競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【富士ステークス 2024 レース回顧・結果】あまりに肩透かし

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富士S 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ジュンブロッサム 1:32.1 33.1
2 ソウルラッシュ 1:32.2 33.3
3 ロジリオン 1:32.4 33.8
4 セリフォス 1:32.5 33.4
5 バルサムノート 1:32.6 34.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 紫富士S 2024

 

10/19 富士S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比-1.0秒/1000m を超えてくるレベル、バイアスに関しては中ほどベストではあるものの内も外も極端なところはない状態

 

この日の馬場で前半1000m通過58.1秒ならハッキリとスローで、12.0 - 11.5 - 11.2 - 11.3の前残り瞬発戦となった

 

レース上り34秒0も特筆するようなものではないことから、メンバーレベルが高かった割にG2平均に到達しなかった一戦=前哨戦として負荷が軽かった一戦とみておきたい

 

 

 

富士S 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

レッドモンレーヴ

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

△エアロロノアの(去勢明け3戦目での)馬体重が490キロと思ったより戻せていないことを確認し、平坦戦になる率は低めも消去法的にこの馬に託したが……。

案の定な、前半スローに、後半も持久質ラップではなく急加速を伴う苦手とする展開に。

上り最速の32.6秒は強烈な値ではあるが、こうも前残りな凡戦決着では出る幕なしで当然だった。

 

 

◯セリフォス / ☆ソウルラッシュ / ジュンブロッサム

◯セリフォス(4着)は、スローからの瞬発力勝負ならこちらという存在だったが、凡戦の0.4秒差と不甲斐ない結果。

ただ、鞍上も指摘していたが、今日はハッキリと序盤に掛かってしまった。これだけ、敗因が明らかでれば、あとはメンツ(後半の流れ)次第で、マイルCSも同じように「瞬発力勝負ならこの馬」と期待がかけられそう。

 

一方の、☆ソウルラッシュ(2着)は、叩き良化とは真逆に近い休み明けMAX型であることから本来微妙だが、それでもこの瞬発戦を上り33.3秒にまとめての好走なので立派と言えば立派。

とはいえ、6歳馬でもあり、その不得手な流れだったことを加味しても、そろそろG1でも安定勢力というのは難しいかもしれない。

今日のパフォーマンスとは別の総合的な見解では、まだ出し切った時のセリフォスにはチャンスがあるが、こちらは厳しいかもしれないとの判定に。

 

勝ち切ったジュンブロッサムは、スタートを決められて、前がこの水準なら差し切れて当然という感じ。

特に、評価は変わらず、正にG3級の馬といった感じ。