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――去年中途半端に狙っていたこと自覚していただけに、直線トリップしそうになったわ、ボンボヤージめ(^-^;
北九州記念 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 北九州記念 2022
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北九州記念 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ボンボヤージ
予想➡➡➡消
結果➡➡➡1着
昨年(4番手☆)で狙った際に、「それでもこれ以上の評価にを与えられないのは、(鞍上もあって)前にいなさそうだから」とした部分を、今年枠と鞍上判断で挽回しての激走。
枠なりにインをついたことで、直線早々に1列目の形を取れていた。
馬は、極端な待機型でなく、激流の消耗戦ラップ決着を渋太い脚で好位から伸びてくることができるタイプであり、流れは合っていた。
加えて、レース全体像にもある通り、この日の馬場でこのメンバーなら明らかにぬるいペースもあって、後方勢は苦しく、馬場的には状況に反してむしろインを伸ばしてこその状態だったことも後押しした。
もちろん51キロも効いたし、どう頑張ってもハマった勝利判定の域は出ない。
ファンタジストの全妹といえど、さすがにまだ重賞レベルで戦っていけると言うには無理があるだろう。
タイセイビジョン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
何より、さすがだなと思った川田騎手の判断であり、もっと差し展開になるはずのところ、低レベル決着に苦しみながらも馬もよく伸びてきていた。
前で51キロにあれをやられたら仕方なく、この日の馬場で1分6秒台半ばくらいになるハイペース戦ではなかったことを恨むべきだろう。
変わらず、差し×荒れ馬場ではG3どころかG2級でいいくらいのところにいると見ていい馬なのだが。
ナムラクレア
予想➡➡➡△
結果➡➡➡3着
鞍上は勝てなかったことを「全て自分のせい」みたいに言っていたが、むしろこの日の馬場を物語っていた△デヴィナシオンのあの競馬(ジックリ、大外一気で、最後脚色一緒になって掲示板にすら届かず)が全て。
多少下げてでも3コーナーから大外を押し上げていかなかった采配は、至極まっとうなものに思えるし、フルゲートの16番枠だった時点で、この馬場では仕方ない。
縫うように伸びたそのラスト1Fの脚から、額面とは別でハンパない可能性を感じた一戦。
残念ながら、全力発揮はさせてもらえず1200mで初めて土がついたわけだが、3歳夏でこのレベルなら変わらずG1級の可能性まで十分現実味といったところだろう。
勝ち馬に関しては違うと思っているが、この馬はまだまだ“旅の途中”であり、活躍は続いていくと思われる。
テイエムスパーダ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
◯タイセイビジョンや△ナムラクレアが、斤量換算をしても全体時計的に低レベルなものに終わっている通り、「遅い、遅すぎるよ~国分恭J」という前半ペースミスがあったのは事実だと思っている。
自身としても、3キロ増でもさすがに出し切れていない。
☆メイショウチタン / ×モントライゼ / ザイツィンガー
穴で注目していた☆メイショウチタン(12着)は、溜めない(で、1200mの流れをまともに好位から進めたこと)で良さが出なかった印象。
このあたり、1200mではよほどハマっての差し便乗でないと難しく、やはり1400mに適性が寄り過ぎているか。
誰の目にもここで復調なったかと映る×モントライゼ(5着)は、ようやく差しで格好をつけられたことは当然大きい。
ただ、もともとこの鞍上で、この日ベストの馬群を伸びてくる形を取ってもらえるだろうとみていた中で、この決着水準の5着。
次も重賞で大きく狙えるかというとそうでもない印象。
あとは、真逆の競馬にならざるを得ない中で、さらに進路もなかったザイツィンガー(9着)は、顕著な“不戦敗”馬として、ここからリステッド戦線で注目度を高めておきたい。