競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟2歳ステークス 2021 レース回顧・結果】セリフォス11年ぶりのV

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――「前走上り2位以下馬の差し切りV達成」が10年マイネイサベル以来、の出来事(17年フロンティアも「前走上り2位以下」ではあったんですが、ここ2番手抜け出しの形でしたからね)。

新潟2歳S 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 セリフォス 1:33.8 32.8
 2 アライバル 1:34.0 33.0
 3 オタルエバー 1:34.1 33.9
 4 コムストックロード 1:34.2 33.8
 5 スタニングローズ 1:34.3 32.9

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟2歳S 2021

 
8/29 新潟2歳ステークス △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場は年間平均±0近辺とみられるが、開催3週目でもまだ差し馬場にはならず
 
11.7 - 10.8 - 11.0 - 11.8の瞬発戦だが、意外にも直線区間は一切加速入らずのペースとなった
 
決着時計1分33秒8は、12頭立てだったことを思うとなかなかという印象
 
 
 

新潟2歳ステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

スタニングローズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡5

躓いたこともあり、なだめて一時最後方とは大誤算。

あれだけの最後方一気でも脚はみせたし、能力は示していると思うが、向こう正面での位置取りだけが残念。 ☆次走注目馬☆

 

 

セリフォス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

こちらもダッシュつかずで、後方になりかけたが、最内枠で内ラチ沿いを押し上げてすぐに挽回できたのが勝因。

鞍上の判断力と枠がなければ、こちらが最後方まで一度下げて…となっていたかもしれないところだった。

初戦の時計、内容的にはここでも一枚抜けていたとみていただけに、当日が完全なる良馬場ということでここから入っても良かったか。

結果的には、この馬の単を獲れたかに尽きるレースとなった。

 

 

オタルエバー

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

ササって立て直して、追ってまたササって矯正してということを考えると、実質2着の内容。

この日の馬場で内ラチを頼って走らせたらどうなっていたかは一長一短なところで、鞍上の判断を尊重するしかないが、初戦と違って真っ直ぐ走れなかったのは事実(初戦より内は若干なりとも劣化)。

その意味でもまずまずよくやっている印象。

 

 

アライバル / キミワクイーン

2着にアライバル。よく追い込んだ、となる見た目だろうがこの馬で上り3位。

しかも、ルメール騎手に追わせてで、それで◎スタニングローズには及んでいない。

この馬を高く評価しなかったひとつの理由、初戦が「適度に渋った馬場がピタリと適性に合致した」という部分が、早速表れたという可能性がある。

 

あとは、キミワクイーン(6着)が想定通りの位置取りを悪くして運んだ割には、直線で一瞬オッという手応えを見せていて悪くない印象。

前走は3Fの入りが39.0秒となってもなお、4F目が13秒台の超ヨーイドン戦で、その前半ラップの通り、ここでは先行馬ですらない(今回はたとえ距離延長でも頑張っても前に付けられない)可能性もあると思って狙わなかった中で、実際に中団からの形。

距離もそうだが、鞍上も「集中していなかった」と話したように、初めて馬混みでの競馬となったことで実力を発揮できなかったといったところだろう。

ペース慣れ、馬群での経験などから、これで良くなる可能性はあり。