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――まあ、直前にザっと降った、というのはありますけど......。
北九州記念 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 北九州記念 2021
レース全体のふり返り
北九州記念 2021 各馬ふり返り 予想と結果
モズスーパーフレア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
昨年の自身の前半3Fが32.4秒。
ちょうど前年と同等レベルの馬場だったことを思うと、明らかに慎重に運び過ぎた今回の33.2秒での入り。
あるだろうと思っていた、稍重馬場くらいなら悪いところを走ることになっても内ラチ沿いの経済コースを、という作戦でなんとか3着は確保したが、もう少し激流を演出しても良かったのではないかというところ。
実際、着順通り前年より下、前年の4~5着レベルの今年の内容だった印象。
アウィルアウェイ
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡14着
◎同様に、もう少し激流を見込んでいたので、この前後半ラップ配分ではまったく伸びず(に見える形)で不発に終わっても仕方ない。
馬場も前優勢だったし、同じ稍重でも昨年の晴れて良化途上の馬場と比べて、直前にザッと降ったこともあって含水率が上昇しながら迎えた今年は、この馬にはソフト過ぎる馬場だったという部分も足かせになったかもしれない。
ヨカヨカ / △ファストフォース / ▲ファンタジステラ / ☆ボンボヤージ 他
勝ったヨカヨカは、特筆するようなパフォーマンスではないが、良い縦位置×横位置で運んでもらっていた。
この日の馬場で軽量51キロだったことと自身が稍重程度ならむしろ得意なくらいだったということもあるだろうが、個人的にはまだこの馬に関して「1400m寄り適性」という見方を捨てていない(良い瞬発力も持ち併せる。故に、今回激流想定で眼中にナシ)こともあり、この想定外に前傾度がマイルドになったラップがプラスに働いたとみたい。
2着△ファストフォースも、同じ位置取りで運んでいたので当然同じこと(位置取り適切説)がまず言えるのだが、正直この馬もこの前半ペースで済んで救われたという点においても勝ち馬とニアリーイコール。
馬場を気にせず前半32秒台半ばで、他の先行勢もプレッシャーを掛ければこの馬の競馬スタイルそのものが崩されると考えていたくらいだったのだが......。
まず、その先行プレッシャーを与える役割という意味でも残念だったのが穴で最終的に期待した▲ファンタジステラ(17着)。
大して重巧者でもないのに、意味の分からない緩ペースの3番手に収まってからの内ラチべったり競馬。
鞍上の類まれなる想像力に、何より陣営が一番驚いたことだろう。悲運。
☆ボンボヤージ(10着)は、予想段階で▲より上に取らなかった大きな理由「前に居なさそう」という心配材料がモロにレースでも出ていた印象。
注目に値は△レッドアンシェルの内容。
牝馬の休み明けはまだ買えるレースでも、牡馬は全く買えない状況で見どころ十分だったとみている。
今回の乗り替わりもそうプラスは無かったと思っているし、その中で最後まで良く伸びていたと思う。
稍重馬場に、さらに輪をかけて直前にひと雨の恩恵は働いていたと思うが、これで(前走の大敗は気にせず)まだ重賞で一発なら狙えるかという感じ。