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――炎の◎◯勝負、無残に......。
NHKマイルC 2023 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 NHKマイルカップ 2023
レース全体のふり返り
NHKマイルC 2023 各馬ふり返り 予想と結果
ダノンタッチダウン
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡4着
結果的に状態面が伴っていなかったのだろう。
まだ544キロ（+4キロ）と絞れずで、この流れならあの位置から後続に差されている場合ではない、そのくらいの脚力はあるはずの馬。
決着レベルとしても決してハイレベルではない中、普通にラスト1Fで垂れて敗れたというのはそういうことだろう。
もちろん、時間を追うごとに雨量がかさんだため、この馬にはレース時点のあの進路でも水分を含み過ぎて許容範囲を超えていたという可能性もあるが、レース全体のところにもある通りまだ外差し馬場までは至っていなかったはずで。
都合、今日に関しては進路取り、早仕掛けを敗因とするよりも、自身の状態を問うておきたいイメージの敗戦。
「現状での精一杯を出し切ってくれましたよ」と（ん？ ^_^;）。
シャンパンカラー
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
ゲートで後手を踏んだところから終始促されながらの競馬になるも、2～3着馬同様に外差しの形で戴冠。
結果的に、その2頭と同じ直線立ち上げでの進路取り、そして2頭に対しては1列前からのスパートとなり、そのアドバンテージもあっての戴冠を達成する。
レベルは高くないし、単純脚力でこの馬より上という馬はいくらでもいるが、弱くもないところを証明した、そんなG1制覇内容だったとの印象。
前走時も記したことだが、今回の上位抜擢の根拠部分（「調教からしてもマイラー然としたところを改めて見せつけた格好。戦歴からも、この1400m質が少し濃過ぎた平坦戦で適度に負けつつかといって大崩れはせず、内田騎手での今日の内容というのは、ある意味マイラーとして期待するには最も好内容だった馬と言えるかもしれない。所謂、ここで適性を示し過ぎなかったことで期待感ありというパターン」）が、この日の稍重×瞬発戦の府中マイルに至極マッチしていた一頭でもあった。
◎はともかく、裏テーマとして『この「馬50歩100歩、混戦論煽動G1」なら、騎手売れ』するだろうからと、普段以上にそういう馬たちを排除して考えたあたりも予想的には奏功した。
そして何にしても、ウチパクさん久々G1おめでとう！（雨中の稍重でこのレース、というか府中マイルG1、何となくやられそうな予感はしていたよ。にしても、あゝそんな時のダノンよ......(-_-;)）
ウンブライル
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡2着
少し平坦戦適性が高すぎる印象があったため3着までキャラとして、最終的に4番手評価とした中での大外追い込み連対圏突入。
それでも、決着レベルがこの程度では、そう驚くものでもないとみる。
上手く末脚を発揮できた、それに尽きる印象で、絞れてきて自身としては一段上のギアを駆使できた、これがオプション的に作用した印象。
そして、一応クイーンC（6着）が「ウンブライルあたりまでは世代G1級の優秀内容」と評価していた一戦だったわけで。
オオバンブルマイ 他
3着オオバンブルマイは、上位3頭の中では最も決め打って外差しに構えていた様子で、スタートはそれらの中で最も出たがそこから意図的に下げての追い込み好走。
いかにも武豊騎手らしい、「読みがハマった時はいただきますよ」というような競馬で直線決めにかかったが......。
最後、この水準で勝った◯シャンパンカラーに突き放されているところをみると、やはりそもそもそこまで強くなかったというところだろう。
このあたりは、前走最終5番人気でも「売れ過ぎ」と軽んじ（そこではまんまとやられ）ていたその視点が、ここで実を結んだとしておきたい。
あとは、レースがこういう決着でイン前を評価されそうだが、その実そうでもない疑惑の馬場と展開だったととらえているので、ウンブライル＆ナヴォーナの2頭を評価対象としておきたいところ。
もちろん、内でも極端なインかつ詰まって脚を余して負けているエエヤン（9着）、シングザットソング（11着）も見直し必至ではあるが。
