競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【北九州記念 2022 レース回顧・結果】ビジョンは鮮明、誤算はHave a nice trip!

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北九州記念 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ボンボヤージ 1:06.9 33.5
 2 タイセイビジョン 1:07.1 33.3
 3 ナムラクレア 1:07.1 33.6
 4 アネゴハダ 1:07.2 34.1
 5 モントライゼ 1:07.3 33.7

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 北九州記念 2022

 
8/21 北九州記念 ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
朝一不良発表から、良馬場まで回復し通年平均比-1.0秒/1000m超の準高速馬場で行われる
 
午前中などはかなり水分を含んでの施行だったが、内が悪化するどころか差しも3分どころまでで(馬群を割って)回ってこないと厳しい状態(ベースが良いこと、内から乾いていた等が要因か)

前半32.8秒-後半34.1秒で、このメンバーも考えると前半ほど駄ペース、ゆえに差しは厳しい展開
 
ただし、このペースで1分6秒9決着ならこのレースの水準としてはまずまず平均的

 

 

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北九州記念 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ボンボヤージ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

昨年(4番手☆)で狙った際に、「それでもこれ以上の評価にを与えられないのは、(鞍上もあって)前にいなさそうだから」とした部分を、今年枠と鞍上判断で挽回しての激走。

枠なりにインをついたことで、直線早々に1列目の形を取れていた。

馬は、極端な待機型でなく、激流の消耗戦ラップ決着を渋太い脚で好位から伸びてくることができるタイプであり、流れは合っていた。

加えて、レース全体像にもある通り、この日の馬場でこのメンバーなら明らかにぬるいペースもあって、後方勢は苦しく、馬場的には状況に反してむしろインを伸ばしてこその状態だったことも後押しした。

もちろん51キロも効いたし、どう頑張ってもハマった勝利判定の域は出ない。

ファンタジストの全妹といえど、さすがにまだ重賞レベルで戦っていけると言うには無理があるだろう。

 

 

タイセイビジョン

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

何より、さすがだなと思った川田騎手の判断であり、もっと差し展開になるはずのところ、低レベル決着に苦しみながらも馬もよく伸びてきていた。

前で51キロにあれをやられたら仕方なく、この日の馬場で1分6秒台半ばくらいになるハイペース戦ではなかったことを恨むべきだろう。

変わらず、差し×荒れ馬場ではG3どころかG2級でいいくらいのところにいると見ていい馬なのだが。

 

 

ナムラクレア

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

鞍上は勝てなかったことを「全て自分のせい」みたいに言っていたが、むしろこの日の馬場を物語っていた△デヴィナシオンのあの競馬(ジックリ、大外一気で、最後脚色一緒になって掲示板にすら届かず)が全て。

多少下げてでも3コーナーから大外を押し上げていかなかった采配は、至極まっとうなものに思えるし、フルゲートの16番枠だった時点で、この馬場では仕方ない。

縫うように伸びたそのラスト1Fの脚から、額面とは別でハンパない可能性を感じた一戦。

残念ながら、全力発揮はさせてもらえず1200mで初めて土がついたわけだが、3歳夏でこのレベルなら変わらずG1級の可能性まで十分現実味といったところだろう。

勝ち馬に関しては違うと思っているが、この馬はまだまだ“旅の途中”であり、活躍は続いていくと思われる。

 

 

テイエムスパーダ

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

◯タイセイビジョンや△ナムラクレアが、斤量換算をしても全体時計的に低レベルなものに終わっている通り、「遅い、遅すぎるよ~国分恭J」という前半ペースミスがあったのは事実だと思っている。

自身としても、3キロ増でもさすがに出し切れていない。

 

 

☆メイショウチタン / ×モントライゼ / ザイツィンガー

穴で注目していた☆メイショウチタン(12着)は、溜めない(で、1200mの流れをまともに好位から進めたこと)で良さが出なかった印象。

このあたり、1200mではよほどハマっての差し便乗でないと難しく、やはり1400mに適性が寄り過ぎているか。

 

誰の目にもここで復調なったかと映る×モントライゼ(5着)は、ようやく差しで格好をつけられたことは当然大きい。

ただ、もともとこの鞍上で、この日ベストの馬群を伸びてくる形を取ってもらえるだろうとみていた中で、この決着水準の5着。

次も重賞で大きく狙えるかというとそうでもない印象。

 

あとは、真逆の競馬にならざるを得ない中で、さらに進路もなかったザイツィンガー(9着)は、顕著な“不戦敗”馬として、ここからリステッド戦線で注目度を高めておきたい。