競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【キーンランドカップ 2021 レース回顧・結果】目論見通りの低レベル戦も、あと一歩

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キーンランドC 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  レイハリア  1:09.1 34.8
 2  エイティーンガール  1:09.1 34.0
 3  セイウンコウセイ  1:09.2 34.6
 4  カイザーメランジェ  1:09.3 35.0
 5 アストラエンブレム  1:09.4 34.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 キーンランドC 2021

 
8/29 キーンランドC △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
年間平均±0からやや速めの馬場
 
Cコース替わり初週も、むしろ「外」の印象が強く、コーナー、直線などで内目を回った組はやや不利に映った
 
“暴発”したメイケイエールがやや離して逃げての前半34.0秒は極めてぬるいペースで、それでいて11.0 - 11.5 - 11.6 - 12.0(消耗戦)の上り35.1秒はこれまたかなり緩い
 
結果、9R1勝クラスの時計をも下回り、1分9秒1決着の駄戦に
 
 
 

キーンランドカップ 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

カイザーメランジェ

予想➡➡➡

結果➡➡➡4

一瞬しか脚が使えない特徴が、ラスト100mでの後退に表れていた印象の負け方。

この日の外を回して進出メリットを存分に活用できたシーンで、だからこそ狙ったが、結果的にスムーズに回ってきすぎたために早く先頭に立つ格好になってしまった。 

◯より上に取ったのも、予想編に書いたように「先行どころではない(マクって進出する公算)」からであり、◎◯が「逆!逆!」だったというのは言うまでもない。

その意味では、必然の凡走か。

 

 

マイネルアルケミー

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

そして、こちらはこの馬でこのスローで、序盤は先行集団にも加わらずの鞍上の凡プレーが光った。

(これだけ決着水準が下がり)重賞好走のまたとないチャンスを、消極的な騎乗でふいにした一戦。

 

 

レイハリア

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

51キロでこのレベルでは決して褒められない。

戦歴的には、4連勝で古馬撃破Vということでかなり目立つものになってきたし、ここでいよいよブレーキか。

この走破内容で、ゴール前であれだけ詰められているようだと、よほど血統的成長力や厩舎力で伸ばしていかないとというところ。

 

 

メイケイエール / ☆ロードアクア

ほか、このレベルでは好走勢、人気以上の健闘を見せた組、どれをとっても評価し難い。

むしろ、終始内を回った“暴発”メイケイエール(7着)が案外踏みとどまったなというところ、そしてこちらも枠の時点で苦しいとみて直前に下げた☆ロードアクア(13着)を少し情状酌量してあげて終了となるか。

 

メイケイエールに関しては、内枠を引き「スムーズに好位から」が崩れた時点で厳しいうえに、当日馬場も外優勢で逆、そして実際にスタートして100mで両サイドから囲まれるや否や制御不能モードになっていた。

外枠から、中山電撃6Fや、モズスーパーフレアペース戦に参戦して来てほしいところだが。

 

☆ロードアクアも、メイケイエールの直後でコーナーを出てそのまま内ラチを伸びあぐねる、この日の馬場とは真逆の競馬。

「最内枠で、差し馬でもなければこうなる...」そのままにといった感じ。

 

 

概ね、狙いとして予想編にも記したようにこうした低速戦、低レベル戦になって、函館SSを差して台頭したミッキーブリランテ(10着)以下勢が危ういとみていたので、目論見通りだった今回。

ただ、先述の◎◯の縦位置の想定外だったり、「凡戦に便乗」どころが追い込み型のエイティーンガールであり、古豪セイウンコウセイであり、といった組になるとは......というところでハマらず。