競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【関屋記念 2024 レース回顧・結果】どストレートに前残り

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関屋記念 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 トゥードジボン 1:32.9 33.3
2 ディオ 1:33.1 33.2
3 ジュンブロッサム 1:33.2 32.5
4 ロジリオン 1:33.3 33.1
5 プレサージュリフト 1:33.3 33.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 関屋記念 2024

 

8/11 関屋記念 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比-0.7秒/1000mあたりで、直線3分どころまでのインがまだハッキリ有利な状況を維持

 

前半1000m通過59.6秒は実質未勝利戦近辺のどスローで、全体は評価ラインには到底及ばず

 

それでも、上り11.2 - 10.9 - 11.2は悪くなく、その後半水準だけをもって平均的なG3Vラインで決まったという一戦

 

 

 

関屋記念 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

コレペティトール

予想➡➡➡

結果➡➡➡16着

中団インから最後まで枠を生かして乗られたが、全くの不発に終わる。

そもそも、当初狙いの中心だったトゥードジボンを下げていたように、騎手心理的前崩れ決着を想定しての狙いだけに、同馬がお誂え向き展開で勝ち切ってしまっていては……というところ。

ちなみに、(時期的にも)馬場も、そして前傾戦の流れも今日とは真逆と言っていい状況で勝ち切ったのがこの馬の京都金杯Vであり、当時負けるべくして負けたのがトゥードジボンで、そういう狙いだったというのが全て。

 

 

トゥードジボン

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

「溜めて(瞬発戦を)高速上りにして強みを発揮するタイプだけに、このレースが合ってもいい」の通りのレースが出来たので、このレベルでの逃げ切りVはまあ当然。

おそらく、適性はハッキリしていて、前傾の上りの掛かったところを克服してくるようなら……と今後を描くのはご法度なタイプだろうが、その代わりに高速上り戦でキレ負けしない稀代のクセ逃げ馬として活躍を続けていってほしい。

 

 

他では、ジュンブロッサム(3着)もサンライズロナウド(6着)も、当然弱くない競馬。

ともに、距離適性や折り合いからくるその主に前半の位置取り難から逃れられない運命を背負いつつもよくやっている。

ただ、全国民がそう見る((笑))であろう割には、その水準は平凡であり評価バランスを取るのがしばらく難しいことになっていきそう。

それならということで、▲サクラトゥジュール(13頭)をこのレースの注目株としておきたい。

もとより気難しいタイプで、佐々木騎手のテン乗りの場面で実際に掛かってしまってもいた。

当日見立てたとおりの、先行プレッシャーが高まって持久力勝負に持ち込まれれば別として、この極度の上り戦というのも不向きだった。