競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【スプリンターズステークス 2022 レース回顧・結果】総崩れのトリガー

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スプリンターズS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ジャンダルム 1:07.8 34.6
2 ウインマーベル 1:07.8 34.1
3 ナランフレグ 1:08.0 33.9
4 ダイアトニック 1:08.0 34.6
5 ナムラクレア 1:08.0 34.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 スプリンターズS 2022

 
10/2 スプリンターズS ◯的中(◯単&◯☆ワイド)
 
 
レース全体のふり返り
 
時計は土曜からの高速化はみられず、むしろ鈍化して野芝開催期±0秒から+0.5秒/1000mの状態に傾き行われる
 
ただし、依然として内優勢で、超ハイでもない限り、淡白なイン前決着が濃厚な状態だったとみられる

前半32.7-後半35.1での1分7秒8は、この日の馬場では上々なもので、決して低レベルではない

 

 

 

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スプリンターズS 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メイケイエール

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

4番手外から絶好の形と思いきや、完全なる不発で全く伸びず。

たぶん、明確な原因など出てこずのままの大敗ということになるのだろうが、その場合これこそ「2走ボケ」というやつ。

「中2週」ばかりが敗因としてひとり歩きし、「メイケイエールは、間隔詰まるとNG」となりそうだが、個人的に今後そこは逆を突いていくことになる。

不幸中の幸いは、これでメインターゲットのスプリント王の称号がおあずけとなり、マイル路線シフトが保留になったことか。

 

 

ジャンダルム

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まずは、荻野極騎手おめでとう、だろう。

ここ最近は騎乗数も限られる状況が多かったが、今年のオーシャンSに続き見事大仕事をやってのけた。

アベレージ(率)は悪くない騎手なので、ここからはいかに騎乗数を増やしつつ、主場での活躍を印象付けていくかに期待したいところ。

馬としては、まず「陣営がこだわった中5週のベストローテ」による好状態がひとつ。

内枠ももちろん大きい。

そして、上手くいく時は全てが上手くいく、を体現するようなイメージ通り&理想系のイン番手にキッチリ収まっての競馬が大きかった。

最内テイエムスパーダが出遅れた上に、途中から行ってくれたのも大きい。

さらにこのメンバーで、あの前半の入りだったので超ハイレベル決着を予感したが、その割に1分7秒8とあくまで「普通の好レベル」スプリンターズSに収まったことは、少なからずこの馬にとっても救われた部分だろう。

あとはとにかく、何度も言い続けてきた「(21年セントウルSの豪脚で見誤られだしたかもだが)この馬は短直線での一瞬のキレ身上の馬で直線長いと着上がらず」という適性面。

……とまあ、好材料満載Vは否めないのだが、それでも7歳秋にして立派だったとみている。

 

 

ナムラクレア

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

まず、スーパー駄騎乗。

内を突こうとすらしないとは、今の中山芝でちょっと過信が過ぎたか。

レース談話を聞いても全く反省の色などは窺えずで、「ああ分かんない、分かんないよMr.リーディングJ(’12)」としか言えず。

迷わず、前に置いたメイケイエールを外から差して交わす策て……。

ただ、馬としては収穫十分で、「3歳上々」の内容だった。

この無理ゲーの中、1分8秒0なら4歳以降のスプリント王候補として好位置とみる。

 

 

ナランフレグ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

内枠メリットこそあったものの、案の定の後方となってからの痺れるラスト1Fの伸び。

さすがの脚力だったし、これは仕方ない敗戦。

好状態馬場、スプリント戦におけるスロー症候群といった、この馬が背負う現代競馬の2大ハンデのうちの1つ(スロー)は回避したものの内が良すぎて前が粘れる馬場では頂点まではさすがに厳しい。

こればかりは、馬の個性であり、追走力は無いがトータル脚力ピカイチというキャラなわけで、誰も抗いようのないもので。

虎視眈々と、差し馬場の時を待ち続けるより他ない。

加えて、個人的には「単勝27.8倍(高松宮記念)を超えてこないと、G1では本命を打ってはいけない馬になってしまった」部分、もう一度そのチャンスが巡ってくる可能性も出てきたかも。

その反面これで確証(春にハマっただけではなく本物のG1級と言い切れる)が得られたのも個人的見解としてはあって、これでもう一度中間に「やっぱり勝ち切れない」を挟んでくれれば、全てにおいて噛み合う運命の勝負シーンが訪れる。

この馬に関しては、「あの高松宮記念で◎打てなかったのだから」という悔やんでも悔やみきれない過去がある。

 

 

 

△ウインマーベル(2着)が3歳馬の中では気を吐いて勝ち負けの競馬。

もっとも、週中◎でもあったように、さらには「この馬が来る時はテイエム、ジャンダあたりの内枠勢が狙いに」と言っていたように、この決着&競馬ならある程度は納得の部分。

前走を終えて「この路線で毎回軸でも」とした理由が、消耗戦でのビックリの強さにこそあった(だからこそ、異様な瞬発戦となったキーンランドCで崩れなかったことが評価に値)わけで、この流れがマッチした部分もあるだろう。

間違いなく、ナムラクレアとともにスプリント界の中心で戦っていく存在だろう。

 

 

あとは、見ればお分かりというところのシュネルマイスタートゥラヴェスーラが、いちいち細かくは書かないが引き続きスプリント路線でも最上位とみて良さそうな敗戦内容。

 

 

何気に、▲ナムラクレアが内を突かなかったことが波乱の最大の要因(◎は事故みたいなもので仕方なし)だったのでは? という22年秋G1開幕戦となった。