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――10回とも馬連は8-9だったのでは?
共同通信杯 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 共同通信杯 2024
レース全体のふり返り
共同通信杯 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ミスタージーティー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
序盤に大本命ジャンタルマンタルが頭を上げて掛かっているところを見てシメシメ……と思っていたら、何のことはない、直後に自身もブンブン頭を振ってコーナーまで掛かり倒し。
全ては、前半3F37.1秒のドスローに泣いたといった感じ。
あの位置から仮に追い込んで上位争いでもしてくるようなら、G1級どころか名馬の域に達してしまうので、今日の7着自体は全く気にする必要はない。
着順(着差)に関しては、そういう流れだっただけとしておけばいいものだろう。
ショーマンフリート
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡10着
スタート直後とはいえ、エコロヴァルツに外から入られた際にバランスを崩す形に。
それで後方からになったことも、流れを考えると相当痛かった。
コーナーを迎えてからの手応えもなかったようで、脚元など無事ならいいが。
陣営が戦前に「G1に向けて試金石」としていたように、この一戦で素質まで疑うような馬ではないはず。
ジャスティンミラノ / ジャンタルマンタル
ジャスティンミラノ(1着)は、内でジャンタルマンタル、エコロヴァルツ、自身の後ろで先述のミスタージーティーと、1〜3番人気馬たちが皆このスローの中で折り合いを欠いたため、4人気のこの馬が最先着というのは至極納得といったところはあり。
その自滅勢がまず折り合い専念にならざるを得ない中で、自身は2番手を確保できたことも大きかった。
ただ、それでも加速ラップで上がり、後ろから唯一伸びてきたジャンタルマンタルに1馬身差内に詰め寄らせなかったこの馬は掛け値なしに強い競馬をしていた。
スムーズだったぶんだけ他馬の逆転余地もあるとはいえ、府中で前々からこれだけ強い内容で走られると、ダービーはなかなか他陣営にとっては難儀かもしれない。
間違いなく、この馬にとっての課題は未知のハイラップ〜平坦戦にあり、そこをクリアしてきた時にはG1は目前だろう。
敗れたジャンタルマンタルは、想像以上の上がり戦になって自身32.6秒をマークしていれば十分。
しかも序盤に派手に掛かってであり、負けて強しの代名詞といった競馬だった。
初輸送もさることながら、初めて外枠(8枠9番)を引き「負けは既定路線」的な中で最上級の“解答”をしてみせただけの一戦と思えば、何ら疑問に感じる必要はなく、むしろオーソドックスに「相手が強かった(化け物だった)」とみておきたいところ。
この2頭が別格、他はこのドスローで10回やったら10回入れ替わる3〜10着勢、そういう共同通信杯だったとみられる。