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――21年とは質が違う瞬発戦決着に。
京成杯 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 京成杯 2022
レース全体のふり返り
京成杯 2022 各馬ふり返り 予想と結果
◎ヴェールランス、◯フジマサフリーダム、▲テンダンスを結構自信をもって狙った根拠も、△オニャンコポンを割り引いた根拠も、そもそも平坦戦決着を描いてのこと。
最大の敗因がそこ(瞬発戦決着)にある、そういう2年連続での結果となった。
まだ取り上げなかったですが、猫(#オニャンコポン)は前走時も指摘したように言わずもがな。https://t.co/kSK0zdpmQJ #競馬予想 #京成杯 #アライバル #テンダンス #ホウオウプレミア #ヴェールランス #ロジハービン
— ホネさん (@yosounohone) 2022年1月13日
ヴェールランス
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡14着
前走で荒れた内を通って好パフォーマンスだったので、少し荒れてきたこの日の馬場も難なくこなしてくると思って期待したが。
しかも、コーナーでは適度に外を回っての3列目からと良い形で直線に入ることが出来た中で、直線半ばで手応えを無くしてやめて終了。
前走がレコード駆けだったこと、初の関東圏への長距離輸送でもあったこと、などから疲れがあったか。次は、挽回必至だろう。 ☆次走注目馬☆
フジマサフリーダム
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡9着
初戦での△ロジハービンとの内容をものさしにすれば差が開き過ぎなところは否めないのだが、内で窮屈になりながらの競馬で、勝ち馬のみならずその2着ロジハービンら含め、上位勢はほとんどみなラストは3分どころより外を伸びてきた組だったことを思えば仕方のないところか。
初戦でロジハービンと同等以上の評価を与えた馬だけに、今回の同馬と同等かそれ以上のパフォーマンス(重賞好走級)を、次のデビュー3戦目で期待したい。 ☆次走注目馬☆
テンダンス
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡5着
またしても瞬発戦に苦しむ格好に。狭い内を割って3列目から抜け出し、3着を確保しようと伸びてきたが、最も伸びる3分どころを通った3~4着馬に交わされての5着。
このペースでも、序盤から結構なだめるのに苦労しながらになっていて、それにより位置取り悪く、加えて横位置も悪く......。
インを選ぶことになったのは、これまでが全て内枠から最後ラチを頼っての形しかやっていなかったあたりもあるかもしれないが。
いずれにしても何から何まで裏目に出ていて、事実前走東スポ杯2歳S以下のパフォーマンスに終わっていた。
掛かってでも外2列目で悠々と走らせていたほうが、今回一戦だけに限って言えば好結果が得られたかもしれないとみていて、鞍上がフイにしたところが大きい印象。
もっとも、先のある馬(おそらく)だけに、それをやって掛かり癖が酷くなるのもどうかと思うので、将来の期待の表れと受け止めたいこの敗戦内容。
オニャンコポン
予想➡➡➡△
結果➡➡➡1着
今日のポイントは、ラストで1馬身1/4差をつけたこと、中団から差しての勝利だったこと。
さすがに、初戦11.2-11.1、2戦目2F22.6を勝ち切っているだけのことはあり、いい瞬発力がある。
その意味で、2着馬同様に、道中緩んで8F目まで12秒台で推移してくれたのは良かったか。
前受けしたホープフルSで2分1秒7でまとめられていただけに、このレベルのところでは楽だったという印象。
まさかのエイシンフラッシュ産駒JRA重賞初Vがこの馬⁉︎ という感だが、普通にキレるし強い。
恐らく、府中の12.4 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 11.9とかの直線で長く速く脚を使うシーンで馬脚を露すだろうが、能力発揮なら普通に重賞級。
ただ、クラシックでは、イクイノックス、キラーアビリティといったところがいるわけで、ここでこのくらいの勝ち方ではまだまだ及ばない。
ロジハービン
予想➡➡➡△
結果➡➡➡2着
緩まない持久質展開では、前との差を詰めきるのに苦労するとみたこの8枠入りだったが……。
後方3〜4番手からの1コーナーの入りから、3コーナーに掛けて押し上げ、その後も大外を回って進出して、直線半ばでは一時単独先頭の競馬。
4コーナーで急加速が入るところで最もいい伸びを見せていたのがこの馬で、ここ2戦がそうだったように小回りで良い瞬発力がある。
まだ見ぬ、府中など長い直線での上り勝負でも通用するようなら、先々までOP級の活躍が楽しみ(もちろん、緩めばまず皐月賞も楽しみある)。
ヴェローナシチー 他
4着アライバルはまあアレ(どうせ下馬評は大きく下げないだろうが、その実今日のパフォーマンスは結構不甲斐ない)として、それ以上にゴール前で伸びて3着してみせたヴェローナシチーは、相当スタミナがありそう。
鞍上も素晴らしい直線での判断、切り替えもあっての好走だったが、調教良く状態面も上々だったこと、前走タフな6回8日目の阪神芝でラスト13.1を要す展開を上り36.3秒(最速)で勝ち切っていたようにレース質にもマッチした様子。
皐月賞は忙しくなるであろうことや、上位との力差を埋めるには短期間過ぎるかもしれないが、秋(菊花賞)は面白い。
あとは、素質と自分の分だけパフォーマンスを伸ばしてきたという意味で、トゥーサンにも注目しておきたい。
左に張りながら、この日はどうあってもノーチャンスの形で回ってきただけの競馬でも、終いの伸びには光るところがあった。
文字通り、素質には(2勝、3勝と)期待できそうで、ガラリと条件を替えても良さそう。