアンが、ここでの人気通りにポテンシャルは上との印象を持った。

スムーズに駆け抜けてこの水準だったトータルクラリティと、まだ出し切れば上があることは確実なコートアリシアンでは後者の方が期待感があると見ておく。

ほか、プロクレイアは直線斜め走りで外へ持ち出しており、当然3着以下では最上位の評価となる。

粗削りな分だけ、まだ上を見込めるという点では2着馬同様、少し評価を高めておきたい一頭。

そして、レース云々以前に終わってみれば中身が伴っていなかったか、と思えてならない存在がシンフォーエバー。

中間が軽すぎたし、これで時計対応力に疑問を持たれるようなら、即狙ってみたい次ということになりそう。