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――9Rを終えて、もっと「前へ前へ(内へ内へ)」になるとみたが……。
関屋記念 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 関屋記念 2024
レース全体のふり返り
関屋記念 2024 各馬ふり返り 予想と結果
コレペティトール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡16着
中団インから最後まで枠を生かして乗られたが、全くの不発に終わる。
そもそも、当初狙いの中心だったトゥードジボンを下げていたように、騎手心理的前崩れ決着を想定しての狙いだけに、同馬がお誂え向き展開で勝ち切ってしまっていては……というところ。
ちなみに、(時期的にも)馬場も、そして前傾戦の流れも今日とは真逆と言っていい状況で勝ち切ったのがこの馬の京都金杯Vであり、当時負けるべくして負けたのがトゥードジボンで、そういう狙いだったというのが全て。
トゥードジボン
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡1着
「溜めて(瞬発戦を)高速上りにして強みを発揮するタイプだけに、このレースが合ってもいい」の通りのレースが出来たので、このレベルでの逃げ切りVはまあ当然。
おそらく、適性はハッキリしていて、前傾の上りの掛かったところを克服してくるようなら……と今後を描くのはご法度なタイプだろうが、その代わりに高速上り戦でキレ負けしない稀代のクセ逃げ馬として活躍を続けていってほしい。
他では、ジュンブロッサム(3着)もサンライズロナウド(6着)も、当然弱くない競馬。
ともに、距離適性や折り合いからくるその主に前半の位置取り難から逃れられない運命を背負いつつもよくやっている。
ただ、全国民がそう見る((笑))であろう割には、その水準は平凡であり評価バランスを取るのがしばらく難しいことになっていきそう。
それならということで、▲サクラトゥジュール(13頭)をこのレースの注目株としておきたい。
もとより気難しいタイプで、佐々木騎手のテン乗りの場面で実際に掛かってしまってもいた。
当日見立てたとおりの、先行プレッシャーが高まって持久力勝負に持ち込まれれば別として、この極度の上り戦というのも不向きだった。