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――「前走上り2位以下馬の差し切りV達成」が10年マイネイサベル以来、の出来事(17年フロンティアも「前走上り2位以下」ではあったんですが、ここ2番手抜け出しの形でしたからね)。
新潟2歳S 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟2歳S 2021
レース全体のふり返り
新潟2歳ステークス 2021 各馬ふり返り 予想と結果
スタニングローズ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
躓いたこともあり、なだめて一時最後方とは大誤算。
あれだけの最後方一気でも脚はみせたし、能力は示していると思うが、向こう正面での位置取りだけが残念。 ☆次走注目馬☆
セリフォス
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
こちらもダッシュつかずで、後方になりかけたが、最内枠で内ラチ沿いを押し上げてすぐに挽回できたのが勝因。
鞍上の判断力と枠がなければ、こちらが最後方まで一度下げて…となっていたかもしれないところだった。
初戦の時計、内容的にはここでも一枚抜けていたとみていただけに、当日が完全なる良馬場ということでここから入っても良かったか。
結果的には、この馬の単を獲れたかに尽きるレースとなった。
オタルエバー
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡3着
ササって立て直して、追ってまたササって矯正してということを考えると、実質2着の内容。
この日の馬場で内ラチを頼って走らせたらどうなっていたかは一長一短なところで、鞍上の判断を尊重するしかないが、初戦と違って真っ直ぐ走れなかったのは事実(初戦より内は若干なりとも劣化)。
その意味でもまずまずよくやっている印象。
アライバル / キミワクイーン
2着にアライバル。よく追い込んだ、となる見た目だろうがこの馬で上り3位。
しかも、ルメール騎手に追わせてで、それで◎スタニングローズには及んでいない。
この馬を高く評価しなかったひとつの理由、初戦が「適度に渋った馬場がピタリと適性に合致した」という部分が、早速表れたという可能性がある。
あとは、キミワクイーン(6着)が想定通りの位置取りを悪くして運んだ割には、直線で一瞬オッという手応えを見せていて悪くない印象。
前走は3Fの入りが39.0秒となってもなお、4F目が13秒台の超ヨーイドン戦で、その前半ラップの通り、ここでは先行馬ですらない(今回はたとえ距離延長でも頑張っても前に付けられない)可能性もあると思って狙わなかった中で、実際に中団からの形。
距離もそうだが、鞍上も「集中していなかった」と話したように、初めて馬混みでの競馬となったことで実力を発揮できなかったといったところだろう。
ペース慣れ、馬群での経験などから、これで良くなる可能性はあり。